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【マラソン大会】晴れ、ときどきあわあわ!? マラソン大会!
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●開幕・あわあわマラソン!
「あー……走りたくなーい」
運動の苦手な
夢呼・ステイシー
。できれば参加したくなかったが、
(入学直後にちょこちょこ体調崩して休んだのがきいてるんだよな……くっ!)
出席日数を数えると進級が危なさそうなので、やむを得なくの参加だ。
10kmを完走できるはずもないので、あわあわマラソンに参加だ。
(本当は3kmだって不安なんだが)
なにしろ、中学までまともに体育の授業なんて受けていないから、長距離走なんて縁もなかった。
(と言っても、両親も見にきてるみたいだし……頑張るしかない、うむ)
とりあえず眼鏡だけは死守しようと、ステイシーは気分晴れぬままスタートを待つ。
「まだかな、まだかな!」
曖浜 瑠樹
は、そのスタートが待ちきれずにその場で走る仕草を繰り返している。
ステイシーとは反対に、走ったり体を動かしたりするのは大好きなのだ。
「どんなあわあわがあるかなぁ」
周りには大人のおにーさんやおねーさん、同じくらいの小学生や商店街のおじいさんたちまでいる。
どんな風になるのか、楽しみだった。
「みなさんやる気じゅーぶんデースねー」
深縹 露草
は、選手たちのワイワイとした雰囲気に、笑顔を浮かべた。
「アクシデンツが起きないよう、頑張りマースよ」
今日の彼は、スタッフの手伝いとして来ていた。
会場本部の設営に始まり、受付や機材の運搬もちょうどひと段落。あとはレース中のハプニングに気をつけるだけだ。
そういう意味では、色々と起こりそうなレースではあったが。
「おや、参加なさるんデースか?」
一緒に手伝いをしていた
白石 妙子
が準備運動をしていた。
「ええ……子ども会の役員から参加者が少なかったそうで、急きょ」
眼鏡の奥に不安そうな光を灯して、妙子が呟く。
「わ、私走るの苦手なんですけど……」
確かに濡れた場合のために着替えは持ってきているし、日頃の運動不足をどうにかしたいとも思っていた。しかしいきなりマラソン、それもあわあわとなると……考えるだけで良いイメージが浮かばなかった。
「無理は禁物です。体調も大切ですから」
「そうですよ。途中で棄権したって問題ないでしょうし」
露草に続き、話を聞いていた
ヒュー・ヒューバート
も安心させようと声をかける。
今日の彼は、主催側から依頼されたカメラマンだ。
「子ども会用の写真を撮るので集まってもらえませんか?」
「あ、そうでした!」
妙子が気持ちを切り替えて動き出す。
しばらくして写真も撮り終わり、ヒューは今度はスタート前の選手たちへとレンズを向けていく。
「それにしても……高校のマラソン大会とごっちゃになっているから、いろいろとカオスだな」
参加者には体操服姿も多く、中には大会の趣旨と今日の暖かさもあってか、普段は見られない服装の者もいる。ついついそちらに注目してしまう。
普通の参加者の写真が少なくならないように……と思っていると、レンズ越しに見知った姿を目にした。
恋人の
城山 水樹
だ。競技用のセパレートウェアを着ている。髪をアップでまとめていた。
(そういえば、運動をしたいと言ってたか)
去年の暮れに雑誌の読者モデルから専属になったためもあり、最近は以前より自分を磨くことに注力していると感じる。その成果も出ていて、周りよりもカメラ映えしてよく目立つ。
「似合ってるじゃないか」
そう言いつつも、ヒューは声をかけるのはやめておいた。
なんとなく、その方が今後面白い気がしたのだ。
そろそろスタートだ。
「頑張ろ……!」
あわあわマラソンの方に間違えてエントリーしてしまった
雨咲 時雨
。やってしまったことは仕方ないと、防水仕様の音楽プレーヤーからお気に入りの曲を流して気持ちを落ち着ける。
「イロモノ枠の感じがスゲーけど、3kmってのが魅力だよな」
意気揚々と
七峯 亨
は先頭、スタートラインに着く。
せっかくの楽しげなイベントだ。ちょっとしたお祭り気分で派手に、楽しく走るまでだ。
パァン!
あわあわマラソンが始まる。
「よーし……ふぶ!」
ののこの顔面にさっそく大きな泡の塊が炸裂する。
「あははは、楽しい!」
「はぁ……なんでこうなるのよ」
青山 絢
はそれとは反対に、真っ赤にした顔でバスタオルを脱ぎ払った。誰かに自分の姿を見られる前に、自ら積極的に泡を浴びていく。
はた目には楽しんで泡を浴びているように見えたかもしれない。しかし実際は違った。
(こんな格好でまともに走れるわけないじゃない……!)
現在の絢は、泡の下は一糸まとわぬ……というわけではないが、それに近いバンドゥビキニ姿だった。
すべては、彼女の従妹が仕向けたことである。
そもそもの始まりは、従妹が勝手に、絢のあわあわマラソン出場を勝手に決めてきたことに始まる。
(たしかに学校行事だからって10kmも走るなんてしんどいって思ってたけれど……フツウ何も相談しないで決めちゃう?)
その時は、「あ、そっちでも出席扱いになるんだ? じゃあいっか」みたいな気分だった。
まさか当日着替えようとして、いつの間にか走るための衣服が取り換えられていたなんて、だれか予想できるだろう。
絢は今、身体に泡を塗りたくってこの恥ずかしい衣装を隠している。それでも、顔は湯気でもあがっているかのように熱い。
(落ち着いて、落ち着いて……きっと誰にも見られてない。それに、よくよく考えたら少し前のあの時よりずっとマシじゃないの。きっと大丈夫よ)
絢の言うあの時とは、いわゆる「裸リボン」状態で走った時のことである。
もう今がマシとか、大丈夫とかいう次元ではないのだが、ようするに絢はそれくらい追い詰められていた。
「はぁ……はぁ……公式大会のために調整するのはつかれるにゃ」
青物 といき
はその時、走り出したばかりの選手たちの後方におり、軽くその場で足踏みをしていた。
たとえスタートが遅かろうと、陸上部・長距離専攻である彼女にとって狙うは1位だ。
普段しているカラフルなエクステも、今は外している。
真剣な表情で前を見ていたといきは、そこで見知った人影を見て、顔をほころばせた。
「あっ、浅井先生ー!」
恋愛ごとには朴念仁の浅井教諭。
スタート直後の騒がしい瞬間だったが、声が届いたのか振り返る。といきと視線があった。
「よし、いくにゃ!」
手を振った浅井は何か叫んだ。応援の言葉だろうか。聞こえなかったが、といきはその応援の気持ちだけ受け取って走り出した。
今はレース中だ。恋の感情で心は揺らがない。
「日頃のメンタルトレーニングの成果にゃ……って、なんでこんなあわあわしてるんだにゃー!?」
前を向き直った途端に泡が降ってきて、「にゃー!!」とといきの悲鳴があがる。
どうやら普通のマラソン大会として集中し過ぎて、泡まみれになるものだとは気づいていなかったらしい。
「行っけええええ、沼田さぁああん!」
「ひえええええ!」
屑利 執
が、ミニ四駆少年よろしく沼田さんにゲキを入れる。
――あれから、執は沼田さんを説得し続けていたのだ。
「授業をあれこれ理由付けて休んでたから、ここで良い成績をとっておきたいんだ!」
「そ、それについては良い心がけじゃないかな、はは」
「でもやっぱり楽したいからお願いします!」
「なんでそうなるのかな!?」
「あとほら、いつもお世話になってるから、沼田さんも若い女の子たちと遊べる機会をって思ってさ!」
「……!?」
「その沈黙は承諾と受け取ったァ!」
「キャー!?」
――と、誠意ある説得()により、どうにかこうにか沼田さんに走ってもらえることになった。
カツラを付け、パッチパチに引き伸ばされた「屑利」の体操服を着て走る沼田さんを、執は観客に混じってククク、と見守る。
「あとは沼田さんを一位にさせるだけだ」
そうして、執は自転車でコースの先回りを始める。
「速度を出すと危ないですわよー!」
設営テントの横を通った自転車に、
上下 左右
はそう注意をした。たぶん聞こえていない。
「ああ、みなさん楽しそうですわね……」
早速泡を浴びて、レースはスタートから歓声が巻き起こっていた。
左右もあわあわマラソンに参加したかったが、自分の体調を考えれば途中で絶対倒れてしまうだろうと、今回は大人しくレースの手伝いをすることにしていた。
備品の確認なども終わったので、しばらくは何もすることがない。
「そういえば、アトラクションには何がありましたっけ」
左右が近くにあったパンフを開く。ついでその顔が輝いた。
「あわあわジェット噴射!?とっても面白そうですわ!」
見ると、先頭集団はそのジェット噴射機の近くへと到達しようとしている。
「一斉開放ですわ!」
左右がろっこんを発動させた。
「キャー、早速全身泡まみれなのですー!」
吹雪のごとく降り注いできた泡噴射に、
稲井 いおね
が黄色い声をあげて笑う。
払っても払っても泡が隠してしまうので、もう前すら見えない状況だが、普段は味わえないようなシチュエーションにテンションが上がりまくりだ。
「えい!」
マラソンそっちのけで泡の掛け合いをする参加者も出てきて、いおねもやり返しながら前に進む。
「授業でこんな楽しいことするんだね!参加してて良かった!」
本居 陽毬
も、もう遊ぶついでに進んでるという気持ちだった。
「きゃ!? やったなー!」
近くを走っていたクラスメイトが背中に泡を入れてきて、反撃を行う。
(本土の学校にいた時は、こんな楽しそうな大会なかったし)
これで体育の授業2回分になるのだから、一度で二度美味しいって感じだ。
普通に走るより絶対楽しい!
「ふふ、泡まみれになるのも泡のお風呂に入るみたいで楽しいですね♪」
泡を付けられ、
巫部 紫苑
はクスリと笑みをこぼした。ちなみに泡風呂に入ったことはない。
それにしても最初からすごい勢いで泡が落ちてくる。道路にはもう積もった泡があるくらいだ。これで序の口なのだから、この後もはどうなることやら。
濡れてもいいように……と、体操服の下に水着を着てきたが、これだとすぐに出番が来るだろう。
「でも暖かいですし、良いマラソン日和って感じですね♪」
泡がついてもマイペースに、紫苑は進む。
一方で、いおねは視界が晴れないまま迷走していた。
「こーなったら走って落としてしまうのです!」
風圧で泡を振り落とそうと、風上に向かういおねだが、当然ながらその風上にはジェット噴射機がある。最初は風で泡を落とせたものの、向かうほどに泡を受ける量が増えていく。
「キャー、逆にもこもこになってしまったのですー!」
「あ、もこもこ面白そーう!」
雪だるまのように泡まみれになったいおねを見て、ののこがはしゃぐ。
「あたしたちも行ってみよー!」
「……って、僕も!?」
たまたまののこの後ろにいた
佐藤 英二
は、突如降ってきた話題に目を丸くした。
実は10kmに参加予定だった英二だが、気になるののこがこちらを選んだため、釣られてエントリーしていたりする。
前にののこがいたのは偶然だったが、まさかこうなるとは思わなかった。
「行くぞ戦友!しなばもろともー!」
「意味わかって言ってるのかなっ?」
噴射機に突っ切っていくののこ。そんな蛮勇は英二にはなかったが、誘われたのに行かないと悪いかなぁと、なんとなく追いかけてしまう。
結果。
「――――!!」
彼もまた、もこもこ泡だらけになってしまった。
「あ、いおねと同じうっかりさんですね!」
「そ、そうだね……」
テンションの高いいおねに、英二は苦笑した。
「のっけから前途多難になったな」
ヒューはカメラについた泡を丁寧にぬぐいながら、選手たちの背を見送った。
撮影の都合上、近くにいたため、彼もまた泡の洗礼をもらに受けてしまっている。
それは近場で様子を見ていたスタッフや観客も同じようで、しかしながら大会のノリもあってかにぎやかなものだった。
泡に邪魔されすぎないようにして、スタート直後の写真は十分に撮れた。
ただこのあと先回りして撮影を続けるので、レンズにつかないよう気をつけるかと、ヒューは移動を始める。
ちなみに、水樹の姿もばっちり写真に収めていた。
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
35人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月12日
参加申し込みの期限
2016年11月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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