街が色とりどりのイルミネーションに彩られる時期。
赤や緑のクリスマスカラーが店を彩り、青や黄色の電飾に彩られた木々が目に鮮やかに映るころ。
白い雪や、ストーブに灯る朱色が温かい。
そんな世間とは壁一枚を隔てた、寝子島高校のとある教室。
黒板には「選択科目:現国」の文字。
教壇にはおなじみ、
久保田 美和先生が生徒たちに向き直っている。
「今日の授業は“詩”です。みなさんにはそれぞれテーマに沿った詩を作ってもらいます」
久保田先生は黒板にテーマという文字を書きだす。
「テーマは“冬の色”」
チョークの粉がはらはらと落ちる。
「みなさんの思う冬の色について、口語詩を作ってもらいます。形式は自由。散文詩でも、五七五の形でも構いません」
不肖時織です。今回もどうぞよろしくお願いいたします。
<今回の授業は>
参加者の皆様にはそれぞれ“詩”をひとつずつ作っていただきます。
冬、という季節は他の季節に比べると色が少ないような気がしませんか?
でも意外と注目してみると、冬も結構色とりどり。
そんな冬の色に詩を付けてみましょう、という授業です。
作っていただいた詩は授業内で発表していただきます。
思い思いの色をテーマに、素敵な詩を作ってくださいね。
<アクション記入時のお願い>
・どんな色についての詩か(ex.雪の白、冷えた指先の赤)
・詩の部分は『』で区切ってください(どこまでが詩の部分なのかを明確にするため)
・解説やどういう思いで作ったものかも、よろしければご記入ください。
ひとつの詩に対するテーマの色は1色に限らず複数の色になっても大丈夫です。
もうすぐ寝子島も現実もクリスマスですね。
クリスマスについての思いを久保田先生に代弁していただきましょう。
「予定ないです!!!」