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\ オーバータイム!/
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降ってきた赤ん坊
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「時間がないんで、ミルクとオムツだけを近くのスーパーで買ってきた」
「色々と種類があるんだな。この子、何ヶ月ぐらいだ?」
修と雅樹は、大量のオムツとミルク、それに哺乳瓶を抱えて戻ってきた。武道のことは美咲紀から聞いていたので、彼を見ても驚かない。
「あ……ミルク! ここお湯ないぞ! どうする!?」
缶の説明書を読んだ雅樹が大声を上げた。
「調達してきて」
と莉鳥。
「はあ!? 俺が?」
嫌そうに言った雅樹だが、莉鳥に睨まれ、すごすごと出て行く。武道から、見咎められなさそうな場所を教えてもらったのが、せめてもの救いだった。
その間に、赤ん坊のオムツを替えることになり、莉鳥はそっとバッグを下ろした。
「遠慮するですよ」
美咲紀が学のカメラをそっと押した。
「あ、りょーかい」
意図を理解し、学もスイッチを切る。
「この子、オムツや産着は身につけていなかったのか?」
と、修は尋ねた。
「う、うん」
「裸だった?」
「うん」
せめて寒くないように、と巧はタオルやバスタオルをかき集めてバッグに突っ込んだのである。
「廊下に、裸で転がってた、ってことか?」
「うん」
「……妙なこともあるもんだな」
「仮に大家さんの親戚だとしても、そんなことがあるもんか?」
生徒会の副会長と会長は、一様に首を傾げた。
「どうやら、男の子みたいね」
赤ん坊の身体を調べ終えた莉鳥が言った。小さな指を握っていた巧が顔を赤らめたが、莉鳥は至極真面目である。
赤ん坊の肌は傷一つなかった。肌は白く、髪はまだ薄いが金色だ。その上、目は綺麗な青だった。どうやら日本人ではないらしい。
「いい子ね。……傷一つないし、見たところ健康そうだけど、医者には診せた方がいいと思う」
赤ん坊を見つめる莉鳥の目は、いつになく優しい。彼女は美咲紀が持ってきたブランケットで赤ん坊を包んだ。
「……大丈夫よ。怖いことなんてないから」
もちろん、その間も巧の手は赤ん坊に添えられている。
「状況を整理しよう」
修は手の平を上に向け、親指から折っていった。
「まずだ。朝起きたら、廊下でこの子が素っ裸で転がっていた。外見は日本人ではないようだし、大家さんの親戚の可能性はちょっと低いな。ゼロじゃないが。泣き出すと、ガラスなんかが割れる。泣かないようにするには、東門が一緒にいる必要がある。――今分かっているのは、こんなところか?」
「確かに」
「……僕いつまで、こうしていればいいんですか?」
疲れたのだろう、げっそりとした顔つきの巧が、修と武道を見上げた。
「まあ、身元が分かるまでだな」
「そんなに!?」
「さっき話したように、大家さんに確認すればすぐ分かるかもよ? そしたらろっこんも含めて一発で解決だし、まあもうちょっと頑張れ」
アッハッハ、と明るく笑ったとき、ミルクを作った雅樹が戻ってきた。
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担当ゲームマスター
泉 楽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月08日
参加申し込みの期限
2016年11月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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