【第１ゲーム】

【親猫決定ダイス！】１回目
※以下、サイコロの結果はこちらからどうぞ



親猫：来島 アカリ
　前回の猫様ゲームでは、冒頭からなかなかのダメージを負ってしまったアカリきゅん。いえアカリくん。
　今回もまたトップバッターでの登場ということでして、いやがおうにも期待は高まりじゃなかった、はてさて彼はどうなってしまうのでしょうか！
「無事に、終わらせるために……頑張る、ぞっ」
　そんなアカリくんはきゅっと両手を握って、健気に決意します。
　本日、彼が荒ぶる神魂によって与えられた役回りは、ピュア枠。もともとピュアッピュアな気がちょっとこうしなくもないわけですけれど、ともかく彼のおめめはきらきらと輝いて、前向きにゲームをこなすつもりであります。
「みんなで協力して、頑張ろう……な？　俺にできることなら、何でもするから、さ？」
「ん？　今何でもするって言ったかー？」
　ぎらり！　そんなアカリきゅ、くんのピュアっぷりへつけこむように光を放つ、ヨエコさんの瞳。両手をわきわきとさせながら、
「そんじゃあ何をしてもらうかなー。あんなことや、こんなことや……ふ、フフフ」
「……？　うん、千倉も一緒に、頑張ろう……な」
　純粋無垢なアカリくん、気をつけて！　その人はゼッタイ、何か違うこと考えてますから！　たぶん君が思いつかないような、エッチなこととか考えてますから……！

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親猫：来島 アカリの命令

『二人で恋愛系の台本の読み合わせをしろ』！

アカリ「むー……やっぱり、その……き、キスっ、とかは……可哀想だもん、な？　このくらいの命令なら、いいんじゃねーかな……？」



【マッチングダイス！】１回目

子猫Ａ：仙藤 紫「いきなり私なの？　まぁ、退屈はせずに済みそうね」
子猫Ｂ：トワ・E・ライトフェロゥ「oh……トワがやるんデス？　おてやーらかにお願いしたいデス……」



紫：「恋愛系の台本を読むのね。相手が女の子なのは……気負わずにできて良かったのかしら、どうなのかしらこれ」
トワ：「レンアイデスカー。そもそも好きなヒトーにゼンゼン気づいてもらえてないトワには、big hurdleデスヨ……？」
紫：「そうなの？　でも、ここまで来たらやるしかないわ。一緒に頑張りましょう？」
トワ：「わ、分かりマシタ……！　それで、肝心の台本はどこにあるデス？　どこにも見当たらないデスヨー」
アカリ「大丈夫……これは、猫様ゲームだぞ？」



　もちろん命令に必要なものなら、たとえ欲しくないと思っても手に入るのが猫様ゲーム。
　しゅばば！　アカリとヨエコさんの手にはいつの間にやら、何冊もの台本が！　しかも実に色んなシチュエーションを想定した、何ともバリエーション豊かなラインナップとなっております。
「ふふふ、お前も分かってきたなー猫様ゲームってものが！　無駄にエロい顔してないんだなーこの天然エロ坊主めー」
「？？　えろ……？」
「よーしじゃあお前たちー、こん中からお前たちにふさわしい台本を、あたしが選んでやるからなー！」
　ピュアピュアで良く分かってないアカリくんを置いてけぼりに、ヨエコさんは毎度のごとく勝手なことを仰いました。
「……自分では選べないのね」
「トワは不安でいっぱいデス……」



【猫様ダイス！】01

○どんな役をやる？（＋役に合わせて衣装チェンジ）

１：学園一のイケメン子猫Ａが、学園のアイドル子猫Ｂに壁ドン
２：学園一のイケメン子猫Ｂが、学園のアイドル子猫Ａに壁ドン
３：ドＳご主人さまな子猫Ａが、メイドの子猫Ｂを言葉攻め
４：ドＳご主人さまな子猫Ｂが、メイドの子猫Ａを言葉攻め
５：ナースな子猫ＡＢのいけない診察タイム

６：ひとり寂しく海へやってきた親猫に一目惚れしてしまった子猫ＡＢ猫様の修羅場



紫（ミニスカナース）「……何これ？　同性カップルってこと？」
トワ（ミニスカナース）「ヤヤマニアックなところに刺さったデス……！」
紫（ミニスカナース）「まぁどっちみち女同士だし、いいんだけど……それより私たち、いつの間に着替えさせられたのかしら」
トワ（ミニスカナース）「しかもやけにスカートが短い！　コレ、誰の趣味デスカ？」



　アカリくんはお顔を真っ赤にして、
「わ、わっ……」
　とか言いながら手で顔を覆ってピュアっぽい反応を見せ、ヨエコさんはそれを眺めてご満悦。
　親猫を弄るゲームでは無かった気がしつつ、もちろん子猫のおふたりにもバッチリ、試練は用意されているのです。
「さー、モテないお前たちブスどもが生まれ変わるのにふさわしい、とっておきの台本を用意してやったからなー。張り切っていけー！」
「……はぁ。仕方がないわね。やりましょうか、ライトフェロゥさん」
「は、ハズカシーデスけど……よろしくお願いするマス、ユカリ……！」
　そんなわけで、白衣の天使（ミニスカ）に大変身した紫とトワは、観客たちを前に体当たりの演技を披露！

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＜らっかみ！愛の劇場　『熱情のコードブルー　～私はあなたに心不全～』＞
紫（ミニスカナース）「さあ愛美さん、さっそくあなたのプライマリーケアを始めるわよ。ペインスケールをムンテラしてごらんなさい？」

トワ（ミニスカナース）「ああっ、涼子お姉サマ……！　お姉サマのことを考えると、私のヘルツは急性期を飛び越えてターミナル期へ、タキってアレストしてしまいそう……」

紫（ミニスカナース）「ふふ、私の可愛いクランケさん。心配しないで、私があなたのクロナゼパムよ。安心してインフォームドコンセントを受け入れるの」

トワ（ミニスカナース）「ああっお姉サマ、私のクロルプロマジン……！　お姉サマにアドミッションさせて、私をコーピングして……！」

紫（ミニスカナース）「よくってよ。セデーションしてしまうくらいに……ね」

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紫（ミニスカナース）「ちょっと……ちょっと待って。待って」
ヨエコ「おーいなんだブサイクー、良いとこなのに！　ちゃんとやれなーまったく、演技のひとつもまともにできん単細胞生物がようー」
トワ（ミニスカナース）「この台本、誰が書いたデス……？」
ヨエコ「おー、気になるかー？　やっぱ気になっちゃうかー？　ふふふー。この傑作はなー、あたしが書いたんだ！　すごいだろー、これはネコデミー脚本賞ものだなー！　映画会社からオファーが来ちゃうかもしれんなー、ぐふふふ」
アカリ「へぇぇ……！　千倉って結構、すげーんだ……な？」
紫（ミニスカナース）「騙されてるわよあなた、絶対これネットで調べたそれっぽい単語並べただけでしょ」
トワ（ミニスカナース）「purepureすぎるアカリのショーライが不安になるマスネ」

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紫（ミニスカナース）「愛美さん。あなたの患部はどこかしら？　腕？　脚？　そ・れ・と・も……」

トワ（ミニスカナース）「ヘルツのバイタルがドキドキして、アネミーしてしまいそうで……涼子お姉サマを見つめているだけで、熱発もアラートして……ああ、私はもう、アプネアってしまいそう……」

紫（ミニスカナース）「それはいけないわね。ＣＰＡする前に私のベンチレーターをインチュベーションして、サクションしなければ。スタンダードプリコーションのために、２人っきりで……ね」

トワ（ミニスカナース）「ああっお姉サマ、イアトロジェニックにフィジカルアセスメントして……！」

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仙藤 紫とトワ・E・ライトフェロゥは、
来島 アカリの命令『二人で恋愛系の台本の読み合わせをしろ』
を達成しました。


紫（ミニスカナース）「……ここから先は、ちょっと口に出しては読めないわね。らっ倫的に」
トワ（ミニスカナース）「It's a very dirty talk！　ぴゃぁぁ～～～///」