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世界が終わりそうな夜に
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【ダンスホールにて】
ラピ(
曖浜 瑠樹
)は、ちょっと憤慨していた。
「ラビくんは全然変じゃないよぉ! その格好、とっても似合ってるよぉ!」
と、ラピの耳をぴこぴこ動かして猛抗議する。
((か、可愛い……!))
その愛らしい姿に、ましろ(
滝原 レオン
)やハッタ・ヘイヤ(
赤銅 スフィア
)は胸がキュンとしそうになる。
「……そ、そうか。よかった! 実はせっかくの『ぶとうかい』のお誘いだからと、気合を入れて来たんだ!」
と、ラビ(ファイターラビット)も安堵の息を吐く。
「……いや、おシャレの方向性を完全に間違えてるだろ」
それに、ましろ(レオン)が赤い目をジト目にしてボソリと突っ込む。
「……あの、ラビさん、それはもしかして武闘会ではなく舞踏会のお誘いだったんじゃ……」
「え……?」
冷静にそう告げたハッタ・ヘイヤ(スフィア)に、木彫のように固まるラビ。
「ドジっ子かよ!?」
と、ましろ(レオン)が大声で突っ込んだのも無理からぬことである。
「舞踏会かぁ。シンデレラみたいで、ステキだねぇ~」
ラピ(瑠樹)が夢を見ているような表情で微笑むと、場の空気がのほほんと和む。
その言葉に、ましろ(レオン)はハッと何かを閃いたようにしてニヤリと笑った。
「……シンデレラの舞踏会か。よし、だったら俺がお前を可愛らしくコーディネートしてやる! よく見れば可愛らしい顔してるし! ちょうどあっちにブティックもあるし!」
「え!? ま、待ってくれ! 僕は戦いに来たのであって、決して踊りに来たわけじゃ――」
「いや、それはとても良い考えだ」
「「「「え……?」」」」
不意に頭上から下りてきた涼やかな声に、一同はハッと顔を上げる。
そこで彼らが目にしたのは天井から落ちてくる美少女――ではなく首にスカーフを巻いた一匹のハムスターだった。
* * *
八神 修
も、ハムスターの縫いぐるみのハムタロウになって、ダンスホールを探索していた。
(凄い数の縫いぐるみだな……。ん? あれは確か『ファイターラビット』の……)
神魂慣れしているハムタロウ(修)は、縫いぐるみの姿になっても動じずに、状況を把握するためにあちこちを飛びまわった。
そして、その最中に、たくさんの縫いぐるみに囲まれたラビの姿を発見したのだった。
(なるほど。舞踏会と武闘会を間違えたわけか)
耳を澄ませて話を聞いて、修は状況を理解した。
そして、
「いや、それはとても良い考えだ」
「「「「え……?」」」」
話に入るタイミングを見計らって、ハムタロウ(修)は空中からひらりと地上に舞い降りようとした。
「……っ!?」
と、そのとき、城の窓から吹き抜けた風に、ハムタロウ(修)は身体を大きく煽られた。
その結果、
「ふぉっ!?」
「……あ、すまない。大丈夫か?」
ハムタロウ(修)はラビの頭に乗ってしまった。
「……いや、大丈夫だ。それよりも凄い急襲だった。是非一度手合せを」
床に着地して謝罪の言葉を述べるハムタロウ(修)に、ラビはファイターの顔になって言う。
それにハムタロウ(修)は、ふっと苦笑して言う。
「……わかった。だが、ここは武闘会ではなく、舞踏会の会場だ。だから、相応のやり方がしたい。そのためにもまずブティックへ行こう」
「……む」
渋々といったふうに頷くラビ。
こうして、一行は揃ってブティックに移動することになる。
* * *
その頃、ひよこ(
青山 絢
)はダンスホールで壁の花を決め込んでいた。
「……ひよこの私は若干浮いてるわね。別に構わないけど」
そんなことを考えていると、黒いベストを着たねこの縫いぐるみに声をかけられた。
「お飲みものはいかがですか?」
「……ええ、じゃあ頂くわ。お任せで」
絢の言葉に、ねこはコクリと頷くとひよこの羽でも掴めそうな小さなグラスに何かを注いだ。
「ノンアルコールカクテルのフロリダでございます」
「ありがとう」
絢は、ひよこの姿のまま微笑んで、翼でそれを受け取るとゆっくりと嘴に運ぶ。すると、液体がゆっくりと減っていき、頭の中が少しだけとろんしたような気分になる。
(不思議ね……。なんだかいい気分になってきたわ……)
ほろ酔い気分になりながら、けれど誰かをダンスに誘うことはせず、絢は再び壁の花に戻るのだった。
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担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月26日
参加申し込みの期限
2016年11月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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