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【球技大会】テニスの部(白猫組サイド) -後半-
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○第5試合 金堂・笹暮vs葛城・加瀬○
最終試合に臨む四人は、それぞれ少なからず緊張していた。
黒猫組と白猫組の勝利ペア数はどちらも2ペアずつ。
自分たちの肩にチーム全体の勝利がかかっているのだ。
いかに学校行事の遊び半分とは言え責任を感じざるを得ない。
そこはかとなく感じる不安を追い払おうと、璃人はしきりに礼二に話しかけていた。
「お兄ちゃん! 相手はしろーとさんたちなのです。りぃたちが負けるはずないですよね!」
「まあ俺と璃人なら滅多なことは無いと思いますけどねぇ」
礼二は余裕そうな表情で璃人に涼やかな視線を向けている。
「ただし油断は禁物ですよ。獅子、兎を搏つとも言いますからねぇ」
礼二はそう忠告すると、璃人に軽くウィンクしてみせた。
さすが読者モデルをつとめるだけあって、その姿はとても様になっていた。
金堂 睦月
は自陣のベンチに結跏趺坐を組んで目を閉じ、口を真一文字に結んで精神統一をしていた。
璃人と礼二がテニス部であると知った睦月は、強敵にも狼狽しないイメージを繰り返し脳内に刻み込む。
一種の自己暗示だが、自分の勝利する姿をイメージすることすら出来ない相手に勝てるはずもない。
睦月の脇では相方である真秋が着ていたジャージの上着を脱いでいるところだった。
その下に着込んでいたのはテニスウェアのような運動服ではなくTシャツだ。
生地も形もまったく普通のTシャツだが、胸のところに大きく『Tonosaga』、そして背中の同じ位置に『~EpisodeⅠ 覚醒~』という文字がそれぞれプリントされている。
いわゆる変Tというものだ。
真秋が着てくるそれのプリントは毎日変化する。
表情の変化が少なくあまり目立たないが、真秋はかなりの美形で、ファンクラブ位は存在しそうだった。
着替えを終えた真秋は睦月に声をかける。
「……そろそろ行こうよ、金堂君」
「おう、行くとするかのう」
睦月はドスの利いた声で応じて立ち上がると、ひとつ大きな伸びをした。
「ちっ、止まらんのう」
そうして荷物からラケットを取りだした睦月は小声でつぶやきを漏らす。
「……ん、なに?」
「いや。ときに笹暮、普段から携えているぬいぐるみは持たなくてかまわんのか?」
「……今日はいい」
「そうかい」
いつも持っている猫のぬいぐるみを置く。
それは真秋が真剣になったサインだった。
(笹暮が本気じゃというのに、ワシは情けないのう……)
それは畏れか、武者震いか。
睦月は震えのやまない己の腕を戒めるように拳を固く握るのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月05日
参加申し込みの期限
2013年05月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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