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【マラソン大会】晴れ、ときどきあわあわ!? マラソン大会!
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「裏チェックポイント、ですか?」
「そうデース。そこで撮影をお願いしマース!」
あれから参加者たちの様子を撮影していたヒューは、露草に先導されて新たな場所へと向かう。
「泡にまみれた選手たちのセクシーショットをお願いしマース」
「なるほど、わかりました。ところでなんで『裏』と?」
「うーん……その方が雰囲気が出るからじゃないデースかね」
露草自身も、詳しくは知らない。やがて指定された場所に着いた。
「さて、ここのハズ……!?」
スタッフ用の入り口を開けた露草は、そこにいた女性がほとんど何も着てなくて、思考が止まった。女性も脱いだ服を手に、目を見開いている。
「きゃああ!?」
「NOOOOO!? すみません!? ごめんなさい!?」
「あ、いえ。大丈夫です!ちゃんと着てますから!」
時刻は少し前に戻る。
北条 冬華
はジェット噴射に苦戦していた。
(なかなか進めませんね……)
泡と風の物量が進むごとに向きを変えて襲ってきて、避けるのが難しい。
ようやく抜け出たと思った時には、全身が泡まみれになっていた。
濡れた体操服が張り付いて身体のラインが露わになっていることにも気づかず、冬華は次のステージへと走っていく。
そしてたどり着いたのが――
「これ、通れるのでしょうか……」
辺り一帯全部あわあわ!あわあわトンネルである。
地面はもちろんのこと、トンネル内部にこんもりと積み上がり、溢れ出てくる白い塊はすべて泡。
よく見ると、天井ぎわの装置から泡が断続的に噴き出しているのだった。
トンネル内のコンクリートとの間、そして地面には白い材質が用いられている。泡と同化して分かりづらいが、道中の壁や柱など障害物がわりにもその物質は使われているようだった。
「中で絶賛混乱中の声が聞こえるわね……」
同じくジェット噴射を突破してきた
桃川 圭花
は、かけていた水中ゴーグルを外しながらトンネルを見上げた。
転んで割っちゃったら……と、眼鏡の代わりに水中ゴーグルを持ってきたのだが、
(全然見えなかったし、ここでも使えないわね、きっと)
むしろ、ゴーグルをかけていた場所だけ泡に汚れてないので、外すとちょっと変わった顔立ちになっているのかもしれない。
まあ、視界がクリアになったとしても度が入ってないので意味はなかったのだが。
「突撃するのですー!」
「負けないよー!」
彼女たちの横を、いおねとののこが走り過ぎていく。
笑い声を響かせて突っ込んだ少女たちは、たぶん何も考えてない。
ののこが壁と泡を間違えてベチャッ、と激突し、いおねは泡に人型の跡を残して中に入っていった。
壁にバンザイ状態でめり込んだののこは、「柔らかくて面白いー!」と壁から抜け出ると、ののこがいおねの作った穴へと入っていく。上から落ちてくる泡が、その跡を溶かすように消していった。
「……昔の偉い人はこう言ったわ」
恐れず突進する彼女たちに何かを感じたように、圭花は呟いた。
「踏み出せばその一足が道となる……つまり――――行くわよ!」
細かいことを考えず、飛び込むような勢いで飛び込む。
そして泡の壁を突破後、すぐにあった障害物に頭から突っ込んだ。
「…………」
「だ、大丈夫? おねーさん」
たまたまそれを目撃してしまった瑠樹が、後退した彼女におずおずと聞いた。
「……本当に柔らかいか、確かめたのよ」
「あ、うん。それ柔らかいよね」
にっこり笑う瑠樹。純粋な笑顔なだけ、なにかが圭花の心を抉る。
ふと首を巡らせると、別の障害物にいおねとののこが仲良くめり込んでいた。
「こういう時、昔の偉い人……が言ったかどうか知らないけど、『孔明の罠』っていうのかしらね」
冗談を口にすると、一足を道にすべく、圭花は改めて慎重に歩き出す。
圭花に限らず、あわあわトンネルの中では、突入した選手たちをによってパニックじみた騒動になっていた。
「どこだー! 出口はどこだー!」
「押すなよ! 押すなよ! いやネタじゃなくて本当に押すなって!」
「わるいごはいねがー、わるいごはいねがー!」
周りが泡だらけで、コースを見失った者たちが壁にぶつかったり、選手同士で押し合いへし合いになったりしている。
「ちょえなにこ……うわ!?」
時雨は後ろから突っ込んできただれかに背中を押され、地面を転がった。
とはいえ地面もののこの激突した壁と同じ材質か、怪我ひとつない。
「ふぅ、柔らかくなかったら大惨事ですよ……」
むしろ誰かとぶつかってしまった方が怖いかもしれない。
「とりあえず眼鏡死守ー!!!!」
入った瞬間そのことに気づいて、両手で頭部周囲をガードするステイシー。といってもすでに前が見えないという点では意味をなしていないが。
(落ち着け、眼鏡に何かあったら今後に影響する……)
視界が封じられた中で、むやみやたら走ると危険だ。
ステイシーは冷静に、壁を見つけてハイハイの姿勢でちょっとずつ進んでいく。
「って……痛ええええ!?」
その途中で、足に何かが倒れてきてステイシーは絶叫した。
「あいたた……ごめんなさい!」
トンネル内で滑って転んだ妙子は、身体の下になったステイシーにそう謝った。
「眼鏡に泡が……あら、眼鏡は?」
「緊急事態発生!! 動かないので今のうちに探してください!」
同じ眼鏡を持つものとして、ステイシーは状況を理解、不用意に動くことを控える。
「うーん、ここかしら?」
それらしき場所へと、妙子は身を乗り出した。ステイシーの背を不可思議に柔らかい人妻ボディがスライドしていく。
「ぬあああ!?」
「すみません、少し我慢してくださいね」
青少年に酷なことを言う妙子。
「みんなが楽しんでるところ悪いけど、今日のといきは真剣モードだよ!」
入った者たちがもれなく迷うトンネルの中で、といきは鍛錬によるバランス感覚と生来の方向感覚で進んでいく。
(泡が目に入りさえしなければ!)
手は顔についたぶんのみを払い、ストイックに前のみを目指す。
「って、こんな泡だらけ……っ、にゃーにゃーにゃー!」
拭っても拭ってもとめどなくついてくる泡に、といきも苦戦を免れることはできなかった。
「お、すごいことになってるじゃん」
スタートから意気揚々とトンネルに入ってきた亨は、騒がしい様子に笑みを浮かべた。
ここで慌てては先行者の二の舞。
せっかくなので、蹴散らされて泡の少なくなった状況を利用して進むことにする。
泡で見えないならと、羽織で扇ぐようにして泡を押しやり、少しでも前を見通してから前へ、前へ。
「おっと」
その途中、泡から出てきた少女と正面からぶつかってしまう。一瞬抱き合う形になった。
「大丈夫、気をつけてな」
相手の謝罪にそう返し、亨は歩みを再開する。
ちょっとだけ、さっきの感触も醍醐味だなと思ったのは、内緒だ。
「さて、どっちが出口やら?」
ぶつかった相手と別れ、紫苑は改めてこの場所からの脱出方法を考えた。
「……泡でも食べながらのんびり行きましょうか」
マイペースな結論を出し、今度は人との接触が起きないように進んでいく。
そして、気づけばその場所にたどり着いていた。
「あら、ここはなんでしょう?」
どこをどう通って来たのか思い出せないが、変わった場所だった。トンネル内であることは変わりないが、人は少ないし、泡はさっきに比べて少ない。
そして説明の書かれたボードが見えやすいところに立てかけてあった。
『ようこそいらっしゃいました! ここはトンネルで迷ったあなたを外に導く、大チャンスの部屋!』
そしてその場所にいたスタッフの女性がマイクを握り、ノリよく説明を始めてくれた。
その内容を要約すると。
「服を泡で隠して撮影、ですか」
『はいです! セクシーに決めちゃってください! 例をあげれば――』
「きゃあ!」
「NOOOO!?」
その時、部屋の一角で声が上がった。
『そう、あの子くらい隠れてるといいですね!』
(体操服姿だと……面積が広すぎて難しいですね)
裏チェックポイントなる場所で説明を聞いた冬華は、部屋の隅でどう服を隠すかを悩んでいた。
服をたくし上げることも考えたが、それでも面積が大きいことに変わりはない。
そこで人目がまだ少ないのをいいことに、服を脱いで下着姿になった。
手早く泡を下着の上にまとって、隠していく。
もう大丈夫かな……と思った瞬間、突然目の前の壁が開いて、露草たちが入って来たのだった。
「あの、あまり見ないでもらえますか……」
「そ、そそそそソーリー!! では、後は任せマーシた!」
一瞬の誤解も解け、露草はヒューに案内を終えたことを告げて去っていく。
平静を装うとしているが、あと一歩で顔が真っ赤っかになるのは明らかであった。
残されたヒューは、女性スタッフに指示を仰ぐことになる。
『じゃあ気になる方もいるかもいしれませんし、身体の方は泡をつけて誰かわからなくしちゃいましょうか!』
「わかりました」
泡を全身に掛けられた――その場のみんなから楽しく泡まみれにされた――ヒューは、今度は女性スタッフを通して指示を出してもらい、冬華のセクシーポーズを撮ることにした。
『目線はここに! 相手を誘惑して虜にしちゃような感じで! 私が極上の女よっていうオーラを――ってカメラマンさんが指示してました!』
「……」
なぜだか言ってないことまでスタッフが注文するので、ヒューは首を振って否定したかったが、泡まみれで伝わっているのか正直わからなかった。
「服が張り付いて変な感じだったし、ちょうど良かったですね♪」
体操服を脱いだ紫苑は、楽しげに泡をまとって写真撮影を行う。
スタッフには、そのまま体操服を預かってもらうことにした。
『よろしいのですか?』
「はい♪水着だと体が軽い感じがして走りやすいですし♪」
微笑んで、紫苑は示された出口から軽快にレースを再開していった。
その後も、トンネルに入った老若男女の何人かがこの部屋に迷い込み、セクシーな試練を受けることになる。
「えーと、何このチェックポイント?――了解、わかった!」
陽毬は部屋の要旨を聞くや、すぽーんと服やら靴下やらを脱いでいく。これにはノリノリだったスタッフさんも驚きだ。
『躊躇いがないですね!?』
「こーゆーのは勢いが大事だよ!躊躇ってたら時間食うだけだし。どうせ泡で見えないんだし」
手早く残った布地を泡で隠すと、陽毬はノリノリでピースを決める。
『もうちょっと大胆なセクシーポーズを!――と、カメラの方が言っております!』
「そう?じゃあ……はい、チーズ」
気持ちいいくらいに颯爽と撮影に成功する陽毬。
そのまま泡を落とすこともなく、泡まみれのまま服を着なおしてレースを再開した。
「……そうだよね、さっさと済ませれば問題ない、よね」
「うんうん、早く先に進もう!」
陽毬の行動を見ていた輝夜。ゆりが気負いせず返事したので、さっそく二人で撮影を敢行する。
「ワンピースは白いからすぐわからなくなりそうだけど……裾をあげたほうがいいかな?」
そうすると太ももが露わになるので、すごく恥ずかしくなってくる輝夜。
「え? もっとがバーッとやってもいいよ?」
「ゆ、ゆりちゃん!」
そんなゆりの冗談もフォローになってか、輝夜たちもなんとかあわあわプールを突破した。
「あらあら、若いお嬢さんがあんなあられもない格好で……」
眼鏡を確保したものの、結局迷い込んでしまった妙子が自分のことのように頬を赤らめる。
「天国に近い場所……ってやつか?」
口笛を吹く亨(結局迷い込んだ)。羽織を置き、鍛えた上半身を強調するようにポーズをとる。
これぞ、陽と海風に焼いた小麦色の肌!
「おお、筋肉のラインがセクシー!」
女スタッフさんの口調が上ずった。なかなかドストライクだったようで目がハートマークになったまま、マイクそっちのけで凝視する。
「へへ、どんなもんよォ!」
無駄なく鍛えた上半身を見せつけ、ウインクする亨。
「カメラさん、早くショットを。あ、こっそり私が彼の筋肉に触ってるショットもお願いしま――」
ヒューは冷静に最初の注文だけ実行した。
「すべて隠れるようにって……けっこう大変ね袖をまくって……いっそ脱げば早く隠れるのかしら?」
『隠れます隠れます。さあさ、慎みも全部捨てて!』
「無理です!」
妙子はきっぱり言って、泡をたっぷりまとっていく。
「はぁ……はぁ……」
『そう言いつつ、若い男の肉体を見て私のようにはぁはぁ言うのであった』
「走って暑くなったからです!どうしたんですかあなたは!」
様子のおかしいスタッフ。彼女はこの後、配置移動を命じられることになる。
それはそれとして、妙子が身体を暑く感じているのは確かであり、上気した頰でセクシーな写真が撮れた。
「次は私ね」
絢は、続いてカメラの前に立つ。
バンドゥビキニということもあって、隠すのは簡単だったのだ。
不思議――というか、不可解――なことだが、泡をまとってセクシーポーズをとることが、最初ほど恥ずかしくなくなっている気がした。
(慣れた、というわけじゃないけど……)
下には下がある、という表現がいいのかどうかわからないが。
裸リボンの時に比べれば、泡でいろいろ見えなくなる分かなりマシというのは、ある。
それに、ここまできたらもう、開き直るしかないというのもあった。
(それに、女優になったらこれくらいの仕事はできないと話にならない、だろうし)
気構えの訓練と思ってみると、最初の頃の恥ずかしさは嘘のように引いていった。
……だからといって従姉妹に感謝する気持ちは全く出てこなかったが。
目線やポーズをセクシーなイメージで行うと、写真には堂々と自らのボディを誇る絢が写っていた。
どれくらい「俺は言ってない」と心の中で言ったかわからない。
ヒューがそんな状況になったころ、彼女は現れた。
「服の部分を泡で隠せばいいのね」
その声を聞いた時、ヒュー自身いまどんな感情かよくわからなかった。
ただ、下手な水着を着ているよりセクシーな気がして、泡をまとった彼女の堂々とした肢体の動きにドキドキしていた。
仕事モードがこの一瞬、完全に消えた。
「撮影、ありがとう」
恋人の水樹がそう言って去った後、ヒューは今日のことを後で告げるべきか、悩みつつ次の撮影場所へ向かった。
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日常
学校生活
スポーツ
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1000人
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35人
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シナリオガイド公開日
2016年11月12日
参加申し込みの期限
2016年11月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月19日 11時00分
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