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【期末テスト】赤点?満点??春風、四日間の死線<物語編>
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●お勉強しましょ、英語も保健も
星ヶ丘寮の自室にて、
添木 牡丹
はいそいそと紅茶やクッキーを準備している。
テーブルの前には、
戌井 創
が、借りてきた猫――いや、子犬のようにちんまりと肩を竦めて座っている。
(もうすぐ期末テスト。でもバスケと恋愛にばっかり時間を使ってたからあんまり勉強できてない!)
そんな風に思っていたら、牡丹から一緒に勉強しましょうと声を掛けられたのだ。
創にとって牡丹は、やさしいしくて、甘えさせてくれて、甘えてもくれる特別な女性。
母のようでもあり姉のようでもあり恋人のようでもある特別な存在だ。
「フフ、創君と二人っきりの勉強会ですね……さあ、楽しく勉強しましょう、創君」
砂糖菓子みたいに甘い声で囁くと、牡丹は手始めに創が苦手な英語から教え始めた。
「外国の言葉を覚えるには恋愛するのが一番、って言いますよね」
「う、うん」
「じゃあ、この例文、私に伝えるつもりで読んでみてもらえます?」
「え、えと……アイム、ソー、ハッピー……」
「I’m so happy because I have met you. 意味は、『あなたに会えてよかった』ですよ」
創ははっとして牡丹を見つめる。
牡丹は意味深長にほほ笑むばかり。
「僕も……」
「だめですよ。英語で言ってください」
「ええっと…… Me,too. でいいのかなあ?」
「はい、よくできました」
年上の可愛らしい先輩は、年下の可愛らしい彼の頭をぽむぽむと撫でる。
それから牡丹は先ほどの一文の文法について説明をした。創はそれに一生懸命ついてゆきながら、(自分の勉強もあるのに、先輩はすごいなぁ……)と感心してしまう。
しかも、牡丹は褒め上手だ。
「すごいですね」「その通りです」というシンプルな言葉がどれだけやる気と自信に繋がることか。その上、ぎゅうっと抱きしめたり、なでなでしてくれたり、身体もつかってめいっぱい喜んでくれるのが嬉しい。
そんなこんなで真剣に勉強すること数時間。かなり勉強は捗ったのだが、一方で集中力が切れても来た。
「はふぅ」
創の口から小さなため息が漏れるのを、牡丹は聞き逃さなかった。
「疲れました?」
「う、うん。あ、ぼたん先輩の教え方すごく上手だよ? でも疲れてきちゃった」
「これだけ頑張ったら誰でも集中力が切れますよ。じゃあ……創君にやる気を出してもらうために、何かご褒美を用意しましょうか」
「……ご褒美!?」
創の黒目がちな瞳が見開かれる。その変化を見て取って、牡丹は舌で口唇を舐める。
「何がいいですか?」
「なにがいいかなぁ……あ、でもぎゅーってしてもらってなでなでしてもらってもうご褒美たくさん貰ってる気がする……」
これ以上に何が欲しいだろう。
今は何も思い浮かばない。
牡丹を見つめると、彼女の濡れた口唇はこんな言葉を紡ぎ出した。
「じゃあ……期末テストでいい成績を残したら……ご褒美に一日創君のどんなお願いも聞いてあげる。そう例えば……」
気持ちいい事してあげたり……とかね?
耳元に囁かれる、蠱惑的な言葉。
創はくすぐったさとぞくぞくするような快感を感じ、ひゃっと首を竦める。
牡丹は黒と赤の色違いの瞳を細めている。そこに優しさだけでない内に秘めた妖艶さが見え隠れする。
「あわわ、気持ちいいこと……って……えっと、その……」
しどろもどろになって、視線を左右に彷徨わせる。
牡丹の言う『気持ちいいこと』が、ぎゅーやなでなでじゃないことくらいわかる。
創だってそのへんは普通に思春期男子なのだ。
顔がかあっと真っ赤になって、火山みたいにてっぺんから煙が噴き出しそうだ。
「え、えーっと、でも、その、あの……ぼぼぼ、ぼくまだ高校生だし……」
ああ、本当はしてほしいのに!
ここでガバッと押し倒す度胸はまだない創である。
(そんなところが可愛いんですけれどね)
牡丹は創の戸惑いを手玉に取るかのように微笑んで、創のサラサラな髪をなでると、そのまま彼の頭を自らの大きな胸に押し付けるようにしてまだ発達途中の少年の身体をぎゅーっと抱きしめた。
「フフ、頑張ったらご褒美ですよ。その為にも頑張って、創君♪ 頑張れ♪ 頑張れ♪」
これで頑張らない男子がいようか。(反語)
創は頑張って、頑張って、頑張って……でもさすがに、永遠に頑張り続けることはできなくて。
「あらあら、おねむですか?」
「うう~ん、もう頭がいっぱいだよぉ……むにゃむにゃ」
「仕方ありませんね。泊まって行っていいですよ」
なんてことになり。
半分眠った状態で、牡丹にベッドの中に連れ込まれ。
「ウフフ、『保健』の勉強がしたくなっちゃった? しょうがないから…『実践』で教えてあげるわ。さあ、私に任せて」
「うん……はにゃ、変なとこ、触っちゃだめぇ」
「お勉強ですよ。ここが大腿四頭筋、ここが腹直筋、そしてここが……」
「ひゃ、はう」
気づけば、牡丹とベッドのなかでいちゃいちゃお泊まり会と相成りましたとさ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
77人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月01日
参加申し込みの期限
2017年01月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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