this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【星幽塔】第六階層 黒衣の魔女とゴーレムの城
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
◆最後のゴーレム
三階奥の階段。
魔女へと繋がる最後の階段で待ち受けていたのは、赤の守護ゴーレムだった。
その体には既に黄と青の守護ゴーレムの経験が共有され、四本足に加えて鎧で身体が覆われている。バランスを崩されたのがきいたのか、翼らしき機関は見当たらないのは幸いだった。
一行の姿を認めるや、ゴーレムは四本の足で床を踏みしめ、猛烈な勢いで突撃してくる。
真っ先に動いたのは、サキリだった。
星の光を宿した大斧を軽く振り、空間を斬り裂くイメージを描く――刹那、『斬空赤刃』の力で彼の姿がゴーレムの側面へ。
袈裟懸けに赤光の斬撃が一閃するが、
(浅い、か)
鎧のような姿は飾りではないらしい。
ゴーレムの肘が蠢き、棘となって迫り来る。サキリは再び大斧を軽く振り、転移で距離を取った。
入れ替わるように、前へ出るのは月。鋼糸に青のゴーレムの翼の断片を括りつけ、簡易のモーニングスターとして振り回す。
革の腕輪の宝石が『闘士の光』に輝き、月の腕力を増強――小柄な体躯からは想像もつかない唸る一撃を、ゴーレムに見舞う。
「鎧の上からでも、衝撃は通じるでしょう? ――八神さん!」
モーニングスターの衝撃に、ゴーレムの身体が揺れた。
「美咲紀、風を!」
「はいなのです!」
修の呼びかけに応じて、美咲紀が『魔風の光』を行使する。
蔓のように深緑色の光が巻き付いた片手杖、その先端に羽を広げた真っ白な翼に、きらめく緑光が走る。
直後、その光は魔風となって修の持つ日本刀を包み込んだ。
「ありがとう――行くぞゴーレム!」
渾身の力で床を蹴り、修は一気にゴーレムへと肉迫する。振り下ろす瞬間、日本刀の纏う魔風がかまいたちとなって月の殴りつけた鎧を切り裂き、続く刀身が傷を切り開くように閃く。
――それでも、まだ浅い。
刀を振り下ろした隙を狙って、ハンマーのように組み合わせた拳が襲いかかる。
だがそこで、
「これでもくらえ!」
来島 アカリ
が、魔水の杖から凄まじい勢いで噴射した水を叩きつけた。
強烈な水圧に、ゴーレムは目がくらんだのか動きが鈍る。
そこへ海が石弾を続けて放ち、牽制。
入れ替わり立ち代わり、水と石段がゴーレムを翻弄する。
「鎧をこじ開けます」
その隙に、月が再びモーニングスターの一撃をぶちかます。修がつけた鎧の傷が、ひしゃげてこじ開けられていく。
モーニングスターの衝撃にも対応を始めたのか、しかし微動だにせず反撃の拳を放つゴーレム。身をかがめていなしたところへ、ゴーレムが一本の足を軸に旋転。
三本の足を使った竜巻のような蹴りを放つ。
「くっ!」
腕を交差させて受けると同時に、後方へ思い切り飛んで衝撃を逃す――が、それ以上にゴーレムの力で派手に吹っ飛ばされた。
壁に叩きつけられる寸前、轟が月の身体を受け止める。
「大丈夫か!」
「ええ、おかげで。無傷とはいきませんでしたが」
月の腕の皮は、一部がめくれあがっていた。灼熱するような痛みに、小さく顔をしかめる。
「すぐに治すのです!」
すかさず、美咲紀が花を手に舞う。制服の上から羽織った白い外套がゆるやかに、そして優雅に翻り、戦場にあっては場違いとすら言えるほど可憐に舞い踊る。
『舞花の祈り』が発動し、月の腕の負傷がたちどころに回復していく。熱が残りこそすれ、腕そのものは元通りだ。
一方、ゴーレムは旋転を続けている。
「くっそコマみてーなことしやがって! 止まれっての!」
アカリが水を叩きつけるが、たじろぐ気配一つない。そのうち学習されるんだろうとは思っていたが、この動きを止めたいタイミングで対応されるとは。
挙句、回転を続けたままゴーレムが動き出す。
二メートルもある土の塊が回転しながら突っ込んできたら、流石に手出しのしようがない。
今ここに居る全員の星の光の力を鑑みるに、止めるのに役立ちそうなのは自分の魔水の光くらい――どうすれば止められる?
ぴしゃ、と頬に飛沫がかかる。さっきまで打ち込み続けていた水鉄砲が床に広がり、誰かが動いた拍子に跳ねたのか。
そう思った時、アカリの頭の中で一つ、水滴が落ちるような閃きがあった。
魔水の光を宿す杖を、ゴーレムの足元に向ける。
「これならどうだ!」
水鉄砲ではなく、あえて水を広げて波とした。その波が、ゴーレムの足を捉える。
体勢を立て直そうとした時には既に遅く、ゴーレムの巨体は波にさらわれている。
ゴーレムの身体が、波に沈む。
その瞬間を狙って、海が『アクセラレイトライン』を発動した。
立ち上がろうとしたゴーレムの身体に、隠し持っていた雑魚ゴーレムの破片を加速させてぶつける。
ひるんだ隙に、一気に接近。それまで海を「遠隔型」としてしか認識できていなかったゴーレムには、まるで対応することができない。
そのまま海はゴーレムにとりつき、『魔土の光』を発動。大筆からほとばしった光で、ゴーレムの制御を奪い取ろうと試みる。
――が、
「!」
ゴーレムは海の小さな身体を、力任せに振り払った。礼二郎が、危ういところでその体を受け止める。
しかし、その動きは鈍い。制御は奪えずとも、動きを乱すことには成功したのだ。
そしてそれは、十分な隙だった。
ゴーレムの側面に転移したサキリが、大斧を横薙ぎに構える。
体を捻って、防御を試みるゴーレム。そこでサキリは『斬空赤刃』を発動し、頭上に転移する。
大斧を軽く振るうフェイクの予備動作に「慣らされた」ゴーレムは、その速度差に対応できない。
「――トドメだ!」
赤光を纏う大斧の一閃が、ゴーレムを頭から両断した。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【星幽塔】第六階層 黒衣の魔女とゴーレムの城
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月25日
参加申し込みの期限
2016年11月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!