this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
降ってきた赤ん坊
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
4
「こんにちはー!」
放課後、
新田 亮
は巧の下宿を訪れていた。体育科なこともあり、彼は巧がこの日、登校していないことを知らなかった。
ただ、お化け屋敷と呼ばれた家の片付けを手伝ったこともあり、その後の様子が気になっていたのだ。
「あらあら、いらっしゃい。巧くんは今日、いないのよ。出かけているの。多分、学校に行ったのね。会わなかったかしら?」
「クラスが違うので」
「寝子島高校は大きいのねえ」
城之内 小百合(じょうのうち・さゆり)は五十九歳。老婆と言うには若いが、ピンクのフリルのついたドレスを着るには、些か年が行っている。化粧も濃く真っ白で、頬は桃色だ。そのせいもあって、近所ではお化けと噂されていたのだが、本人はそれを知らない。
見た目は派手だが、物腰は丁寧で上品だし、親切だ。亮はすぐ慣れた。
「――イングリッシュガーデン?」
上がるよう勧められ、亮は遠慮なくクッキーとオレンジジュースを頂くことにした。島のことや学校の話をしている内に、小百合はふと、この家にイングリッシュガーデンを作りたいと言い出しだ。
亮は窓の外を眺めた。
雑草はもうほとんどないが、この古びた家に相応しい庭なら、イングリッシュガーデンよりも、墓石や人魂のような気がする。そこに小百合がいれば、かなり怖い。お化け屋敷として、繁盛間違いなしだろう。
――いやいや。
亮は思い切り、頭を振った。さすがにそれは失礼すぎる。第一、いい加減、お化け屋敷から離れろ、と自分に言い聞かせる。
「どうしたの、新田くん?」
「あ、いえ。イングリッシュガーデンは確かに素敵ですが、この家は洋館じゃないですし、合わないんじゃないかな、と」
「そうねえ……」
小百合は紅茶のカップを置きながら、天井を見上げた。
「手入れも大変ですし。それなら、砂利を敷いたり、小さな木々を増やして、和風の庭を目指しませんか?」
ほう、と小百合は息を吐いた。
「……わたくしね、子供の頃は、とても大きな家に住んでいましたのよ」
「はあ」
「季節ごとに花が咲き乱れる……さすがにそれは無理でしょうけれど、家を持ったら、そういうお庭に少しでも……と思っていましたの。やっぱり、無理かしらねえ?」
ああ、なるほどと亮は思った。小百合の服装は、その時代の名残なのだろう。そして確かに、ドレスと和風の庭は、似合わない気がする。
無理だろうかと言いつつ、小百合は諦めきれないようだ。
「それなら、どんな庭にするかは置いといて、手入れだけはしておくってのはどうでしょうかね?」
小百合が小首を傾げた。自然な仕草で、可愛らしい。
「放っておけば雑草もまた増えますし、俺がやりますよ」
「でも、お忙しいでしょう?」
「部活があるから毎日ってわけにはいかないけど、時々なら」
「まあまあまあ! とても嬉しいわ! どうもありがとう!」
小百合は亮に抱き付いた。感謝のハグだが、照れ臭さに亮は目を白黒させた。
「と、取り敢えず、今ある分だけでも、やっちゃいますね!」
急ぐ必要はないが、亮は慌てて小百合から離れた。誰もいないでよかったと思った。こんなところを巧にでも見られたら、恥ずかしさの余り寝込みそうだ。
「ありがとう! でも今日はもう暗いから――」
小百合がそう言いかけたときだった。
「こんにちはーっ。大家さん、いますかーっ?」
巧と赤ん坊を連れた一行が、やってきた。
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
降ってきた赤ん坊
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
泉 楽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月08日
参加申し込みの期限
2016年11月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!