【球技大会】普通のサッカー（白猫組サイド） -後半-｜リアクション

【球技大会】普通のサッカー（白猫組サイド） -後半-

【後半１　～チーム分け～】

　ちなみに、フィールドの陣地の交代は行われなかった。
　つまり、どちらもそのままということになる。
　キックオフは点差で負けている白組から始まる。
　チームは以下の通り。

　白猫　　　　　　　　黒猫

DF
小山内海　　　　　　桜井ラッセル
握利平　　　　　　　上穗木千鶴
志田朝陽　　　　　　大田原いいな
御崎瀬良　　　　　　三ツ瀬銀次郎

MF
工藤耀　　　　　　　鎌八まもる
汐崎キミ　　　　　　シグレ・ナイトウォーカー
梅影裕樹　　　　　　御剣刀
旅鴉月詠　　　　　　八神修

FW
姫神絵梨菜　　　　　栖来衣夢→尾鎌蛇那伊（後半その１の中盤から）
冴木竜司　　　　　　志波拓郎

GK
鮫ノ口礼二郎　　　　猫村翡翠

「サッカー部率が高いな……」
　フィールドに出た修は、相手側のベンチを見て大きな不利を予測した。
　ちらりとまもるの方を見る。
「いきなり攻勢をかけてくるかもしれないから気をつけよう」
「あぁ」
　とっさの攻勢に対応する……それが大まかな作戦になった。
　一方白組では、意味深なやりとりがかわされていた。
　解理がノートに黒猫組の選手の分析結果を書き出していく……。
「最初からいなかった選手は別として、こんな感じなんじゃないかな？」
「敵のデータがあるのは助かるな」
「これで、注意する人物も分かるね」
　解理の解説を受けて耀と朝陽が頷いてから散っていく。
「さて、後半はどうなるやら……？」
「白い方が勝つわ……ってね」
　解理の台詞を引き継いで、ある台詞を瀬良が言う。
　それは勝利フラグであるが、さて通じるだろうか？
　主審も交代したようで、相原まゆ先生が入ってくる。
「おぉぉぉぉぉ！　これは気合いを入れねば！」
　鼻息も荒く竜司が気合いを入れたところで、それぞれの配置が終わったようだ。

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