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【ブティックにて(2)】
他方、そのブティックでは、ハルくん(夏朝)がいたのとはまた別の場所で、ファイターラビットの盛大なお着換えショーが行われていた。
「さあ、ラビ(ファイターラビット)。こっちに来て着替えてくれ」
ハムタロウ(
八神 修
)はレディーをエスコートする紳士のような振る舞いで、ラビを更衣室に案内した。
それから、ハムタロウ(修)は店員のモブねこを呼んで、一通り似合いそうな衣装を持って来て欲しいと頼む。
「それから俺にもタキシードを」
ハムタロウ(修)が付け加えるように言うと、その隣からラピ(
曖浜 瑠樹
)がひょっこり顔を出した。
「あ、オレもせっかくラピちゃんになったんだから、かわいいドレスが着たいなぁ」
「……あ、私もダンス用のドレスが欲しいです」
と、ハッタ・ヘイヤ(
赤銅 スフィア
)もおずおずと挙手して注文をする。
「かしこまりました。ほかにも何かご用命はございますでしょうか?」
「あ、俺もラビに着せる衣装を探していいか?」
と、ましろ(
滝原 レオン
)も手を上げていく。
「もちろんでございます」
モブねこが慇懃に頭を下げて、店の奥に下がっていく。
「よし、俺もさっそくとびきりの衣装を探してくるぜ!」
と、ましろ(レオン)もさっそく女性もののコーナーに一直線で駆けていった。
「いや、あの、みんな、気持ちは嬉しいんだけど……」
何やら雲行きがあやしくなってきた感じに、ラビ(ファイターラビット)がおそるおそると口を開いた。
「僕はあくまで戦いに来たのであって、服はついで――」
「いや、それは違うぞラビ!」
ラビの言葉を制するように言ったのは、いつのまにかタキシード姿になったハムタロウ(修)だった。
「舞踏会も戦いなんだ。自らの持てるお洒落力とダンス力、それと社交術を駆使して素敵なお相手と仲良くなる真剣勝負なんだっ!」
キリッとした表情で言ったハムタロウ(修)は若干俺様モードが入っているようにも思われた。ハムスターサイズのお洒落な時計や装飾品が彼をそうさせているのかもしれない。
「そ、そういうものか……? というか、いつの間に着替えたんだ……?」
と、ラビ(ファイターラビット)はその勢いにやや押され気味だ。
「わ、私もそう思います!」
と、そこにダンス用のひらひらふわふわのドレスを身につけたハッタ・ヘイヤ(スフィア)も畳み掛ける。
「それに踊るように戦う人もいるみたいですから、これも修業の一環にもなると思います!」
「う、うーん。そう、なのかな……?」
だんだんとラビが押されていく。意見を仰ぐようにハムタロウ(修)を見ると、彼はここぞとばかりのドヤ顔で自信たっぷりに「そのとおりだ」と頷いてみせる。
「あれ~。ハムスターのお兄さん、スカーフはどこにいったのぉ?」
と、そこで唐突に訊いたのは、これまた可愛らしいドレスでおめかししたラピちゃん(瑠樹)だった。
「ああ。これはじつは少し不思議な力で小さくなってポケットにしまってあるんだ」
「わあ~。おにいさん、とってもお洒落で素敵だねぇ~」
「いや、ラピの方こそとてもよく似合ってるよ」
ハムタロウは少し照れて頭をかきつつ、ラピのドレス姿を見て頷く。
「むぅ……。確かにみんなよく似合っている……。なんだか対抗意識がわいてきたぞ……」
と、ラビもファイター魂がいつもと違う方向に点火したようだ。
「そうこなっくちゃな!」
と、そこに戻ってきたのは、ふりふりでひらひらのドレスを両手一杯に持ったましろ(レオン)だった。
「ちょっ……おまっ……それ女性の……」
「細かいこと気にすんなっ! 似合えばいいんだよ、似合えばっ!」
と、ましろ(レオン)は経験者が語る勢いでラビの道着をはぎとる。
「きゃああああああああああああああああ!?」
と、ラビは女の子のような悲鳴をあげるが、ましろ(レオン)は構わずにドレスを無理やり着せる。
その姿は困ったことに、とってもよく似合っていて、
「わあ! ラビちゃんとってもよく似合うねぇ~」
「……と、とっても可愛いです!」
と、ラピ(瑠樹)とハッタ・ヘイヤからは大好評を博する。
「え……? そ、そうかな……? じゃなくてっ!!」
ラビは、一瞬照れつつも、すぐにハッと我に返ってドレスを脱ごうとする。
が、そうは問屋もといハムタロウ(修)が卸さない。
「待て、ラビ! まだ俺が見立てた服を着ていないぞ!」
と、今度は、モブねこに持って来させた服から魔法少女コスやら、タキシードやら、某ねずみランドの女の子服から手当り次第に着せまくる。
「わあ! ラビくん、とってもよく似合ってるね!」
と、偶然そばを通りかかったハルくん(夏朝)も驚きのクオリティだが、本人(ラビ)はそれどころではない。
「や、やめろっ……! ぼ、僕は男だっ! いいか、これ以上着せるなよ! 絶対に着せるなよ!!」
「「つまりそれは着せろということだなっ!」」
ましろ(レオン)とハムタロウ(修)の声と心がまさしく一つになった瞬間である。
「いやあああああああああああああああああああああああああああああっ!」
はたして、ラビの悲痛な声がブティックに響く。
「う~ん。ラビくんは何を着ても似合うからステキだねぇ~」
その光景を見て、ラピ(瑠樹)は穏やかな笑顔でそうなごんだのだと言う。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月26日
参加申し込みの期限
2016年11月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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