this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ある日の出来事。-1月その2-
<< もどる
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
例の三人組が、今日はシーサイドアウトレットに行くと聞いたので、
阿寒湖 まりも
は現地集合して買い物をする約束を取り付けていた。
御幸たちは最初にクレープ屋に行くと言っていたので、まりももクレープ屋へ向かう。
すると、既に三人はそこにいて、クレープを頬張っているではないか。
「やっほー、お待たせ!」
「おっせーよ。つーか待ってねーし」
「いやあんたに言ったわけじゃないし。御幸と清十郎に言っただけだし。てかおっせーよって言った時点で待ってたんじゃん」
「っんとにおめーはあーいえばこーいうな」
「あんたに言われたくない」
いつものとおり、日向と軽口を交わしてから、まりもは御幸の傍へ寄った。
「御幸は何食べてるの?」
「ん? 定番のチョコバナナ系にチョコレートアイスのトッピングだよ! 新商品のなめらか生クリームのベリー&ベリーと迷ったんだけど、やっぱり定番モノが食べたくて」
「なぬっ! なめらか生クリームのベリー&ベリー!? 美味しそうじゃないの!」
急いでワゴンに駆け寄り内容を尋ねると、なんでもストロベリーをふんだんに使ったクレープのようで、そこにさらにラズベリーとブルーベリーをトッピングできるらしい。加えて、ストロベリーアイスもトッピング可、ついでにストロベリーレアチーズケーキもトッピング可とのことだった。
「ぐぬ……お財布事情との兼ね合いが厳しいなあ……」
「ストロベリーレアチーズは私トッピングしてもらったから、一口あげるよー」
「じゃあそれ以外全部のせで!」
一度は言ってみたかった『全部のせ』が言えて満足したところで、ふと、チョコバナナ系にストロベリーレアチーズケーキは合うのか? と疑問に思った。が、御幸は幸せそうにクレープを頬張っているのできっと美味しいのだろう。
注文の品を受け取ると、まりもはさっそく御幸と一口ずつ交換した。
「何これ、すごく美味しい! ケーキもしっとりしてて、でもサッパリ爽やかで……チョコアイスと混ざるとまた違う味がする!」
「だよね! チョコバナナが最強だと思うけど、苺とチョコも合うんだ~」
新発見をしたところで、まりもは日向の方を見る。
「あんたは何食べてんのよ」
「別に言う必要もねーだろーがよ」
「菱屋くんはお食事系クレープだよ。ツナピザチーズだったっけ?」
「おい言うなあほ!」
「ツナピザチーズ!? 何それ、お食事系とか邪道じゃない!」
「邪道があるからこそ王道が輝くんだろうが。いちいち文句つけてんじゃねー」
「ぐぐぐ……口の達者な奴め……」
口では勝てないと悟ったまりもは、また違う方向から攻めることにした。
「てか、前々から思ってたけど甘いもの嫌いなの? 新商品のお菓子とかよく配ってるの見るけど」
「っせーな、だったらなんだよ」
「いやー? 甘いものが嫌いなのにクレープ食べるのに付き合うとか、実は結構いい奴なのねーって思っただけー」
そう笑顔で言ってやると、日向は途端に頬を赤くし、プイ、と顔を背けた。
「あっ照れてる! 日向が照れてる!」
「るせーよ照れたんじゃなくて風で冷えただけだよ!」
「それはそれで可愛いねー」
「まじうるせえその口塞ぐぞ!」
ひとしきりからかって満足したまりもは、今度は清十郎の方を見た。彼は何を食べているのだろうか。先ほどから、一人黙々と食している。
「!!?」
その膝上に無造作に置かれた包み紙の数に、まりもは一瞬目を見開く。
「清十郎……あんたそれ何個目?」
「四個目」
「よく食べるわね」
「よく言われる」
「で、何食べたの」
「右上から順番に。なあ御幸、次は」
「やめてせーじ、私初売りで何も買えなくなっちゃう。約束は私が食べ終わるまでって話だったから終了!」
どうやら、中途半端に約束を取り付けてしまったらしい。察するに、御幸が食べ終わるまではクレープ食べ放題、だったのだろう。
「クレープ一つ食べる間に四個平らげてるとは……上村清十郎、恐ろしい子……!」
「まあ、私もなんだかんだ二つ目だったから……食べる速度がゆっくりだったんだよね」
「二つ目? 何かあったの?」
「んー、まあ色々と」
などと言っている間に次々とみんな食べ終えていくので、まりもも慌ててクレープを食べた。
ベリーの甘酸っぱさが味蕾を刺激し、得も言われぬ幸福感を得る。
これを注文してよかった、と思いながら食べ終わり、ごちそうさまをした後で、御幸の腕をぎゅっと握った。
「それじゃ御幸、行こうか!」
「うん、いいよー。まずはどこから見て回ろうか?」
「私、御幸に服を選んであげたい!」
御幸は手足が長く、すらりとした、いわゆるモデル体型だ。
こんな素敵な素体があれば、何かコーディネートしたいと思うのは女としての性だろう。
「じゃあ私はまりもちゃんに選んであげようかな? すっごく可愛いやつ」
「いいけど、フリフリとかやめてね恥ずかしいから」
「えーいいじゃんいいじゃん、フリフリなんて私着たくても着れないから見てみたいんだよね」
「むう……まあ、御幸の頼みなら、いっか。私だって御幸の服選ばせてもらうんだから」
「あんまりセクシーなのはパスで」
「似合いそうじゃん」
「胸がそんなにないから、見栄えがね?」
「御幸のサイズでないって言うと私はどうなるの……」
「わーごめん、そういう意味じゃ! 恥ずかしいの方が強いから!
あ、とにかくそういうわけで! せーじ、菱屋くん、私たちお店見て回ってくるね! 二人も自由にしててね! じゃあまた後でねー!」
こうして、少しのダメージを受けながらも、まりもは御幸とのショッピングを楽しんだのだった。
なお、御幸の選ぶ服はあまりにも可愛すぎて、着る場面が限られるためまりもは手を出さなかったとか。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ある日の出来事。-1月その2-
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
灰島懐音
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月06日
参加申し込みの期限
2016年05月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!