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スターエアーバトルロワイヤル
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【Round.3】
曖浜 瑠樹
は、風に舞い上がるリコーダー入れを追いかけて、エノコロ岬の崖近くまでやってきていた。
「わー。待ってぇええええ~~~!」
叫びつつ、お気に入りのリコーダー入れを追いかけて走り続ける。
すると、
『ふぅっ。やっとここまで来られました!』
いきなり、そのリコーダー入れが喋り出し始めた。
「え、ええっ……!?」
瑠樹は驚いた。が、リコーダー入れは平然とした顔で瑠樹を振り返り、
『べつにそれほど驚くことではないでしょう? それに私はリコーダー入れじゃないですよ? ほら、本物はちゃんとりゅーきのランドセルに』
「……え? あ、ほんとだぁ。っていうか、オレの名前……」
なんで知ってるの? と目で問うと、そのリコーダー入れ(?)は瑠樹に説明をする。
彼女はロッコンという存在で、なおかつ、彼女は瑠樹であり、瑠樹は彼女であるのだという。なるほどわからん。
『だから、りゅーきは私に名前をつけてください!』
「……名前ぇ?」
何がどう『だから』なのかはわからなかったが、そのロッコンからの親愛の情は伝わってきたので、瑠樹も無碍にはできなかった。
「……じゃあ、待ってーって追いかけてたからマティエで」
『テキトーっ!? ……まあ、りゅーきっぽくていいけど』
ロッコン――マティエはひとしきり驚いた後、納得したように頷くと、改めて瑠樹の顔を見やる。
『それじゃありゅーき。突然だけど、これからバトルロワイヤルが始まるから一緒に頑張りましょうねっ!』
「……え、ええっ!?」
出し抜けに言ったマティエの言葉に、瑠樹が驚いたとき、そこにまた新たなロッコン使いがやってくる気配があった。
* * *
上下 左右
は、
雨崎 荒太郎
と一緒に嵐から逃げていた。
というのも、つい先程、この嵐の吹き荒れるエノコロ岬に迷い込んだ左右は、ふと気がつけば、左右の背後にも白い人型の、複雑な姿形をした、杖を持った何か――サイド・トゥ・サイドが背後にいたのだが――。
「要するに、ろっこんが実体化(?)したみたいな存在なのですわね! でしたら、逃げるなら灯台ですわ。サイド先輩の能力で、私が上に乗ったマンホールの蓋を思いきり開ければ灯台までパッと大ジャンプで移動できますわ!」
と、つい先程、マンホールの上でそれを試したのだが、勢いが付きすぎて、そのまま落下しそうになったところをろっこんで飛行していた荒太郎に救われ、なんやかんやで一緒に逃げることになったのだった。
「……はわわわっ! 風が呼んでるっていうか、風に飛ばされるでがんすぅううううっ!?」
「……あ、雨崎先輩っ、どうしてさっきみたいに飛ばないんですかっ!?」
「そ、それが、急にろっこんが上手く発動しなくなったのでがんすよー!?」
吹き荒れる嵐――それは
骨削 瓢
のロッコン『スピナー・オブ・ジェラシー』の能力によるものであったのだが――に負けないように怒鳴るように声を掛け合いながら、二人はとうとうエノコロ岬の先端にまで追い詰められ、
「って、わああああああ、落ちるでがんすぅうううううっ!」
「いやああああああああああああですわぁああああああっ!」
そこで、うっかり足を滑らせて、二人は崖の下に落下してしまった。
落下する先には唸りをあげる灰色の海。
もう駄目だ――二人がそう思ったまさにそのとき。
「「え……?」」
二人の身体を空中でガッシリと掴む、ギリシャ風のナイスなマッチョガイが姿を現した。
『HEY! YOU! この俺――ファントム・フェザースが来たからには、もう安心だZE! ユー、好きにやっちゃいなYO!』
「……い、いきなり自己紹介!? ていうか、テンション高っ!」
颯爽と荒太郎と左右を崖の上まで連れ戻しつつ、華麗な自己紹介を決めるファントム・フェザースに荒太郎は突っ込む。
「と、とりあえずありがとうございますわ……。これが雨崎先輩のロッコンですのね……」
「あ、おにーさんとおねーさんもロッコンに目覚めたのぉ~?」
『りゅーき、この人達は戦いに囚われてないから安心していいですよ!』
と、そのとき、どこからともなく現れた
曖浜 瑠樹
とそのロッコン――マティエがやってきて二人に話しかけてくる。
「……戦いに囚われるってどういうことですの?」
マティエの言葉に、左右が首を傾げたその刹那。
「にっししし! いい感じにお仲間が集まってるねぇ!」
『あ、ちょうどあんな感じ!』
マンガのようなタイミングでやってきたスピナー・オブ・ジェラシー&
骨削 瓢
の姿を見て、マティエがビシっと白い手で指差した。
と、そこに
渥美 ニナ
まで現れて、
「そこの貴方達! その子は危険よ! こっちに避難して!」
と言うものだから、場は大混乱に陥る。
「ど、どうするのぉ?」
「と、とりあえずあのおねえさまの言う通りについていくといいと思いますわっ!」
瑠樹の言葉に、左右が答えて、一同はニナのもとへ走っていく。
その道すがら、
(……骨くんは、戦いに囚われているというより、あれが平常運転という気がするでがんす~)
などと、荒太郎が思っていたのはここだけの秘密である。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月21日
参加申し込みの期限
2016年12月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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