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寝子島高校
授業風景 ~1年7組の場合~
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【授業が終わって】
「やあやあレディ達、おつかれさま~!」
授業が終わるなり、信彦が録音に使用した機材を取りにやって来た。
「これで明日からの、健やかで希望に満ちた目覚めが約束されるというわけだねっ」
「それはよかった。これから調理室に移動らしいよ。一緒にどうだい」
千鶴が信彦に声をかける。
「えっ、ちーちゃんそれってどういうこと? まあいいや、もっちろん行くよ!」
タルトの先導で、一同は調理室に移動した。
「わっくわく~、なんでもできちゃう仄さん、今日は何を作ってくれるのかなぁ♪」
材料の調達や準備はしっかりこなしたタルトも、料理はさほど得意というわけでもない。
ここは仄に丸投げである。
「あまり時間もないしな。手早くできるものだけにするぞ」
手際よく、仄が野菜を洗い、下ごしらえをしていく。
ニンジンやカボチャはペースト状にして生地に混ぜ、オーブンへ。
余った野菜は、スープや炒め物へと姿を変えていった。
月が手伝いを名乗り出る。
「調理はあまりできないのだが。これはもう並べてしまって良いのだろうか」
「うん、そうだね。たのむよ」
手にした皿に盛られた料理は、ほかほかと湯気をたてていておいしそうだ。
「ニンジンとカボチャのケーキが焼けるまで、まだ時間がかかるな。先に食事にしてしまおう」
皿を並べたり台を拭いたり、皆こまごまと働いた。
「いただきまーっす!」
できたての野菜料理が机に並ぶ。
皆、輪になって椅子に腰かけた。
「とてもおいしそうね。まさか授業の後に手料理をごちそうになるとは思わなかったわ」
生徒の心遣いに、弥生も表情をゆるませる。
「野菜を無駄にしないレディ達の清らかな心に乾杯だねっ」
スープを口にしたタルトからも笑顔がこぼれた。
「ん~! 音楽って美味しいね~♪」
日菜や楚良、音花もスープを口に運ぶ。
「本当にすごくおいしいね」
「いい味だな」
「……お、おいしい、です。あ、温かくって……」
「うんうん」
炒め物を食べながら、千鶴はしきりとうなずいている。
月は、こんなふうに祖父母以外の人と食事をしたことなどなかったので、新鮮な思いがした。
(いつもの食卓より、ずいぶんとにぎやかなんだな)
けれど、それはちっとも悪い気はしない。
「このお野菜がさっきまで楽器だったんだもの、すごいよねぇ」
瑠奈がしみじみとつぶやいた。
やがて、オーブンが鳴ってケーキが取り出されると、皆の口からは歓声があがった。
――こうして、七組の音楽の授業は、満腹と笑顔の中に幕を閉じたのである。
【後日、某所】
翌日、早朝の星ヶ丘寮の
とある一室
。
信彦は健やかな眠りの中にあった。
やけに豪華な彼の自室の、寝台もこれまた広く、いくら寝返りをうったところで安心なつくりになっている。
そんな信彦の寝室に、『きらきら星変奏曲』が流れ始めた。
ピアノの音色が信彦を、清らかな目覚めへと、ゆるやかに導く。
「んー……、天界のメロディが聞こえるよ。まさに天女の歌声……え?」
どことなくファンキーなベース音が混じっているのはなぜだろう。
信彦はごろごろと寝返りをうった。
「味わい深い音色……だなぁ?」
野菜の笛や太鼓の音色に、木琴やアルトリコーダーの素直な音色、トライアングルのアクセントが一体となって、信彦を包み込む。
「うん、うん。クセがあるかとも思ったけど、これはこれでなかなか……」
個性豊かな音の集まりを噛みしめるように聞き入るうちに、信彦は再びまどろみの中へと落ちていった――。
その日、始業時間をすぎてもなお、教室に信彦の姿は見られなかったという。
END
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あとがき
担当マスター:
瀬野 とうこ
ファンレターはマスターページから!
個性的な生徒の集まる一年七組の音楽の授業は、演奏も個性的なものになりました。
普段の授業も心がけ次第、ですね。
毎日が有意義で楽しそうです。
クラスの交流や団結力も、一歩前進したのではないでしょうか。
弥生先生も、ひたむきな生徒に囲まれて嬉しく思っているはず。
これからも学校生活を満喫していただけますように。
ご参加のほど、まことにありがとうございました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月27日
参加申し込みの期限
2013年05月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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