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\ オーバータイム!/
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激走! 寝子島横断三人四脚駅伝!(最終区間)
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●いくぜ寝子島シップ! 最終区間・波乱のスタート!!
竹チームの
八神 修
は大歓声の中、ゆっくりと息を吐き出した。
このところ、体力づくりに励んでいる修。
ゆっくりとはいえ、着実に成果が見えてきている気がする。
ここで完走という結果が残せれば、きっと自信につながるだろう。
数日前からコースの下見をし、無駄のないコース取りも計算した。
とはいえ、まだ体力不足は否めない。
自分がチームメイトの足を引っ張らないかと、気がかりでもあった。
そのチームメイトの一人、
宇佐見 望月
は上級生であり、
陸上部
のメンバーでもある。
「おー、テレビだ! 撮るなら、こっちこっち!
……マイクここ? 俺様達のチームは熱い友情を示しつつ、優勝と区間賞を、掻っ攫うことを誓いまっす!
なー、竜司!」
話を振られた、望月のクラスメイトの
冴木 竜司
。
「いやぁ、望月から誘いを受けた時は、どうしようかと思ってたが……ハハッ!
陸上部として、これほどの晴れ舞台はねーな! つーわけで、八神。君もよろしくな!」
まだ緊張した面持ちの修の肩を、先輩の威厳を示すように、ぽむぽむと叩いた。
(さすが陸上部。二人とも場慣れしているのか、余裕だな)
「俺は優勝とか、区間賞狙ってねーが……やるからにはとことんだ! 望月!!」
竜司は一年からの親友(読み:腐れ縁)でもある、望月にサムズアップ。
「……俺のカッコよさを、寝子島中の幼女に見せつける!」
竜司のポッケは、幼女に与えるためのキャンディーで。
心は幼女への愛で、満ち満ちている。
唇とは、幼女を、エロを、あらゆるおっぱいへの愛を語るために存在するのだ。
少なくとも竜司の中では。
(……ただの変態か……)
修はあらぬ方向へ情熱を傾ける先輩に、残念な気持ちになった。
一方。梅チームは、まとまりがあった。
「絵梨菜と逆巻とのチームだな、よろしく頼む」
人前が苦手な
上條 暦
は、若干カメラを意識しながらも、同じチームの二人と意思の疎通を図る。
「こちらこそ、よろしくね!」
「よろしく」
竹チームもそうだが、梅チームは身長差が少なく、ほぼ横並びだ。
「全員体格は似通っているし、走り易さはあると思う」
三人四脚では、有利になるに違いなかった。
眩しい日差しがジワジワと肌を灼くが、暦は手を振る観衆に答えようと、精一杯顔を上げた。
メンバーのうち二人が女性。
唯一の男性の
逆巻 天野
も、二人に混じっても違和感がない外見だから、梅チームはその名にふさわしく、見た目にも香り立つほどに麗しい。
テレビねここのカメラが、このチームを追いかけている時間が長いのは、チームが現在1位になっているからだけではないだろう。
「わあ、いま梅が1位なの!? ここまできたら絶対優勝だよっ! 皆、頑張ろうねっ!」
チアリーディング部
に所属する、
姫神 絵梨菜
は美脚をカメラに収められながらも、堂々としたものだ。
持ち前の明るさで、チームメイトを鼓舞している。
「僕は完走が目的だから、それ以外は君達が楽しめるように、出来る限りのサポートをするね。
一応、コースの下調べしてきたよ」
暦と同様にカメラが苦手な天野は、絵梨菜の影にこそこそ隠れながら、軽くストレッチを開始する。
先日まで、風邪で体調が思わしくなかったが、どうにか走れそうだ。
しかし、ふと思い当たって聞いた。
「ねえ。上條は、何でレースに参加したの?」
「わ、私は……この大会で少しでも、人前が苦手な欠点を克服出来ればと思って」
普段の凛とした態度とは裏腹の暦の様子に、天野はなるほど、とつぶやいた。
「現に今も緊張しっぱなしだけど……先行の梅チームの皆から、バトンを受け継いで臨む大事な最終区間だ。
私達にやれるベストを尽くして、そして必ず勝とう!」
「姫神はどうして?」
「私は、そうだねぇ」
絵梨菜はツインテールを揺らして、少し首を傾けた。
「私はチアをやってるんだけど、チアリーダーは友情のスポーツなんだよっ!
チアスピリッツで皆を励ましながらゴールを目指せたら、いいなと思って」
元気に答えると、絵梨菜は笑顔で「楽しい思い出を作ろうねっ♪」と言い添えた。
「そう。僕は……」
第3区の梅チームの選手が、1位でゴールした。
三人四脚でそれぞれの足首を繋ぐ紐は、バトンの代わりだ。
それがついに解かれる。
「強くなりたくて、今度こそ
大事なもの
を守れたらいいなって。そう思ったから」
落ち込んだりもしたけど。
このまますねて、全てに背を向けるのも。
諦めて、いい子におさまるのも。どっちも気に入らないなら。
認めさせるしかないのだ。自分を。自分のルールを。
経験は、力に変わる。
梅チームのアンカーに、紐が渡された。
背の少し低い絵梨菜を中央に、屈みこんでそれを結ぶ。
慌てた絵梨菜が、ちょっとゆるくしてしまった。
つんのめって結びなおす間に、後続の一般参加チームに抜かれて、梅チームは順位を一つ落とした。
【順位変動 梅チーム:2位】
「ご、ごめんっ! こういう時こそ、しっかりやらなきゃだよね」
「どんまい、絵梨菜。まだスタートしたばかりだ、先は長い。焦らず行こう」
「うん、ありがと。よ~し、この分はこれから頑張って、もりもり取り返しちゃうぞ~! 狙え、総合優勝」
ポジティブさを崩さない絵梨菜に、こわばっていた暦の頬にも、ようやく微笑が浮かんだ。
「ああ。参加する以上は、チームで勝利を分かち合いたいな」
手のひらは、まだ小刻みに震えているけれど。
暦が決意を新たにする。
「そうだね」
天野も1位を奪っていった、選手達の背中を見つめた。
勝ち負けには、こだわらないつもりだった。
――でも。
「僕らの番で順位を落とすのは、ちょっと癪かもね?」
悪戯っぽく言う天野に、こくりと少女達が頷く。
「よし、皆で走りぬこう」
気持ちを一つにした、梅チームの選手達が1位を奪還すべく。
前へ、前へ――!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
9人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月11日
参加申し込みの期限
2013年05月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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