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「そう言えば御剣さんは、自宅にシェフをお呼びして食事する派? それともレストランを貸しきる派?」
白身魚のフライにレモンと、ホテル自慢のセミドライトマトを添えて。
弘明寺 能美子
は傍らの
御剣 刀
に問う。
「は?」
突拍子も無い能美子の言葉に、硬直した刀の皿には男らしく肉類が目立つ。
炭火で焼いた厚切りのベーコンに、ソーセージ。フワフワのオムレツ。スパイスの利いたキーマカレー。
和食もあるけれど、若い彼らの手が伸びるのは、どうしてもそちら。
檸檬が苦しくなる程、食べてしまったのも頷ける美味しさで、際限なく取りに来てしまう。
「弘明寺が凄い事を言っている……シェフ? レストラン貸し切り? いやいやいや、俺は自炊だよ」
「まあ、自分でお作りになるの? 見かけによらず拘り派なのね」
「えー、あー……」
ポンと月詠に背中を叩かれた。
「よう、旅鴉もここで食事か?」
「ああ。まあ、頑張ってくれ」
くすくす笑いながら、月詠は去っていった。
「……どうも……ん? 弘明寺の魚、変な葉っぱがついてるぞ? どこから飛んできたんだ?」
「これはディルよ、香草の一種。御剣さん、ひょっとして私をからかっているの?」
また軽く睨まれた。
それでも、その語調がきつくはなかった事に、刀は不思議な居心地の良さを感じていた。
「料理のお持ち帰りは、皆が食べ終わってからにしたらどうかな? 僕も一緒に聞いてあげるからさ」
「天野ちゃん、ありがとなのだー♪ よろしくお願いするのだ」
タッパー持参の
後木 真央
は、バジルのパスタを口に運ぶ。
「ほとんどのものが、自家製なんだな。食材も新鮮だし、料理も手が込んでる。これなら人気も頷ける」
修は食べやすくカットされた、新鮮野菜をバーニャカウダに浸して口に入れる。
これが素朴ながら予想外に美味しく、気付けばこればかり食べてしまった。
天野は料理を一つ一つメモして、今後に役立てるつもりらしい。
そんな彼の皿は肉類が苦手なため、サンドや果物が並ぶ。
「こんなに種類が多いなんて、思わなかったよ……紫の何これ?」
「葡萄じゃないのだ?」
「アレルギー物質なら、表示があったようだが。書いてなかったか?」
「おー、皆食ってるー?」
薬のお陰で鮮やかに復活した檸檬は、最後の詰め込みにかかっている。
「!! お腹ポンポコ凄いのだ! 真央ちゃんも負けられないのだ」
真央は特に選ばず、端からお皿に乗せていく。もう色々混ざりすぎて、何が何だかわからない。
「まさに渾然一体だな」
流石の月詠も、真央の皿はスケッチしなかった。
「うわあー、何だソレ!? 俺も負けられねえ!!」
「おいおい、どうなっても知らんぞ!」
留まる事を知らない檸檬と真央の食欲に、ゆったりボルドーワインを楽しんでいた
毒島 柘榴
が肩をすくめた。
そうして食事会も終わり、真央は腐りにくい物だけ、その日のうちに食べるという約束で、余った料理をお持ち帰りさせてもらう事になった。菓子類はスタッフが、綺麗に折り詰めにしてくれた。
「さすが一流なのだ、サービスも一流なのだ♪」
「うわ、タッパー持ってくれば良かった……」
ジニー・劉
のジト目に、真央はタッパーを一つ差し出した。
「え、貰っていいのかよ……?」
「あげるのだ、どうぞなのだ! うちには鶏さんもいるし、猫鳴館にはこの位でとやかく言う人はいないのだ」
にんまり笑う真央から、ジニーはおずおずとタッパーを受け取り、小さく礼を言った。
ちなみに、檸檬はこの頃すでに、やり遂げた顔で撃沈していた。
「よーし、真央ちゃんも2回戦開始なのだ!」
「後木、本当にまだ食べるのか……?」
真央が拳を突き上げて、修は呆れ顔。
「お次は別腹の、スイーツなのだ♪」
2時間後。
「もぉ駄目……真央ちゃん、もぉ駄目……。食い倒れ、なのだー……」
お腹ぱんぱんで、仰け反りそうになる真央の手を引いて、重い荷物を手にバスに乗る天野の姿があった。
「天野ちゃん、そーっとそーっと、なのだ……」
「言わんこっちゃない、幾らなんでも食べすぎだぞ? 何か、酔っ払い介抱してる気分だよ」
「……おやつ……皆喜ぶのだ……」
苦しげな息の下でも、笑顔で呟く真央に、天野はつられてくすりと笑った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月14日
参加申し込みの期限
2013年08月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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