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冬の色に贈る
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「先生」
森 蓮
がすっと右手をあげる。久保田先生が発言を促すと、蓮は言葉を続けた。
「テーマを決めるに際して、ブレインストーミングを用いたいのですが、構いませんか?」
「ええ。その代わり、ひとりで作業を続けている人たちの邪魔にならないように、気をつけてね」
久保田先生の返答に満足そうにうなずくと、蓮は手始めに隣の席を使っていた
羽生 碧南
に声をかけた。
「もしよろしければ、少しだけお知恵をいただけませんか?」
「えっ、あっ、うん!」
突然声をかけられたことに驚きながら、碧南は蓮に倣って立ち上がる。
ふたりは互いの机を向かい合わせに移動させ、そのふたつの机の上に蓮のノートを広げた。
「ナニが始まるノ?」
机の横から覗き込んだのは
御薗井 E セレッソ
。なにやら面白そうだと見に来たようだ。
セレッソは机の上に次々と出てくる色とりどりの付箋に目を奪われる。
「いろんな色があるのネェ?」
「色だけじゃなくてサイズもたくさんあるんですよ」
そう言って、蓮が手渡したのは小ぶりな正方形の黄色の付箋。机の上にはその他に緑、桃色、青色の付箋が出されていた。
「御薗井さんもよかったら参加してください。この付箋に“冬”と聞いて思い浮かぶもの、どんなものでも構わないので単語を書きだしてノートに張っていってください」
「わかったノ!」
「なになに、セレッソさんが参加するなら私もやってみたいですねー」
緑色の付箋の束を手に取り、
薄野 五月
がふっふ、と笑う。蓮は頼もしいとその輪に招き入れた。
五月は緑の付箋を1枚剥がすと、確認するように問いかける。
「単語で書きだしたらいいのね?」
「そうですね。基本的に1枚の付箋に1ワード。かぶってもいいのでどんどん書いていってください」
「単語、ですかぁ」
蓮の言葉に碧南は少し首を傾げてから、可愛らしい字で付箋に文字を書き込んでいく。
セレッソと五月もそれに倣い、5分も経たないうちに蓮のノートは隙間なく付箋で埋め尽くされた。
「これからどうしていくノ?」
「この付箋たちをグループ分けしていくんです」
そう言って蓮が手に取ったのは、“雪”と書かれた緑と黄色の付箋。そのふたつを重ね合わせ、ノートに張り直す。
「雪というワードを中心に関連性が高いものを近くに配置していくんです」
「なるほどね。じゃあこれは近いんじゃないかなー?」
五月は雪だるまと書かれた桃色の付箋を先に動かしたふたつの下に配置する。
他にもホワイトクリスマス、白、結晶、雪山などと書かれたものがその一帯に固められた。
「いいですね。あとはこれとか」
「これもそのグループだと思うノ!」
「あ、じゃあこれはこっちかな?」
思い思いに張り直しを繰り返し、たくさんの付箋はいくつかのグループにまとめられていた。
雪にまつわるグループの他にも、日暮れの淋しさや冬に美味しい料理の名前など、様々。
そんな中で、碧南はある一か所を指差した。
「みかん、って言う単語を全員が書いているの、面白いね」
その言葉に、3人は改めてノートの上を見る。確かに4色の付箋すべてに“みかん”と書かれて貼られていた。
「冬は炬燵でみかん。最高ですね」
「この間コンビニでみかんの入ったアイスを見つけたのヨ! あったい部屋で食べると美味しいってきいたノ!」
「ビタミンCを取ることで風邪の予防にもなりますしね」
五月とセレッソと蓮。それぞれの言い分の違いに、碧南はくすりと笑う。
同じ単語でも、捉え方は全く違うのだ。
「私は、みかんって夏からの贈り物のような気がするんだよね……」
「ほっほう。なかなかロマンティックですね?」
「そ、そんなこと」
茶化すような五月の言葉に、碧南は少しだけ赤くなる。
「こうしてみると、いろんな色のイメージができるのネェ」
「そうだねー、白とか、冷たい色だけじゃなくて、窓から漏れる灯りの色とか温かみがありますもんね」
五月の言葉にセレッソはうんうんと頷く。
「何色の詩を書くか、悩んじゃうノヨ……」
「色、と言えば、冬は空気が澄んでいて他の季節より色が鮮明に映る、なんてこともあるみたいですね」
漠然としたイメージが出来上がったところで、4人は元の席に座り直し、詩を練り始める。
果たしてどのような詩ができるのだろうか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
時織椎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月11日
参加申し込みの期限
2015年12月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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