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海外では男性から女性に花を贈る風習があると聞くが、日本では女性から男性にチョコレートを渡す恋の季節。
流のような男子高校生が一人でチョコを求めて現れようものなら、女性達の好奇に満ちた視線にさらされるに違いない。
非常にキツイが、悲しいかな……今のところチョコをもらえる当ても思いつかない。
「どうすっかなぁ」
ゴロゴロと寝ころぶ流。
すがるようにクッションに抱きつくが、願いを叶えてくれる訳でもなし。
きっとチョコレートショップには、宝石のように敷き詰められたボンボン・ショコラが並んでいるだろう。
生クリームで濃厚な口当たりのガナッシュ、アーモンドを優しく包むプラリネ。
甘味にほろ苦さを秘めたブラウニーに、蕩けるような舌触りの生チョコ――!
「でも俺一人じゃやっぱ厳しいよなぁ――いや、待てよ?」
俺一人じゃ厳しいなら、誰か誘える相手は居ないのか。
自問に対し、自答はすぐに出た。慣れた手つきで携帯端末を操作する。
送り先は
本居 陽毬
、ふたつ隣のクラスの戦友(食い友)である。
彼女なら一緒に来てくれれば違和感なく入れるだろうし、美味しい物の為なら快く引き受けてくれるはず!
そんな期待を胸に送信ボタンを押すと、一分と経たずに快諾の返事が来た――のだが。
『私に物を頼むなら何をしないといけないか……わかってるよね?』
……ニヤリと笑う陽毬の不敵な笑みが脳裏に浮かぶ。
昼過ぎ、アウトレット前で待ち合わせるとすでに陽毬が待っていた。
「わかるよ、この時期に野郎1人でチョコショップに入るとか、なんていうか……大変世間の視線が痛いもんね!」
「返す言葉もない」
合流するなり、陽毬はしみじみと頷く。
「仕方がないから恋人を演じてやり過ごさせてあげようっ」と言うと、陽毬は鼻歌まじりに先を歩き始めた。
スキップしそうな勢いの陽毬の背から、流はそっと視線を逸らして後を追う。
中では想像通り、色めき立つ少女の集団がいくつもあり、可愛らしく包装された小箱を手にしている。
その中身がなんであるかは、想像に難くない。
「水守くん、こっちこっち! 早くしないと売り切れちゃうよー」
少し離れた先で陽毬が手招きしており、流も早足で距離を詰める。
――人波をくぐり抜けてようやくたどり着いた先に、目的のチョコレート専門店の姿があった。
この辺りでは見かけないお店とあって、同じように興味を持った女性達が集まり、理想のチョコを探し求めている。
「ここがチョコショップか……」
群がる女性達の躍起になっている姿を見て、流は自身の判断が正しかったことに安堵の息を吐く。
「本居、付き合ってくれてサンキューな。そんじゃ中はいって新作チョコをチェックしてこうぜ!」
流の一声に陽毬の目がよりいっそう強く輝き始めた。
「わーい、ただチョコ―!!!」
諸手をあげて喜ぶ陽毬は流の袖を掴むと、店内へと引き込んでいく。
「お、おい本居!?」
「いいからいいから、この方がそれっぽく見えるって!」
それ、というのはカモフラージュ役のことだろう――確かに傍目から見ると、彼女と一緒に来たようにも見えるようだ。
陽毬の機転もあって、周囲の女性からもジロジロと見られる様子もない。
ホッとした流は、周囲の棚にぐるりと視線を巡らせてみた。
立ち並ぶショーケースの傍らには、箱の中身を模したサンプルが並んでおり、
一口サイズのチョコレートは可愛らしくも、見ているだけで口の中に甘さが広がるような錯覚を覚える。
「おお、こんなチョコもあるんだな」
ナッツ入りの甘さを抑えたビターなチョコ、キューブ状のカラフルなフルーツチョコなどなど。
どれも魅力的なものだから、一個に絞るのは中々に難しい。
「これ、試食とかあるかなぁ」
よだれを垂らしそうなほど口元を緩める陽毬は、つい物欲しそうな視線でショーケースに張りついてしまう。
「よかったら食べてみますか?」
店員の女性が声をかけると、勢いよく顔をあげた陽毬の顔には『いいんですか!?』と書かれているように見える。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
木乃
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月07日
参加申し込みの期限
2016年09月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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