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激走! 寝子島横断三人四脚駅伝!(最終区間)
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4位の松チームと、5位の竹チームの第3区間の選手も、スタートラインに迫って来ている。
こちらは松チーム。
「わぁい三人四脚、レッド三人四脚大好き!」
何をぶりっこしているのだ、自称正義の味方『あらこめレッド』。
新井 米太郎
はクールに傍観する同じチームの先輩達、
行梨 謡
と
屍 骸
の視線に気づくと真顔に戻った。
「ああもう、寒いこと言ってないで優勝を狙うよ!」
それはそうとヒーロー、先日
刺された
傷は大丈夫かい?
「なぁに勝手に、一人でボケ突っ込みしてんだよ、レッド」
とろんと眠そうな目で、なっしー(謡)が揶揄った。
相変わらず、無駄にいい声だ。
「いいか、この区間のテーマは友情だ。ならばお互い、助け合いの精神だ」
言っていることは立派なのに、棒読みなのが更に残念だ。
「松チームの明暗は、アンカーの俺達にかかってる」
何も間違っちゃいない。
だのに、このうさんくささよ。
かばねん(骸)も負けてはいなかった。
「この勝負、勝利する上で最も重要なのはチームワーク」
相変わらず頬はこけ、土気色の顔。壮絶なクマを落とした目は、焦点すら合っていない。
完走どころか、50M走れるかも怪しい。
「友との絆! 友情! と、来たなら! 俺達の勝利は間違いねぇ!」
かばねんは声を張る。
「おれたちのゆうじょうをみせてやろうぜ!」
君、ヤケクソになってないかい?
「おし、リズム合わせていくか」
三人は歩調を合わせるために、掛け声を決めた。
「バッ、キン、ガム、\宮殿/」
――はい?
「バッ、キン、ガム、\宮殿/ のリズムで、右左、右左だな」
なっしーが無表情で了承した。
「……バッ、キン、ガム、\宮殿/ バッ、キン、ガム、\宮でn……」
あらこめは瞬きすら忘れて、うわ言のように口の中で繰り返したが、ついにキレた。
「走る時のリズム合わせはどうしようかとかそんなのを考えてた僕が馬鹿馬鹿しくなってくるステキ掛け声じゃないかよ!?」
早口でまくしたてる。
「体力的に不安な屍を引っ張る感じで、体育科の俺とレッドが頑張るか。
おっやばいな、俺達息ぴったりじゃない? いえーいぴーす」
カメラを向けられたなっしーが、爽やかにダブルピース。
あらこめの必死の訴えは、いとも簡単にスルーされた。
「バッ、キン、ガム、\宮殿/ バッ、キン、ガム、\宮殿/
おら、語呂わりぃからって噛むなよレッドくん」
今回、松チームの潤滑油となって機能する男、かばねんがようやく後輩を気遣った。
「しかしまあ、俺って貧弱ボーイだからよ。
走るだけでもキツイってのに、その上声を出して肺を酷使し続けたものなら。
どうなるのかわからあやべ呼吸困難」
いきなり膝を折ったかばねんに、あらこめの頬を汗が一筋伝い。
次の瞬間、腹を抱えて笑い出した。
「あはははは! 走力と持久力なら任せてよね! 協調性はないけどね!」
「その意気だ、レッド」
いあいあ、なっしー。
後輩、ちょっとテンパって気が触れちゃったみたいだから、どうにかしてやってっ!?
「さぁ、友情アッピルとして、円陣でも組むかな」
三人は頭を付き合わせると、かなり適当な円陣を組んだ。
「……せーのっ!」
\ がんばるぞー! / \ えいえいうぇーい / \(咳き込んでいる)/
てんでバラバラだった。
そんな松チームと、そして竹チームにバトン代わりの紐が渡る。
相当ゆるゆるに結んでいた松チームの紐は、走り出した瞬間に解けた。
「ナニコレ、すっかすかー」
「男同士で密着とかやだなにこれキモいよっテレビ来てんだよ何て言ってる場合じゃないでしょ早く一刻も早くこの紐結び直してえぇ撮られてる今カメラで撮られてるよぉお!」
「誰も言ってねえよ、レッドくん。しかしこいつぁ、腐れやべぇ……」
竹チームが、その他の後続チームが、次々と松チームを追い抜いていく。
「悪いな、先に行かせてもらうぞ」
「おっ先~!」
「ゴールで待ってるぜ」
時に竹チーム。
望月はなぜか爺達に闘争心を燃やしてしまい、逆に笑わせてやろうと、前の区間の選手を出迎えタックルで気絶させて、紐を奪おうとしたのだが。
「待て待て! 味方を押し戻してどうする」
怪しい雰囲気を察知した修に制止されて、あえなく未遂に終わった。
互いにしっかりと紐を結んだ竹チームは、5位から3位へと順位をあげた。
【順位変動 竹チーム:3位 松チーム:8位】
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
9人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月11日
参加申し込みの期限
2013年05月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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