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ある日の出来事。-1月その2-
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高校三年生のこの時期は忙しい。
目前に控えたセンター試験へ向けての追い込みでいっぱいいっぱいになり、悠々と初売りを楽しむ、なんてことはできやしない。
もっとも、
仙藤 紫
は別だったが。
彼女は去年の夏、既に木天蓼大学文学部心理学科のAO入試に合格し、早々に進路を決めていた。そのため、受験戦争からは遠いところにいたのだ。
さらに言えば、寝子島神社の巫女のバイトで懐に余裕があるので、買い物だって気兼ねなくできる。セール対象になっていた新作のチェスターコートやマフラー、セーターなどを購入し、コスメ類もチェック済みだ。
欲しいものは事前に決めておいたし、見たい店も決めてあった。そのため買い物も予定通りの時刻に終えたが、まだ日は高い。このまま帰るのももったいなく思え、適当にウィンドウショッピングでもして、帰りにmiaoのシネコンで映画を観て帰ろうか……と考えていたら、後ろから誰かがぶつかってきた。
「わわっ……すみません、人の波に押されてしまって……大丈夫ですか?」
同時に声をかけられ、振り返ると、すまなそうな顔をした少女が立っていた。
どこかで見たような顔をしている。そう、この顔は……
「あなた、この間雪遊びをしていた……」
先日の授業中、一年生にも関わらず、授業をサボって堂々と雪遊びをしていた三人組のうちの一人ではないか。
たまたま教室の窓から見えた彼女が呼ばれていた名前は、確か――
「緒方御幸」
「は、はいっ!? って、そういうあなたは紫先輩!?」
どうやら御幸は紫のことを知っているようだった。
なぜ? と問うと、御幸は「寝子祭の前夜祭でミスコンに出場したじゃないですか。その際、激辛サンマパンを食べるパフォーマンスが魅力的で、覚えてしまっていて!」と熱く語った。
「あと、あの時の着てらした水着のセンスもいいなぁって思っていて。先輩のスタイルの良さを抜群に活かしているっていうか……」
最初は微妙な思い出だったため「そう……」と若干トーンダウンした声で対応していたが、御幸が純粋に紫に好意を抱いていると気付き、少し構ってあげてもいいかもしれない、と思い始める。
「先輩、もう帰るところですか?」
「そうね、買うものは買ったし、あとはウィンドウショッピングをして帰ろうと思っていたところよ」
「何を買ったんですかー?」
あけすけに踏み込んでくる距離感は不思議と嫌なものではなく、紫は御幸に購入品を見せた。
「わっ、やっぱり先輩、センスいいですね! これとこれの組み合わせとか絶対可愛い!」
「他にも、ほら。こういう楽しみ方もあると思わない?」
「ああーそれでこのマフラー! さすがです、オシャレの参考になりますー!」
いちいち大きく反応してみせるその姿が、段々しっぽを振っているわんこのように思えてきて、もう少し構ってあげよう、とある店を指差す。
「あなたのスタイルなら、あの店の服が似合うと思うわ」
「え、そうなんですか? あそこ、大人っぽくて入ったことないや」
「あなたは大人っぽいくらいで丁度いいのよ」
「そうなんだ……でもなんだか想像つかないなぁ。紫先輩、私、どんな服を選べばいいと思います?」
「……いいわ、コーディネートしてあげる」
颯爽と御幸を先導し、紫は店のドアを開ける。
美女二人の入店とあって、店の空気が一瞬変わったように思えたが、まあそれはいい。御幸も気にした様子はなかった。
「そうね……たとえばこのニット」
「あ、好きな感じかも」
「可愛い感じにしたいなら、こっちのアウター。大人っぽくしたいなら、パンツをこっちにして……」
自分と似たスタイルだからだろうか、御幸のコーディネートはしやすかった。
あっという間に御幸の荷物は増えていき、伴って、紫も「いいな」と思ったものを購入していったため、どの店からも笑顔で送り出された。
「まあ……参考にしてみてちょうだい」
「はい! 今日はとっても勉強になりました、ありがとうございます!」
素直な御幸の感想に、ふっと笑みをこぼしながら、紫はウィンドウショッピングを続けるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
灰島懐音
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月06日
参加申し込みの期限
2016年05月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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