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天界よりの試練 ――花咲く風のコズエル――
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承:人間の意地
「しっかりしろ!」
八神 修
の声で我に帰り、
エスカルゴ・臼居
は目をきょとんとした。元々状態異常に強い拳闘士な上、この『別れの黒』は効果を齎すパーセンテージが低い。先ほど意識が飛んだのは、カットインの所為の様だ。
【瀕死】は、持っていたHPをいきなり一桁代に持っていって弱らせる。普通に体力を回復すれば解除できると言うものだが、かなり厄介である。
「一瞬ひやっ、としました」
夕鈴 翼
がふぅ、と額に浮かんだ汗を拭って呟く。だが、舞う蝶の幻影を躍動的に胸を弾ませながらかわして、ナイフを放つ。
「念には念をだ。受け取っとけ!」
「わわっ、これってちょーっと攻めにいかないとマズい?」
夜海霧 楓
が全体を中回復させる術を放ち、同時に
黒兎 都
は魔曲スキルのクールタイムを減少させる『風精のラプソディー』に変更する。
「ありがとうございます!」
翼が礼を述べる。それは、他の前衛組とタンク4人も同じ思いだろう。まぁ、
嘉月兔 ネヴィア
は「これでまだ味わえますぅ」とか呟いたがそれはスルーしておこう。
「まだまだ俺様も健在だ!」
「無茶すんな、息が切れる」
ネヴィアが懐へ潜り込んで切りつけ、それにあわせて切り刻む
如月 庚
。彼らを襲うキックを庇う
薄野 九月
だが、上がった威力に思わず苦笑する。
「なっかなかキツイですねっ」
「だからこそ、俺たちがいるんだろ?」
すかさず楓がHP自動回復を九月に付け、着ぐるみさん(正体:
旅鴉 月詠
)が『(`・ω・´)』とモーションを見せつつも、中衛距離から弩で援護射撃。そのいぶし銀な動きから、経験者達は信頼を寄せていた。
着ぐるみさん自身も、この地味ながらとても効果的な動き、働きに誇りを持っているのがよく解る。
(コズエルの動きが、変った?)
治癒士の防衛を勤める
日暮 ねむる
は、コズエルの動きをしっかりと見ているうちに首をかしげた。ちらり、と散開して治癒に当たる治癒士たちを見れば、皆が真剣な顔をしている。
だが、ねむるは突如出現したエフェクトを見逃さなかった。首筋にぞわりと何かを感じ、咄嗟に動く。
「あぶないっ!」
ねむるは咄嗟に修を突き飛ばし、次の瞬間には局地的な吹雪に巻き込まれる。修が碧南たちに回復魔法をかけている間に、『尊き蒼』に狙われていたのだ。
(これ、結構キツいね!)
猛吹雪に弄られながら、ねむるは一人ごちる。だが一息ついたところで同じ場所にもう一度展開される。
「! もう一発?!」
【凍結】を免れた他HPが多めの重戦士だった上、温存していたのでまだ余裕はある。だが、さすがにもう一発食らえば半分以上のHPを消耗する可能性もある。それを察知してか、着ぐるみさんがねむるとエフェクトの間に入り猛吹雪に耐える。
後ろに下がる形となったねむるは修から自動回復魔法をかけてもらった。
「助かったよ、日暮、着ぐるみさん」
「こっちこそ。どうやら蒼が高火力みたいだから、庇ったときは回復お願いします」
修の言葉に、雑感を交えて答えるねむる。どうにか【凍結】を免れた着ぐるみさんも『(^ω^)b<無事ならよし!』と頷いている。
コズエルの直接攻撃も、威力が上がっていた。特に5連エンジェルクロー(翼での殴打)の火力が高い。その1発で体力ががりっ、と削れるもアタッカーたちはひるむ事無く挑んでいく。
即席のパーティとは思えない連携を組むエスカルゴと
サキリ・デイジーカッター
、日常で鍛えられた度胸と俊敏性を武器に挑む
羽生 碧南
と庚、持っていた知識と技術を最大限に生かす
白 真白
と
御剣 刀
が確実にダメージを与えていく。
「ここだっ!」
縫うように入り込むネヴィア。彼は相変わらず程よく痛めつけられつつも細やかな気遣いで回復のタイミングをずらす。
「燃え上がれっ!」
後衛から飛んでくる炎弾は、
卯木 衛
が放ったものだ。詠唱速度を速める『迅速』と魔法の威力を高める『高揚』を使う上、璃音が奏でる魔曲スキルによってMPは自動回復する。
(いけるいける! この調子で……!)
だが、ここで衛は、コズエルと目があった気がした。彼女のつややかな唇が綻び、同時に赤い蝶が周囲に巻き起こる。雑音が衛の耳に入ったとき、彼はあせった。詠唱がとまり、自然と体がコズエルへと向かう。体が熱い。【怒り】が付いてしまったようだ。
魔導士の欠点。それは【怒り】がつきやすい、という事。衛は身の丈よりも長い杖を手にコズエルへ殴りかかろうとする。
すぐに動いた楓はBS解除の魔法を衛にかけ、その様子を見ていた都は深くため息を付く。
「うーん、ダメージがちょーっと削れてきたかなぁ? なんとなーくいやな予感するんだよねぇ」
「それはウチも。……次ぐらい凄くキツいのやりそう」
中・後衛を担当する
七緒 璃音
は頭をかきながら周りを見渡す。さっきに比べ前衛組は、全体的にHPの減りがやや早いように思えた。
幸い、歌楽士・治癒士組のダメージはまだ前衛組に比べてひどくはない。だが、先ほど見た2連続の『尊き蒼』は油断できない。
(MP消費激しいけど、背に腹は変えられないか……)
璃音は全体に状態異常への抵抗力と防御力を上げる魔曲『守り人の盾』を奏で、都と目を合わせた。
「うち、『冥土のカプリス』(瀕死・即死に耐性を持つようになる魔曲スキル。効力は1戦闘中に1度だけ)持ってるけど、君は?」
「『天上のオラトリオ』(死亡時自動回復。使用できるのは1戦闘中に1度だけ)なら」
都の言葉に璃音が答える。と、都は即座に判断した。
「次、黒の予兆がきたらウチが『冥土』つかうよ。『天上』は切り札だからまだ温存で」
「OK」
璃音はにっ、と笑って頷く。そうしつつも懐に2つだけあるBS解除アイテムを確かめた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月01日
参加申し込みの期限
2016年07月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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