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【冬季球技大会】熱血バトル! 雪合戦!(黒猫組サイド)
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●突撃!
ピィー、とホイッスルの音が響いた。10分の準備時間を終え、進撃を許可する合図だ。瞬間、声が上がった。
「とつ・にゅ~!」
蛇那伊だ。黒陣地Jの雪だるまのあたりから、何やらゴロゴロと大玉が転がってくるではないか。
「な、なんなのよアレ!?」
エヴァが目を剥く。大玉を盾のようにしてゴロゴロと勢いよく転がしてくる筋肉男に、皆目が釘付けだ。そうはいっても、負けてはいられない。
Cの雪だるまの裏から走り出して敵陣へ行くつもりだったねむるはその様子を見て一度足を止めた。エヴァも、トレードマークの扇子を懐にしまい、足元にあった雪玉を掴む。そして、Cの雪だるまの前方にある壁の裏で控えて、その横を通る蛇那伊を待った。
「今よ!」
ぼすん。
エヴァの投げた雪玉が蛇那伊の横腹にクリーンヒット。
「あぁん!」
蛇那伊はその場で招き猫……のポーズをとる。(ただし、ムッキムキボディービルバージョン)
「な、なんだか暑苦しいポーズだ!」
「でもちゃんと猫の手になってるし、多分OK!」
素晴らしい笑顔の蛇那伊が、輝かしいポーズを決めている様をあっけにとられて見つめる審判だった。
Iの雪だるまの近辺で叫び声が上がる。瓢の転がしている大玉に押しつぶされそうになり逃げ惑う生徒の声だ。
どんどん転がっていく雪玉は、どんどん大きくなっていく……!
蛇那伊のように止める者がいればよかったのだが、いかんせんこちらはがら空きだった。ごろごろと転がしながら、陣の奥の方へと瓢は向かっていく。 そこで黙っているすばるではなかった。ちくわを指に装着し、瓢の向かう地面に向かって冷凍ビームを放つ。
「おおっと……」
瓢の雪で出来た大玉が滑って空回りし、動かなくなってしまった。その隙を狙い、レナートが雪玉を放つ。雪玉を受け、あえなく瓢は招き猫のポーズとなった。走り寄ってきたすばるがビブスのジッパーを下す。
「葉っぱ一枚あればいい」
ニタァ、と笑った瓢の上半身は何と素っ裸。そして、葉っぱが片方の胸に一枚。なんというか、もうズッコケるしかない。愉悦、といった表情で招き猫のポーズを続ける瓢の横で、すばるも同じく招き猫のポーズをとるのであった。
攻め込むならば、先手必勝とばかりに切り込んでいくのは彰尋。あらかじめ用意しておいた30㎝ほどの大玉を拾い上げ、MとPの雪だるまの間にある壁から身を乗り出して勢いよくFの雪だるまに投げつける。ヒュッと勢いよく飛んで行った大玉は見事に雪だるまに命中した。その調子で雪だるまを壊そうと、彰尋はどんどん大玉を拾っては投げを繰り返す。そこへ、虎治と組んだ夏朝が現れた。4つ目の大玉を雪だるまにぶつけた時、夏朝が投げた雪玉が彰尋に命中する。
「わっ……」
あてられては仕方ない。彰尋はおとなしく招き猫のポーズをする。彰尋は視線をそらすようにして、こちらが的を持っている風を装った。先刻からもずっと、胸元を庇う仕草をしていたし、なんとなくアヤシイ。夏朝はアヤシイ人は全てビブスを開けるつもりで動いているため、早速彰尋に駆け寄ってビブスのジッパーを下した。
結果は、ハズレ。
「鴻上君、的なし!」
夏朝が大声で伝達し、招き猫のポーズをとる。
「にゃーん」
男子と二人で向き合って招き猫のポーズをしているのはなんだか滑稽だが、これもルールだ、いたしかたなし。猫のポーズを解除された彰尋がまずやったことは、夏朝に的がないか確認することだ。
「恵御納さん、的なし、か!」
ペナルティを喰らった相手を確認する作戦。だったが、自分までもう一度招き猫のポーズをとることに。
そんな夏朝を盾に進軍するのは、虎治であった。招き猫のポーズを解除して大玉を転がし、進軍し始めた瓢を見つけ、叫ぶ。
「おい、骨削ィ!」
どかぁんと音を立てて瓢の大雪玉がHの雪だるまに命中(激突)する。タックルじゃないし、雪で攻撃してるから、これは有効判定だ。
「それ以上好き勝手させねぇぞ」
ヒュッと虎治の大玉が瓢の顔面目がけてぶっとんでいった。
「ぶっ!」
思い切り雪玉を顔面に当てられ、瓢は雪まみれになって招き猫のポーズをとる。
そのとき、Hの雪だるまがぐしゃぁと崩れる。
「今のが効果的だったようだねぇ」
「クッソ……」
ギリ、と虎治は歯噛みする。けれど、ここで止まっている場合ではない。踵を返し、黒猫陣営へと駆け出した。
自陣の後方、A、D、G、の雪だるまの背後にうずたかく積んだ雪玉をソリに乗せて前方の仲間へと運ぶのは圭花。Cの雪だるまの影からJの雪だるまの的を狙うサキリに補充分の雪玉を渡すと、また後ろに戻っていく。
「ありがとう、助かる」
サキリが掴んで投げた雪玉が、ようやくJの的に命中した。そのまま、サキリは次のターゲット、Mを落とす為にFの雪だるまの背後に走る。
Oの雪だるまの背後でソリに雪玉を積んでいたトモエが動き出した。ソリをひきずって、まだ自陣に敵軍が攻め込んでいないのを確認し、MとPの間の壁目がけて走り出す。
「おまたせー!」
壁の裏からIの雪だるま目がけて大玉をぶん投げていたナタリアに、ソリを渡す。
「ありがとうございます」
ナタリアは抑揚のない声で礼を告げると、受け取った雪玉を畳み掛けるように雪だるまにぶつけた。
ぐしゃぁ。
音を立ててIの雪だるまが崩れる。
混戦状態にあったため、ナタリアの前方にあった壁も雪玉によって崩れていった。瞬間、ナタリアは立ち上がる。そして、いくつか雪玉を持ったまま、敵陣に真正面から駆け出した。ナタリアに隠れるように、良いスピードで切り込んでくる刀を発見し、ねむるはピンときた。
(――高速移動には結構な負担がかかるはず……)
ヒュッ、と勢いよく、刀を狙って玉を投げる。それを庇うため、ナタリアが刀の腕を引き被弾した。
「向こうか!」
刀が、ねむるを発見し、雪玉を投げ返す。その速さに、ねむるは避けることもかなわず招き猫ポーズに。消耗した刀を狙って、虎治が大きな雪玉を足もと目がけて放った。
「っ!!」
雪玉は、しっかりと刀に当たって弾ける。
その時、招き猫ポーズを解除した夏朝が走り寄ってきた。招き猫になった相手のビブスは、めくる! 徹底したスタンスで、刀のビブスのジッパーをめくった。
「あった!」
叫ぶなり、至近距離から小さめの雪玉を弱くぶつける。
黒猫組の隠し的、残り二つ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
寿ゆかり
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月12日
参加申し込みの期限
2015年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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