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【お正月】寝子島書初め大会
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●弟妹と突撃取材
正月のシーサイドタウン駅前は、初売りの買い物客で賑わっていました。
そんな一角で、揃いのジャンパーを着たスタッフたちが忙しく立ち働いていました。
大きな紙を広げたり、箒のような筆を運んできたり……
普通のサイズの半紙や筆もあります。
準備ができるとスタッフが、『寝子島書き初め大会』と筆で書かれた看板を立てました。
書初め大会は正月の寝子島の恒例行事でした。
「寝子高新聞部として、シーサイドタウンの【寝子島書き初め大会】を見逃すわけにはいかないのです!」
椿 美咲紀
は、ポニーテールを揺らしカメラとICレコーダーを持ってやってきました。
「寝子島高校新聞部の椿と申します。書いたあとの人達にインタビュー取材させてください」
スタッフに、にこにこ元気な笑顔を向けます。
「こちらは歓迎ですよ。掲載許可は参加者の方にもらってくださいね」
スタッフの許可も取り、さっそく取材開始です。
「書道部系の人達とか来ているかな?」
あたりを見回すと。
「うー……」
頭を抱えている少女がいます。中学生くらいでしょうか。
「蒼(あおい)……一体どうしたの?」
その隣で声をかけているセミロングの美人はお姉さんのようです。
(確か水泳部の……)
取材で寝子高のあちこちを飛び回っている美咲紀にはこの大人びた美人に見覚えがありました。
(妹さんは、あおい、ちゃんというのですね)
「書初めの宿題思い出しちゃった……書くネタがないし、字が下手で憂鬱……」
などとぶつぶつ愚痴を言っているのが、近付いていく美咲紀にも聞こえてきました。
「まあまあ、せっかくだからここで書いていけばいいじゃないの。どこが悪いのかアドバイスしてあげるから」
姉の
仙藤 紫
は優しく中学二年生の妹をなだめました。
「こんにちは~、寝子高新聞部です。取材させてもらえませんか?」
美咲紀が声をかけました。
「えー、お姉ちゃんだけにしてよ。あたしの字は撮らないで」
首を振る妹に紫は苦笑します。
「寝子高の新聞に載っても蒼の知り合いには見られないと思うけど」
「いいの! それじゃあたしも書くからお姉ちゃんも書いたら」
「そうねえ……」
「じゃあ、お姉さんだけでも取材させてもらえないですか?」
「わかったわ。それじゃ妹にアドバイスするまでちょっと待ってね」
その美しさと水泳の成績で、取材を受けることに慣れている紫でした。
「そうね、ここは力が入りすぎているわ。それにここが大きすぎるわね……書き終わりの部分は、筆をすっと上に上げるように抜くのよ」
妹にどこがどう悪いのか、どういう風に書けばいいのかをアドバイスすると、紫は自分も筆を取り新しい紙に向かいました。
「それじゃ、お手本を書くわね」
余分な力の入らない美しい仕草で、紫は筆を動かしていきました。
日、月、その下には金……
明鏡止水
全体のバランスのとれた美しい書き文字に仕上がりました。
「おー、さすがですね。どんな気持ちで、どんな願いを込めて書かれましたか?」
文字をカメラに収め、わくわくしながら美咲紀は尋ねましたが。
「え……特に考えていなかったけど」
きょとんとした表情で言う紫に、美咲紀は肩透かしをくらいました。
「お姉ちゃんのそのものの言葉だよね」
妹は感心したように言います。
「あら、意味わかるのかしら?」
「当然!」
「じゃ、ここで説明して」
「邪念がなく、落ち着いた様子」
「正解よ。蒼が知ってるなんて驚いたわ」
「お姉ちゃん、これくらいわかるよ」
正月早々姦しい会話を繰り広げる二人を、美咲紀は微笑ましく見守っていました。
(仙道先輩って物静かで大人びた雰囲気の美人さんだけど、こんな一面もあるんですね)
そんなやり取りの後、紫の妹が書いた文字は……。
花鳥風月
「中学2年の女の子にしては渋いの書くわね」
紫が言い、美咲紀も頷きました。
「でも字はさっきよりうまくなったじゃない」
「えへへ」
「ほんと、お上手ですよ。それじゃ、ありがとうございました」
美咲紀はお礼を言って、次の取材相手を探しに向かったのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月09日
参加申し込みの期限
2016年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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