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\ オーバータイム!/
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ある触れ合う温もりを
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「今日は練習は休みか……どうしようかな?」
放課後、
椎井 莉鳥
は呟いた。
今日は陸上部の練習は休みだった。こういう日は意外とやることがない。自宅へ帰るにしても時間が中途半端なのだ。
(自宅へ帰らないで制服姿のまま、シーサイドタウンをぶらぶらしようかな)
そんなことを考えながら、莉鳥は学校を出た。
綿会 日華
は、ウキウキと、イヤホンで音楽を聴きながら、電車で寝子ヶ浜海浜公園まで移動していた。日華の服装は、スポーティな感じだ。持ち物はリュックに帽子、それからバスケットボール。手荷物があるが、スポーツマンシップにのっとり(?)、座席には座らない。
都心に向かうほど電車は混んできた。乗り降りする人の邪魔にならないよう移動しつつ、日華は壁際に落ち着いた。海浜公園に近づいて、降りる準備をしようと少し身体を動かした、
そのときだった。
髪をピンと引っ張られた感覚がした。
(え? なになに?)
どうやら、背後に立っていた人のボタンに髪の毛が引っかかっているようだ。
(どないしよ……もうすぐ駅やのに、降りられへんやーん)
自分の羊のようなもこもこ髪が、今日は雨の日より数倍憎い。自然と日華の目に涙が溜まる。心の中でも、顔でも泣いてしまっていた。
髪が引っかかっているので、後ろを真っ直ぐには振り向けない。けれども、日華は人見知りなどしたこともないので、後ろの人に話しかけて、聞いてみることにした。
「えっと、あのーですね、うちの髪がどうも悪さをしとるようで……ボタンやろか、絡まってないです?」
前に立っている女の子に話しかけられて、莉鳥は自分の制服のボタンに女の子の髪が絡まっていることに気づいた。話しかけられるまであまり気に留めていなかったが、莉鳥と同じ寝子高生だ。
「待っててね」
莉鳥は、鞄からペンケースを、そしてさらにその中にあるハサミを取り出した。そして、ボタンに絡まっている女の子の髪を切ってしまわないよう気をつけて、自分の制服のボタンの糸を切った。
「はい、これで大丈夫よ」
まだ彼女の髪が絡まっているため、莉鳥はボタンを女の子に差し出した。
女の子はなぜだか少し顔を赤らめて、お礼を言った。そうして、嬉しそうに莉鳥の手に触れ、差し出されたボタンを受け取った。
思いがけない誰かとの触れ合い。その温もりに、莉鳥は思わずハッとしてしまった。少し戸惑い気味になって、相手の女の子につられるように、莉鳥も赤面する。
なぜか気恥ずかしく思ったのだ。
(なぜかこうすることで、どことなく「幸運」を感じるのは気のせいかな?)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月19日
参加申し込みの期限
2016年07月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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