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●いくぜ寝子島シップ! 最終区間・感動のゴール!
「見えてきたぞ! ステッラ・デッラ・コリーナ」
いよいよゴールだ。
最初に現れた梅チームの士気が、更に高まった。
観衆が感動の瞬間を見ようと、大勢集まっている。
ここまで走ってきた疲れと、注目される緊張で暦の頬が朱に染まった。
「はぁはぁ……もうちょっとだよ! 頑張ろうっ!」
絵梨菜の励ましに、頷く。後続は引き離した、余裕のあるゴールとなりそうだ。
「爺ズも移動してきたみたいだね」
天野の言葉に目を向ければ、確かに寝子島ふぁんた爺ズが先回りして、最後の声援を送っている。
彼らに軽く頭を下げ、梅チームがその前を通過する。
町長の
中沢 リッカルド
の、にこやかな笑顔に迎えられ。
梅チームは互いに目配せすると、「せーの」でジャンピングゴールを決めた。
【寝子島シップ 総合優勝:梅チーム】
会場に、歓声と拍手が満ちた。
胸を去来する様々な想いに、熱くなる目頭を拭う少女達。
天野も穏やかな眼差しを、彼女達に向けた。
そんな梅チームに、婆からの熱いほっぺにチッスが送られたのは、別の話。
松チームは2番手につけていた。
しかし悪戯な風が、爺ズを襲う。
レッド、ブルー、イエローのフサフサの、そしてグリーンのバーコードヘアが捲れて飛んで来た!
「ヅラ!!?」
ヅラが見事顔面にヒットしたあらこめと、なっしー。
僅かに出来た隙に、一般参加チームにゴールされてしまった。
視界を遮ったヅラを地面に叩き付けた彼らが見たものは、フルオープンになり光り輝く爺ズの頭部。
「…………」
白目を剥いたまま、松チームが3着ゴールした。
【寝子島シップ 総合第3位:松チーム】
竹チームは最後に追い上げた。
望月と竜司は、これまでの珍道中など、無かった事の様に顔を凛々しく引き締め、邁進する。
ペースを全く合わせてくれない二人に引きずられまいと、修も必死に食らい付き、どうにかゴールまで辿り着いた。
【寝子島シップ 総合第6位:竹チーム】
「ゴール!! お、かわいい子たくさんいるじゃん♪ やったね!」
「俺様、まだ走り足りねえな。ともあれ、お疲れだ! 修ちゃあん、息あがってっけど、大丈夫か?」
全身汗だくになりながらも、ゆっくりと顔を上げた修は、微笑んでいた。
「……今日は二人のお陰で、ここまで来れたよ。ありがとう……」
「よ、よせよ……照れるじゃねえか! なあ、竜司」
頭を掻く望月だったが、話はそれで終わらなかった。
「礼と言ってはなんだが。ナンパは駄目だが、勉強なら教えるぞ。
もうすぐ中間テストだろ。理解できるまで、
俺がみっちり鍛えてやる
」
中間テスト。
嫌な言葉を聞いた。
最後だけ妙に語調を強くして、威圧するようにニッコリと笑う修の唇は、心なしか吊り上って。
先輩達は明日の我が身を想って、肝を冷やした。
そして閉会式。
優勝した梅チームを待っていたのは、予告どおりのインタビュー。
マイクを向けられた天野は、それを軽く制した。
「それは僕ではなく、他の方にお願いします。
ゴール出来たのは、バトンを繋いでくれた皆と、彼女たちのお陰ですから」
二人が楽しめたなら、それでいい。
優勝しても、天野のスタンスは変わらなかった。
話を振られて、暦のボルテージは一気に沸点に達した。
「……そう言えばこれってテレビに……つ、つまり……私、も……!」
勿論、映ってます。
暦は耳まで真っ赤だ。
「あ、あああいあ、あい、あっ、い、いんた、インタビューって……。
あわわ、その、あの、え、ああああの…!?」
「……(上條、大丈夫か?)……」
「……せ、しぇいいっぱいばんがりました!」
恥らって、噛み噛みの女子高生。ええのう、もっとやれ。
かわいらしく顔を覆って身を縮める暦に、惜しみない拍手が送られた。
「最初、1位でバトンを渡された時はすっごく緊張しちゃったけど。
チームの皆や、お爺ちゃん達をはじめ、皆の励ましで頑張ることが出来ました。
この場を借りて、どうもありがとうございましたー♪」
ぺこりんと頭を下げる絵梨菜に、会場が沸いた。
マイクは入賞した松チームにも向けられた。
「惜しい男を失くしました……屍の勇姿は絶対に忘れません……!」
目薬を後ろに放り投げながら、美声でなっしーが答えれば。
「頼もしい先輩達がいたから、ここまで来れました! 先輩、天国で見守っていてくださいね……!」
あらこめもウッと嘘泣きした。
こんな時ばっかり、息ぴったりだ。
そんなチームメイトに、かばねんはただ安らかな死に顔(?)をさらしているのであった。
ほとんど自らの足で走ることのなかったかばねん。
だが、その凄惨な姿は多くの人々の心を(別の意味で)捉え、後頭部の巨大なハゲを代償に、見事区間賞に輝いた。
【寝子島シップ 最終区間・区間賞獲得:
屍 骸
】
「区間賞獲得おめでとう――!!」
寝子島ふぁんた爺ズが、ふんどしのみを残し、一斉に脱衣した。
脱いだ衣服が次々に、かばねんの体に掛けられる。
「区間賞の賞品は、ワシらの脱ぎたてチア衣装じゃっ!」
「………………………………………………く、腐れやべぇ……………」
がくり。
力尽きたかばねんの首が、今度こそ横を向いた。
生きろかばねん。こんな終わり方はないぞ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
9人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月11日
参加申し込みの期限
2013年05月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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