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● 水族館~想い出のデート
初デートが寄生虫館で絶望という者もいるが、はじめて一緒に出掛けた日のことをソーダ水のように煌めく想い出として記憶しているカップルも、当然ながら少なくない。
畑生 言嗣
と
浮舟 久雨
は、その好例である。
「
初めてふたりで回ったのも水族館だったな
。憶えているか?」
「あぁ、勿論だとも。あの時も君は愛らしかったよ」
ゴールデンウィークのことだから、あれから10ヵ月近く経つことになる。あの頃はまだ、恋人ではなかった。月日を経て今日、恋人としてふたたび水族館を訪れ、海月が漂う水槽を二人並んで眺めている。そのことが、久雨の心に不思議な感慨を齎す。
「私にとっては久雨君と初めてのデートになる。ふふ、少ししか経っていないのに懐かしいものだね」
言嗣は本気とも冗談とも取れぬ口調でくすくす笑った。久雨はそれに、律儀に頷いた。
「そうだ。私にとっては、生まれて初めて水族館に行った日でもあった。あの頃は、貴様の言動も何処までが本気か判らなかったな」
「そうだろうか? 私はいつだって本気だよ。君を想う言葉に、一度だって嘘を交えた事などないのだから」
言嗣は飄々と言ってのける。
そういうところが嘘くさいのだと、頬を膨らましかけたが、途中で久雨の怒りは解けた。
「今は……何でも良いと思っている」
彼が本気か否かが大事なのではないと気づいたのだ。
胸に手を当てる。自分の、この想いは本物だという確信がある。
「つまり、それほど私は……」
……色々な想いが混ざりあって、言葉に詰まる。
言嗣は黙って久雨の言葉を待った。
大きな海月がゆっくりと目の前を行き過ぎる。スカートのひだのように触手が広がり、また窄まる。
「――言嗣」
久雨の言葉は、雨の一粒のような小さな囁きとなって落とされた。
身を翻し、水槽を背にする。
蒼の世界に溶けるような笑みで。
「また来ような」
言嗣は普段通りに……しかし微笑みながら「是非とも」と返した。
◇
展示をゆっくり楽しんだ後、水族館を出た
曖浜 瑠樹
は、夕焼けに大きく伸びをした。
「あー、楽しかったぁ!」
手の中には、白いうさぎのキャンディがふたつ。
「サンマさんもマンボウくんも、次会った時にプレゼントできるように……今度、何か作ろうかなぁ?」
少年は大きく息を吸って「うん」と頷く。
歩き出す。足取り軽く。家に帰ろう。
もうすぐ街のライトアップも始まる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
1000人
参加キャラクター数
42人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年02月25日
参加申し込みの期限
2017年03月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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