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【球技大会】テニスの部(白猫組サイド) -後半-
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「ねぇ、お兄ちゃんっ」
「どうかしましたか、璃人」
睦月と真秋の反対側を行く璃人は隣を歩く礼二に話しかけた。
「りぃはー、あっちのおっきい人を狙うのが良いと思うのですよ」
璃人の言葉に、睦月へちらりと視線を向ける礼二。
「そうですねぇ……どうしてそう思ったんですか?」
「あの人、相方さんに比べてストロークが正確じゃないのです。お兄ちゃんも気付いているんでしょ? 弱点は叩かないと、なのです♪」
璃人は明るい笑顔を見せているが、その笑みには黒い輝きが混じっている。
礼二は璃人の言葉のいちいちに頷きながら聞いていた。
彼が湛える笑顔にもなにか底知れないものがある。
「仮に相方さんがおっきい人をかばったとしても、そっちが疲れて使い物にならなくなっちゃえばおんなじなのですっ!」
「分かりました。折角可愛い『妹』が立てた作戦です。それをすてるなんてとんでもないですよねぇ」
うふふ、えへへと互いに笑いあう二人はなにやら楽しそうだ。
「りぃには見えるのです! ヴィジョンが……りぃたちの勝つ姿が! これが獅子、兎を搏つなのですね、お兄ちゃん!」
「そうです、その意気ですよ璃人……!」
「がおおおおーっ!!」
吼えた璃人は、ライオンよりはむしろ仔猫のような可愛らしさだった。
かくして試合は後半戦へと突入する。
睦月たちはこれまで以上に苦しめられることとなった。
璃人と礼二は先の作戦通り、睦月へと集中攻撃をかける。
特に足元を狙って放たれる球は、背の高い睦月にはストローク時無理な姿勢を取らなければならない。
しかも下からすくい上げるようにラケットを振るため、自然と球は浮きがちだ。
そこを璃人に叩かれ、ポイントを奪われる。
真秋は真秋で、ポジションを大幅に引き睦月に球が集まらないようフォローしている。
だが、そうしてブロックのため走り回っているうちに真秋も体力を削られてくる。
普段はなるべく体を使わないように暮らしている真秋に人並み外れた体力があるはずもなく、すぐに息があがってしまった。
集中攻撃を受けても大きく崩れないだけ先ほどよりもパフォーマンスが高いとも言える。
しかし結局試合は睦月と真秋が劣勢なままだ。
「ワシは情けないのう……」
汗を滝のように流しながらも、自分の前に壁を作ってくれている真秋の背中へ、睦月は呟いた。
「いかんなあ……」
睦月はオールバックが乱れて額に落ちかかっている髪をかきあげた。
「このまま自分の情けなさで仲間を困らせていては男が廃るぞ、
金堂 睦月
!」
そして自らの頬を平手でひとつ打つ。
「うむ、良し」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月05日
参加申し込みの期限
2013年05月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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