this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【バレンタイン】フェアリィテイルとチョコレート!
<< もどる
1
…
13
14
15
16
17
…
40
つぎへ >>
シーサイドタウンから電車で星ヶ丘まで移動して、
城山 水樹
と
ヒュー・ヒューバート
はステッラ・デッラ・コリーナへやって来ると、アリスのお茶会が行われているフロアへと移動する。
「ここへ来るのは
去年のクリスマス
以来ね」
ヒューとの出会いもそこだった、とほんの数ヶ月前の事を思い出しながら水樹は案内された席へと座った。
「そうだな、僕は昨日の事のように思い出せるよ?」
ふわりと微笑むヒューに水樹はその夜の事を思い出して僅かに頬が赤くなるのを感じた。それを見られるのを恥ずかしく思ったのか、
「わ、私スイーツを取って来るわ!」
と、すっと立ち上がってビュッフェへと向かう。その後姿を眺めながら、ヒューは恥ずかしがる恋人のなんと可愛い事だろうかと口元が緩むのを感じて、自分も後を追うように席を立った。白い皿の上に適度な量のサンドイッチやスコーン、チョコレートを載せて戻ると、水樹が1口サイズのケーキを何個か載せた皿をテーブルに置いてビュッフェ会場を見渡している。
「お待たせ、何か気になる物でもあった?」
「ええ、アリスの格好をしてる子やウェイターの子達の衣装でしょう、それに内装もアリスっぽいと思って」
成程、言われて見れば椅子やテーブルクロス等もトランプの柄だったりと中々に凝っているし、スイーツや軽食も手間を掛けた見た目をしている。もちろん味も見た目に劣らず舌を楽しませてくれた。
十分に目と舌でアリスのお茶会を楽しむと、ヒューが水樹をエスコートするように予約していたホテル部屋へと向かった。
「この部屋って……
あの時
と同じ部屋ね?」
「覚えてたんだね、正解だよ」
そっと水樹のコートを受け取って、自分のと一緒にハンガーに掛けながらヒューが微笑む。忘れるはずがないわ、と窓際に立つ水樹を後ろから抱き締めて、ヒューがゆっくりと灯りだすイルミネーションの光を眺めた。運命的な出会いだったと、口には出さないけれど彼らは思う。普段ならマッチメイキング・パーティーで出会った人間とその日の内に夜を共にするなんて考えもしなかったから。けれど、どうしてかお互い惹かれてしまったのだ。肌を重ねてもいいと思うほどに。
遠目からでも美しいイルミネーションを眺め、他愛ない話をしながら水樹はバレンタインのチョコレートをどのタイミングで渡そうかと考えあぐねていた。ヒューがお茶でも淹れようかと言ってくれたから、それに合わせてそっと小さな包みを手渡した。
「これ……バレンタインのチョコレート」
「ありがとう、すごく嬉しい。……開けても?」
こくりと頷いた水樹を見て、ヒューは窓際のソファに座って丁寧に包みを解く。隣に座っている水樹は少し落ち着かなくて、そわそわしている。中から出てきたのは綺麗なハート型の1粒チョコレートで、箱の中に数個綺麗に収められていた。まるでお店で売っている物の様に綺麗なチョコレートだった。
「甘い物、好きかわからなくて……ビターチョコで作ってみたんだけど……」
「水樹が作ってくれたのかい? 大丈夫、食べれるよ」
そっとヒューがチョコレートに手を伸ばす。
「あっでもさっきスイーツ食べたばっかりで……あちゃー……」
「こっちの方が、いいな」
もっと後で渡した方が良かっただろうかと水樹が思うよりも先に、ヒューが水樹の手作りチョコを摘んで口へと放り込む。口の中で解ける様に溶けていくチョコは舌触りも優しくて、水樹のお菓子作りの腕前を伺えさせた。口の中に残ったアーモンドは飴がけされていて、カリッと香ばしくて優しい甘味を伝えてくる。
「うん、すごく美味しいよ、水樹」
「よかった……!」
ほっとした表情を見せる水樹が可愛くて、愛おしくて、ヒューはそっと肩を抱き寄せる。それからゆっくりとローズピンクの唇へ自分の唇を落とした。触れるだけのキスから、深く味わう様なキスをして名残惜しげに唇を離す。
「……チョコレートの味ね」
ぺろりと自分の唇を舐める水樹を見て、ヒューは今夜は眠れそうにない……いや、寝かせてあげられそうにないなと思いながら、もう1度水樹へ口付けた。
<< もどる
1
…
13
14
15
16
17
…
40
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【バレンタイン】フェアリィテイルとチョコレート!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
76人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月19日
参加申し込みの期限
2016年09月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!