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- 00月00日生 00歳
- AAA000000
猫様ゲーム！ ３匹目
【猫様ゲーム３匹目、開幕！】
「いやー！ 揃ったなー今回も！」
旧市街の片隅にででんと横たわる、カラオケボックス『ＢＵＳＡＮＥＫＯ』にて繰り広げられるアレでナニなゲームについては、ある種の恐怖、あるいは悦楽を象徴するものとして語られつつあるのかもしれません。
その証明とでも言えましょうか、今日も今日とてヨエコさんこと千倉 四重子はにまにまにんまり、大変に良いお顔で、集まった不幸な面々をぐるりと見回すのでした。
「うーん、いずれ劣らぬブサイク揃い！ これはあたしも腕の振るい甲斐があるってもんだー、ふははー♪」
「おいドチビ。浸ってないでさっさと始めろ」
もはや常連。猫様ゲーム皆勤賞、何だかんだで女王様スタイルを楽しんでいたりする獅子目 悠月は、ソファにどかんと腰かけまして、腕組み。ニヤリと笑いながら、すらりと長い脚を組み替えたりしております。
「フフフ。今回も子猫たちの悶え苦しむ様を、せいぜい楽しませてもらおうか」
「ふーん……俺は、獅子目がそうなるのが楽しみだけど、な……？」
喧嘩するほどなんとやら、ちょっぴりツンツンな来島 アカリも２回目の参戦となりましたけれど、彼はどちらかというとヒドイ目に会い倒していたもので、その表情は何とも微妙であります。
同じく再戦となる新田 亮と千歳飴 楓子の反応は、一見正反対です。
「またこのゲームをやらなければいけないのか……？ 子猫にきつい命令を強いるのは、正直心苦しいんだが……」
「そうか？ 楓子はもう一度参加できてとても嬉しいよ。今回はなつ氏もいることだし」
ふふふ……と意味ありげな楓子の視線の先には、幼馴染の立花 なつの姿がありました。楓子的には、彼も巻き込み前回のような混乱・混沌が巻き起こることへ大いに期待しての視線でしたけれど、
「良く分かんないけど、女の子も何人かいるし、かーちゃんもいるし♪ せっかくだから、楽しまないとね～」
当のなつ氏は、大好きな幼馴染の好意に満ちた眼差しと脳内解釈して、にこにこ人の良い笑みを浮かべました。
そしてそんな彼らをこれより襲う苦悶を想像してか、亮は渋い表情を浮かべながらに、
（くくくっ。さあて、お前らの泣き顔を存分に楽しませてもらうぜ……？）
内心どす黒いことを考えていたりするのでした……ああ、神魂ってこわい！
とまぁそんなわけでして、今回もカラオケルームには、大迷惑な主催者ヨエコさんの半ば強制的招集に応じた勇者たち10名が顔を揃え、ある人はやる気十分、ある人はおっかなびっくりに開始の声を待っております。
今回は男女比がやや偏りを見せ、女性陣は楓子とトワ・E・ライトフェロゥ、仙藤 紫の３名です。
天真爛漫、暴走迷子娘なトワは、そんないつもの元気はちょっぴり控えめ気味。借りてきた猫とでも言いましょうか、もちろんこれも神魂の影響でしょうけれど、何だかおとなしめにちょこんっとソファへ腰かけています。
「『猫様ゲーム』ってなんデス？ トワも楽しむナラするデスヨー！ ……と、思っていた時期がトワにもあるまシタ……」
「強引に、一方的に連れてこられたのだもの。楽しめと言われてもね……」
イヤな予感をびびびと感じ取ったものか、不安な声をぽつりと漏らしたトワに、紫も少々不満顔。街中を歩いていたところ、有無も言わせずぐいぐいと引っ張られるままにこの部屋へ放りこまれてしまったもので、無理もありません。
一方、倉前 七瀬、如月 蘇芳、鎌八 まもるの新規男性陣はといいますと、
「猫様ゲームですか。なんかわからんですが、楽しそうですねー」
「まぁ、俺はゲームには興味ないけど。ふうん……人に命令できるんだ？ それはとても、楽しめそうだね」
七瀬はとぼけたマイペース、蘇芳は早くも趣旨を読み取ってか、にこにこ。前向きです。
まもるにいたっては、
「よーしみんな、ノリノリで楽しんでいこうぜ！ むしろ、楽しんでいこうＺー！！」
やる気マンマン！
「おーゴミムシどもー、うるさいぞー、そろそろ黙れなー。楽しい楽しい猫様ゲームの時間だぞー！」
早くも十人十色な反応を見せる彼らの注目を、ヨエコさんはぱんぱんっと手を叩いて集めまして、
「まー所かまわずわめきたくなるのも、分からんでもないけどなー。何せお前たちはなー、猫様ゲームのプレイヤーという、１００億人に１人の幸運に選ばれたんだからなー！ 地を這うゾウリムシごときにはとても信じられないことかもしれんけどなー、これは現実だぞー？ そろそろ目ー覚ましてシャキっとしろなー」
厚顔不遜にエライ数字を口走りつつ、び！ と参加者の皆々さまへ指を突きつけ、言い放つのでした。
「あたしは夢の中にいる美少女じゃない、ちゃーんとお前たちの目の前にいる、リアル美少女なんだからなー？ まー安心しろなークズどもー、あたしがこのゲームでなー、お前たちの肥溜めみたいなへっぽこ人生から少しはすくい上げてやるからなー！ この！ あたしが！ と、いうわけでーっ」
「『猫様ゲーム』！ 始めるＺーーー！！」
「あっこら、あたしのセリフだぞそれー！？ まったくようー、身の程をわきまえないゴミクズがようー、あたしを差し置いて目立ちやがってようー……！」
ぶつくさ言う主催者はさておき、そんなわけで今回も、カオスなゲームの開始です！
ひとたび始まってしまったら、全員の命令をキッチリとこなすまで、逃げることはかないません。果たして彼らは、無事に戦い抜くことができるでしょうか……！？
「いやー！ 揃ったなー今回も！」
旧市街の片隅にででんと横たわる、カラオケボックス『ＢＵＳＡＮＥＫＯ』にて繰り広げられるアレでナニなゲームについては、ある種の恐怖、あるいは悦楽を象徴するものとして語られつつあるのかもしれません。
その証明とでも言えましょうか、今日も今日とてヨエコさんこと千倉 四重子はにまにまにんまり、大変に良いお顔で、集まった不幸な面々をぐるりと見回すのでした。
「うーん、いずれ劣らぬブサイク揃い！ これはあたしも腕の振るい甲斐があるってもんだー、ふははー♪」
「おいドチビ。浸ってないでさっさと始めろ」
もはや常連。猫様ゲーム皆勤賞、何だかんだで女王様スタイルを楽しんでいたりする獅子目 悠月は、ソファにどかんと腰かけまして、腕組み。ニヤリと笑いながら、すらりと長い脚を組み替えたりしております。
「フフフ。今回も子猫たちの悶え苦しむ様を、せいぜい楽しませてもらおうか」
「ふーん……俺は、獅子目がそうなるのが楽しみだけど、な……？」
喧嘩するほどなんとやら、ちょっぴりツンツンな来島 アカリも２回目の参戦となりましたけれど、彼はどちらかというとヒドイ目に会い倒していたもので、その表情は何とも微妙であります。
同じく再戦となる新田 亮と千歳飴 楓子の反応は、一見正反対です。
「またこのゲームをやらなければいけないのか……？ 子猫にきつい命令を強いるのは、正直心苦しいんだが……」
「そうか？ 楓子はもう一度参加できてとても嬉しいよ。今回はなつ氏もいることだし」
ふふふ……と意味ありげな楓子の視線の先には、幼馴染の立花 なつの姿がありました。楓子的には、彼も巻き込み前回のような混乱・混沌が巻き起こることへ大いに期待しての視線でしたけれど、
「良く分かんないけど、女の子も何人かいるし、かーちゃんもいるし♪ せっかくだから、楽しまないとね～」
当のなつ氏は、大好きな幼馴染の好意に満ちた眼差しと脳内解釈して、にこにこ人の良い笑みを浮かべました。
そしてそんな彼らをこれより襲う苦悶を想像してか、亮は渋い表情を浮かべながらに、
（くくくっ。さあて、お前らの泣き顔を存分に楽しませてもらうぜ……？）
内心どす黒いことを考えていたりするのでした……ああ、神魂ってこわい！
とまぁそんなわけでして、今回もカラオケルームには、大迷惑な主催者ヨエコさんの半ば強制的招集に応じた勇者たち10名が顔を揃え、ある人はやる気十分、ある人はおっかなびっくりに開始の声を待っております。
今回は男女比がやや偏りを見せ、女性陣は楓子とトワ・E・ライトフェロゥ、仙藤 紫の３名です。
天真爛漫、暴走迷子娘なトワは、そんないつもの元気はちょっぴり控えめ気味。借りてきた猫とでも言いましょうか、もちろんこれも神魂の影響でしょうけれど、何だかおとなしめにちょこんっとソファへ腰かけています。
「『猫様ゲーム』ってなんデス？ トワも楽しむナラするデスヨー！ ……と、思っていた時期がトワにもあるまシタ……」
「強引に、一方的に連れてこられたのだもの。楽しめと言われてもね……」
イヤな予感をびびびと感じ取ったものか、不安な声をぽつりと漏らしたトワに、紫も少々不満顔。街中を歩いていたところ、有無も言わせずぐいぐいと引っ張られるままにこの部屋へ放りこまれてしまったもので、無理もありません。
一方、倉前 七瀬、如月 蘇芳、鎌八 まもるの新規男性陣はといいますと、
「猫様ゲームですか。なんかわからんですが、楽しそうですねー」
「まぁ、俺はゲームには興味ないけど。ふうん……人に命令できるんだ？ それはとても、楽しめそうだね」
七瀬はとぼけたマイペース、蘇芳は早くも趣旨を読み取ってか、にこにこ。前向きです。
まもるにいたっては、
「よーしみんな、ノリノリで楽しんでいこうぜ！ むしろ、楽しんでいこうＺー！！」
やる気マンマン！
「おーゴミムシどもー、うるさいぞー、そろそろ黙れなー。楽しい楽しい猫様ゲームの時間だぞー！」
早くも十人十色な反応を見せる彼らの注目を、ヨエコさんはぱんぱんっと手を叩いて集めまして、
「まー所かまわずわめきたくなるのも、分からんでもないけどなー。何せお前たちはなー、猫様ゲームのプレイヤーという、１００億人に１人の幸運に選ばれたんだからなー！ 地を這うゾウリムシごときにはとても信じられないことかもしれんけどなー、これは現実だぞー？ そろそろ目ー覚ましてシャキっとしろなー」
厚顔不遜にエライ数字を口走りつつ、び！ と参加者の皆々さまへ指を突きつけ、言い放つのでした。
「あたしは夢の中にいる美少女じゃない、ちゃーんとお前たちの目の前にいる、リアル美少女なんだからなー？ まー安心しろなークズどもー、あたしがこのゲームでなー、お前たちの肥溜めみたいなへっぽこ人生から少しはすくい上げてやるからなー！ この！ あたしが！ と、いうわけでーっ」
「あっこら、あたしのセリフだぞそれー！？ まったくようー、身の程をわきまえないゴミクズがようー、あたしを差し置いて目立ちやがってようー……！」
ぶつくさ言う主催者はさておき、そんなわけで今回も、カオスなゲームの開始です！
ひとたび始まってしまったら、全員の命令をキッチリとこなすまで、逃げることはかないません。果たして彼らは、無事に戦い抜くことができるでしょうか……！？
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2017年02月28日
- 参加申し込みの期限
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- 2017年03月07日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2017年03月07日 11時00分
