this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
マジコーネ大陸記
<< もどる
1
2
3
4
5
…
20
つぎへ >>
深い森をようやく抜けると、壁のような岩肌が目の前に現れた。
見上げた先には雲に峰を隠す山。その表面には、奇怪な形をした木や岩ばかり。森から漂う冷ややかな霧が、どこか不気味さを漂わせていた。
マジコーネ大陸は北東部にある九夜連邦、その領内にある山の一つである。
「へぇ、それっぽい雰囲気じゃないか」
迷いの森を踏破すると広がってきた景色に、ゴウがニッと笑う。
「予定より早く着いたし、探索も期待できそうだ」
「ああ。帰りも任せてくれよ」
そう言ったカタナをはじめ、連邦出身の冒険者によって、一行は速いペースで森を抜けている。
「油断は禁物だよ。この辺りに集落はない。狩人が獣や怪物と戦う場所だよ」
カヤは、装備の確認に余念がない。
「ま、そういう危険な場所だから、分け前が増えるんだけどな」
カエデがそう呟いてから、指を折って何かを計算する。
「しかし一週間で数十ゴールドって、かけてるもん考えると割に合わねえよな」
「……なら、なぜ参加した?」
ハルトの問いにカエデは肩をすくめてみせた。
「これでも貴族の道楽に付き合ってる身でね。うちの小さいお嬢様が行きたいって駄々をこねて、俺がそのとばっちりを受けたってワケだ」
「お、洞窟ってあれじゃないか?」
カタナの指差した場所に、残りの男女が山肌に目を凝らす。
――冒険者組合の対応は早かった。
話が伝わって数刻としないうちに、請け負うという冒険者が<たわむれる仔猫>亭に現われたのだ。
「迷いの森を通るって? あそこはガキの頃からの遊び場だ、案内してやるよ」
刀という、反りのある剣を手にした青年はカタナと名乗った。
「ここがなくなると、安くて美味い飯が食えなくて困るからな!」
「同感だ」
武骨な、そして無愛想な声は、より筋肉質の肉体を備えた男だった。
背に負った大きな剣は、彼という人物を表すかのように飾り気がなく、まっすぐだ。
「先ほどここの料理をいただいた。量も問題ない。無事に帰ってきた暁には、礼代わりに一食欲しい所だ」
「喜んでごちそうしますわ」
オーナーのアズサが請け負う。
彼は、言葉少なにハルトと名乗り、カタナと同じテーブルに着く。
「よろしくな。旅は長いのか?」
「ああ」
旅人風の外見の通り、ハルトは諸国を遍歴しながら剣の腕を磨いている。
「だが、まだ駆け出しだ」
「俺も似たようなもんさ。今回の仕事、できれば王国のベテランがいると安心なんだけどな」
「たしかに」
「なら、大丈夫だ」
声がして、新たに三人の冒険者が席に着く。
「よろしくな」
そのうちの一人、ツンツン髪の日焼けした青年が快活に笑う。ずいぶんと年季の入った鎧を着ているが、よく手入れされているのがはた目にも分かる。熟練の冒険者という風情だ。
「俺はゴウ、こっちはカエデ。どっちもキュシガ出身だぜ」
「……俺は生粋の冒険者じゃないがな」
カエデと呼ばれた小柄な青年が肩をすくめる。長い髪を後ろでくくり、深くかぶった帽子の下には強かそうな目がある。
「僕の番か。カヤだよ。見ての通り狩人で、魔法も少しは使える」
冷めた目をした少女は、背から外した弓を見せてそう言った。
「冒険家マンキチのことは、僕も色々聞いた事がある……彼の酒場、なくなるには惜しいから、ね」
「俺たち以外は誰も受けなかったから、この五人で行くことになると思うぜ」
ゴウの言った通り、店の存亡はこの五人に託されることになった。ささやかだが、出発前の祝宴が催される。
「あらゴウちゃんっ、キュシガに帰ってたんじゃなかったの!?」
ゴウも店の馴染みだったらしく、フジコが嬉しそうに悲鳴をあげる。
「野暮用でこっちに来てたんだ。古い宝の地図ってきたらやっぱ冒険だろ? それにみんなが困ってるなら助けたいしな」
「あぁん! なんてイイ、オ・ト・コ!」
感極まったフジコが抱きつこうとするが、ゴウはするりとそれをかわした。破壊の轟音が響く。
翌日の朝、支度金をもらって出発する五人は、町の人々に総出で見送られることになった。
すでに町中の噂となっていたらしい。おとぎ話の勇者の旅立ちのように、彼らは期待を負って歩むこととなる。
だが当然、そのような動きは高利貸しの男たちにも筒抜けとなっていた。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
20
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
マジコーネ大陸記
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
NPC交流
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月29日
参加申し込みの期限
2016年11月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!