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忘れ物市で待つものは
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☆画材と思い出と
「忘れられてしまった霊がたくさん陳列されてる時もあるな」
白いロングヘアと赤い瞳を持つ大人びた雰囲気の
旅鴉 月詠
は、人が聞いたらぎょっとするようなことをつぶやいた。
(所謂付喪神。捨てられたと思って怒っているか哀しんでいるか、新しい主との出会いを夢見て呼び込んでいるのか)
「傘は駅員や店の人が買いそうよな。この値段ならどうぞ持っていってと言ってやれる」
傘の値段を見ながら呟いた月詠は、そこに鋭い眼光のなじみの顔を見つけた。
「よう、旅鴉……面白いもの、じゃない興味を引く物はあったか?」
友人の刀だ。
「今来たばかりだが。うちのメイドが見たらどんな反応をするだろうと思っていた」
「どういう意味だ?」
「姉のほうだが、彼女はモノの声が聴こえるから」
「……ああ」
ろっこんか、と刀は理解する。月詠も尋ねた。
「何か良さげなものはあったかな?」
「忘れ物だからうっかり忘れちゃうレベルの大きさだよな。本とか携帯ゲーム機とか見てみるつもりだ」
「私は画材類があれば買っていこう」
片手を上げて背中を向け、月詠は文房具のコーナーへ向かった。
鉛筆、ペン、クレヨン、絵筆……様々な忘れ物が並んでいる。
使えるものは有難く頂いていこう、と手を伸ばしカゴに入れる。
そのたびにいろんな光景が浮かんだ。
「持ち物の記憶を呼び起こす神魂か……」
商売的にはこれはちょっといけないな、と感じる。
(楽しい思い出は持ち主に遠慮して買い辛く、哀しい思い出は程度によるがそうした経緯から尚の事買い辛いだろうな)
だがまあ、そもそも忘れ物市、多少の後ろめたさは覚悟の上か、と月詠は思い直す。
「忘れ物市という趣向は、持ち主が探しにくる事を狙ったものか、前の持ち主を気にしない人向けか。前の主よりうまく使ってやろう精神があれば無問題か。……おっと、これは」
それを掴んだ時、見覚えのある光景が浮かび、知り合いの忘れ物だと察しがついた。
「買い取って知り合いの家のポストにでも置いておいたらどうだろう。驚き喜ぶか恐れ慄くか」
クールな表情を崩さぬままそんな様子を想像し、月詠はそれをカゴに入れてレジに向かった。
買い物を済ませた月詠は忘れ物市の全体が見渡せる場所に立つ。
そして買った文房具を使い、モノが並んでいる様を中心にスケッチを始めた。
いろんな人たちがモノの間を通り過ぎていく。売れた後に補充されているものもあるようだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月04日
参加申し込みの期限
2016年05月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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