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【お正月】寝子島神社に願いを込めて
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ぱちり、と目を開いた
三宅 葉月
はウェーブ掛かった黒髪を梳かす。
翡翠の瞳は常と同じアンニュイさを映しているが――それが眠気からくるものなのだというのは彼女しかしらない。
大晦日を
星呼祭り
で過ごした葉月は幻想的なランタンを眺め、十分に楽しんだ後、寮に戻って一度眠りについた。
十分な睡眠の後、八時間眠った筈だが醒めぬ眠りと起きない頭に幾度も小さな欠伸を漏らした彼女は目を擦る。
「………」
低血圧にぼんやりとした頭で悩ましげに立ち上がり寒い冬であれど、被ったのは冷水。
「新年早々大丈夫かしら……」
余りの眠気に、無理に起きた頭が急にフル回転する。ベッドサイドを見遣れば、寝る前に準備していた晴れ着が置いてある。濃緑の矢羽根縞に大きな笹と梅、菊をあしらった古典柄のレトロモダンな雰囲気の晴れ着。
鮮やかな深緑と青緑は普段のビスクドールの様な雰囲気の彼女を和美人へと変えた。
からし色に朱の椿を描いた鮮やかな着物に帯飾りをつけて、下駄を鳴らした彼女はちらほらと降る雪を見上げる。
湖に棲む精霊を思わせる美貌の中でも静謐さを引き立たせる和服姿にミステリアスさを引き立てられ、見る人は小さく息を飲む事だろう。
ねこでんに乗り、ちらほらと降る雪を眺めながらゆっくりと寝子島神社へと向かう彼女は賑わいの駅へとゆっくりと降り立つ。
賑わいは前に進むのも一苦労だと早朝よりも屋台へと訪れる人々の数が増えた参道をゆっくりと歩む。
普段からゴシックロリータのドレスを纏っていることもあるのだろう。一衣も乱さぬ様にと器用に歩む彼女は髪も乱れぬ様にと髪に飾った椿にそっと触れる。
「……並ぶのね……」
ぽつりと呟いた彼女は手渡された甘酒を飲みながらゆっくりと行列が進むのを待った。
幾分か時間が立ち、コップの中身が空になった頃にようやっと賽銭箱の前へと辿りつく。
脳内で考えた願いの数々は纏まり切らない程に膨大で。
進路
も
強大な壁
も気には掛かる。今年、彼女は高校三年生になる。高校生としての最後の年はこれからの自分を決めるということだ。彼女にとっても負担も大きくなる。
悩み、立ち止まることも多いのかもしれない。上手くいかないかもしれない。
翡翠の瞳に僅かに浮かんだ不安を取り払う様にふるりと頭を振って、彼女は手を合わせた。
苦難の道があっても、引かないと決めた――
神社へと来ると決めたのも葉月にとっては珍しい決意表明なのだ。
必ず乗り越えると小さく、ほんの小さく、息を吐いた。
引いたおみくじには『末吉』と書いてあったのはここだけの話しだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
日下部あやめ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月03日
参加申し込みの期限
2016年04月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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