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【球技大会】普通のサッカー(白猫組サイド) -後半-
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【後半1 ~再び歯車は止まるのか?~】
スローイングの準備が整った頃、すっかりと両チームとも陣形は元通りへと戻っていた。
スローイングの位置は校舎方面の真ん中よりやや黒猫組の陣地へと寄った場所である。
その間にも幾分か、MF同士のマークのやり合いが発生しているが……。
「後は任せたわよ……」
「任されたわよぉ!」
ハイタッチで衣夢と蛇那伊が入れ替わる。
バタンキュ~と衣夢がベンチに寄り添うように座るのを見ながら、蛇那伊はフィールドに入った。
それと同時にキミがマークをしに来る。
同時に、ほかの白猫組のMF陣がやや蛇那伊を意識したように動く。
「あらあら~大人気ね。嬉しいわ」
「人気ものはツライねー」
「大サービスしないといけないわね」
果たして大サービスが何であるかは分からないが、蛇那伊がFWで入ってきたことにより、攻撃力が上がったのは間違いない。
さて、スローイングの担当は利平である。
「どこに投げるか」
そのとき、DFとしてやや後方にいる海と目が合った。
(こくり)
その海が頷いたのを、利平は信頼した。
「よっしゃあ! 行くぞ!」
ボールはほぼノーマークだった海へと飛んだ。
中央から黒猫組の陣地よりに上がってきた海はうまくボールを受け取ると、そのままボールを月詠に回した。
海は月詠がさっとマークから外れたのを見ていたのだ。
「いいパスだ」
そう言って、月詠はボールを受け取ると、拓郎とまもるの間を縫うようにドリブルをした。
月詠はただスケッチを描いていたわけではない。
体や動作の動きを研究し、自信にフィードバックしていたのだ。
かといってすぐに動けるわけではないのだが、フィールドを駆け回っているうちにある程度は敵の動きにもサッカーにも慣れてきたらしい。
が、ここで思わぬ強敵が立ちはだかる。
「ここは通さないよ?」
「そんなに動き回ると走れなくなるぞ?」
「走れなくなるまでとことんやってやろうじゃないか」
そう言って、シグレが素早くボールを取りに動く。
「先輩といえど容赦はしない」
そういって、月詠はシグレを突破しにかかるが……。
「そう簡単に抜かせてはあげられないな」
シグレも張り付くように移動する。
「くっ……」
「足だけは取り柄でね」
あっちへふらり、そっちへくらり。
月詠とシグレは虚々実々の駆け引きを繰り広げる。
が、月詠にしてみればそう簡単にボールを奪われるわけにはいかない。
かといって、シグレとやり合って上手いことボールをキープできる可能性も低い。
そうして月詠は決断をくだした。ちょうどいい感じで敵も引きずっていたのだ。
「悪いが、ここはパスにしておこう」
そう言ってパスを回す月詠。
「よっしゃーーー! うぉぉぉ!!! 見ていてください!! まゆ先生!!!」
なんと、ボールが渡った先は竜司であった。
しかし、これには壮大なカウンターが存在した。
「愛の突撃なんて、あらやだス・テ・キ! さぁ、この胸元にドドンと飛び込んでいらっしゃい!」
「……そういう、こと、だ。……通さない、ぞ」
そう言って立ちはだかったのはなんと白猫組のMFを振り切って戻ってきていた蛇那伊と拓郎であった。
「うぉぉぉぉぉ!」
むにゅ……ぷしゅー。
何か柔らかい感触とともに、竜司は力を使い果たした……らしい。
拓郎は思わず自分の体格について色々と考えそうになったが今は考えることをやめた。
「ボールはもらっていくわね」
「……南無」
「さぁ、行くわよ!」
「……よし」
そう言って、拓郎にボールをパスする蛇那伊。
その瞬間、拓郎は大きくボールを蹴り上げた。
パワーに乗っかってボールは白猫組のゴールの方へとぐんぐん伸びていく。
「チャージ!」
その瞬間、すべてをなぎ倒すかのように蛇那伊が突進する。
ドドドドドドドドドドドッ!
そんな擬音が聞こえてきそうな全力ダッシュである。
当然、落下地点には白猫組のDFがいるし、途中の妨害だってあるが……。
「アタシのパワーは一人二人じゃ突き崩せないわ!」
「おぉっ!」
「きゃっ」
「なんてパワー……」
耀、絵梨菜、キミは半ば吹き飛ばされるように進行場所を空ける。
「ぬぉぉぉぉぉ!」
「キーパー! でかいのが来るぞ! 気をつけてくれ!」
ボールの着地地点に向かって利平が走り、朝陽がフォローできるように身構える。
その間にも蛇那伊がどんどんと直進する。
そして、それの横に同じく刀が警戒するように併走している。
「このままだと衝突するぞ!」
刀が警告する。万一を考えての併走だった。
「ふふふ、魅せてあげる! 約束ってのはね……守るから美しいのよ!」
蛇那伊は言い終わると同時に思いっきり踏み込んでジャンプをした。
身体の使い方を徹底的に刻んであるその体が宙を飛ぶ!
そのままヘッドシュートをするつもりだ。
「握! 無茶だ! 打たせろ!」
「ここであきらめて……どうするんだよ! 絶対勝つんだ!」
利平もまたボールをそらすようにジャンプした。
朝陽の忠告も気にしてはいない……背負うものは同じである。
「オ・カ・マ! ヘッドアトミックミサイル!」
「うおおぉぉっ!!!!!!!!!!!!」
その瞬間、空中で二人は交差した。
ボールにお互いヘディングをかましたのだ。
しかし、勢いがついた分、蛇那伊が有利であった。
ボールはやや曲線を描きながらもまっすぐとゴールの方へ飛ぶ。
「うおおおおおおお!」
キーパーである礼二郎が止めようと顔を上にあげたとき……。
カッ!
「っ……見えなくても!」
それは、残酷で無慈悲な昼の王者であった。
まるで計算されたかのようにそこに太陽があった。
それに気づいたときにはボールはゴールポストに突き刺さった。
ピィィィィ!
相原先生のホイッスルの音が響き渡る。
「黒猫組1点! 合計3点!」
その相原先生の声を聞きながら利平は落下していた。
しかし、利平は幸い刀が受け身をとるんだと叫んで事なきを得た。
一方……蛇那伊は、ゆっくりと立ち上がる。その体、五体満足である。
その無事な姿に黒猫組からは安堵のため息が漏れる。
「約束、果たしたわよ?」
その言葉は衣夢が近くにいなくても十分届いているのであった……。
ただいま白猫組1ー3黒猫組。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
スポーツ
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月02日
参加申し込みの期限
2013年05月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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