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【Round.7】
その頃、岬の灯台では着々とスピナー・オブ・ジェラシー封殺のための準備が進められていた。
「曖浜くんはその木材をこちらへ。上下さんはその空き缶の山をそちらに」
「わかったよぉ!」
「はいですわ!」
渥美 ニナ
が灯台をせわしなく動きまわりながらてきぱきと指示を出して行けば、それに
曖浜 瑠樹
や
上下 左右
が着々と応じる。
「ファントムさーん! 骨くんとロッコンはどんな感じがんす~?」
雨崎 荒太郎
はファントム・フェザースを使って、偵察活動に徹していた。
『いまのところ、岬のあっちこっちを動きまわって遊んでる感じ。問題ナッシングだぜ!』
「お、おう……」
何故、わざわざナッシングにしたのか。
無駄なテンションの高さにやや呆気にとられつつ、荒太郎が作戦指揮官であるニナに合図を送ろうとしたとき。
「「「「……っ」」」」
灯台を中心に、不意に暗雲が垂れ込めて、ひときわ強い風が彼らを襲った。
どうやら、ついに嵐はやってきたようだった。
* * *
「……どうやらあそこにみんな隠れているみたいだねぇ。こいつはまさしく袋の鼠というやつかぃ?」
骨削 瓢
は砂嵐にまみれた視界に手庇しを翳しながら、標的の隠れ場所にあたりをつけた。
「それじゃあ喜劇の最終章を始めようかぁ!」
瓢がそう叫んだときだった。
「……ん?」
瓢は空から光る鳥が何かを落していくのが見えた。
「……光る鳥に、これは白いリコーダー入れかねぇ……?」
確か誰か一人こんなロッコンを使っていた気がする。
しかし、そのロッコンはだいぶ汚れていてまるで動く気配を見せなかった。
何しろスピナー・オブ・ジェラシーの持ち味は、使い手である瓢さえ完全には制御不能な広範で広域な破壊力にあるのだ。
(……気づかないうちにやっちまったのかねぇ?)
瓢がそう思い、小さく首を傾げたそのとき、バタンと大きく音を立てて、閉ざされていた灯台の扉が大きく開け放たれた。
* * *
「さあ、サイド先輩、反撃開始ですわ!」
そう言って、勢いよく扉を開けたのは左右だった。
サイド・トゥ・サイドの能力で、扉を限界まで開ききると、すぐに扉の内側に身を隠した。
その向こうには、ギリギリまでしならせた状態で木材を地面に接着したニナお手製の投石器が多数設置されている。
「たとえどんなロッコンが相手でも、この人数とこのトラップの数を容易にしのぐことはできませんよ!」
にやり、と笑ってニナが「かちゃり」と呟くと、接着されていた木材が弾力でその上に乗っていた鉄くずやら何やらを一斉に発射される。
「うひゃっ……!?」
慌てて飛んで来る鉄くずを身軽な動きと、スピナー・オブ・ジェラシーの手を使ってしのぐ瓢。
「……本体が見えたがんす! いくでがんす、フェザースおにいさん!」
『おうよ! オラオラオラオラ!』
と、そこに空から急降下して、肉弾戦に持ち込むフェザース。なお、荒太郎はそれに『そいやそいやっ!』と音頭を取って声援を送っている(ほかにすることがないので)。
「ちぃっ! 相手してやりなよぉっ! スピナー・オブ・ジェラシー!!」
『GyAAAAAAAAAAAAA!!』
スピナー・オブ・ジェラシーもまた、雄たけびを上げて、拳を打ち合わせて応援する。
スピナーは広域での嵐の破壊力こそ強力無比だが、一対一の肉弾戦では、フェザースに比してややその攻撃力は劣る。
瓢は形勢の不利を感じた。
が、まだ喜劇成分足りない。
そこで、瓢は自分の手にまだ先程のロッコンが握られていたことに気づく。
「……に、にしし! お仲間のロッコンを囮にするたぁ……おたくらもなかなか――」
ちょっとした負け惜しみのつもりだったが、効果はそれなりだと瓢は思っていた。
だが、
「……残念だけど、それはマティエじゃないんだよぉ!」
『本物の私はこっちです!』
「な、なんだってぇ……!?」
目を見開く瓢に、瑠樹はポケットからお気に入りのサンマさんストラップを取り出す。
(ああ、サンマさん。いつみてもまっすぐで、青くて、ワイルドでカッコいいねぇ~。なごむなぁ~)
瑠樹はいつものように(いつものように!)サンマさんのカッコよさに和んだ。
すると、瑠樹のろっこんが発動し、和みのオーラが周辺を支配する!
『ゆるゆる和みウェーブ感知! スピナー・オブ・ジェラシーを和ませます!』
そのオーラをマティエが一身に集めて、一気にスピナー・オブ・ジェラシーに向けて放射した。
『FUNYAAAAAAAAAA……』
すると、スピナーは急速に弱体化し、岬を取り巻いていた風が凪いでいく
「な、なんだってぃ……!?」
「今です! ロッコンの使い手を総攻撃です!」
ニナの鶴の一声で、四人は一斉に瓢に向かって駆け出した。
もはやフルボッコは運命かに思われた。
が、それよりも早く。
『GINYAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!』
「「「「あ」」」」
スピナー・オブ・ジェラシーが、その大きな手で瓢を鷲掴みにすると、そのまま安全圏まで思いきりぶん投げた。
「あーーーーーれーーーーーー」
刹那、瓢はお空の星になり、ちょうど時を同じくして、エノコロ岬のスターエアーがゆっくりと収まり始めるのが、そこにいる4人も伝わっていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月21日
参加申し込みの期限
2016年12月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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