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サンタクロースの贈り物 ~サタン・クロース!~
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サタンクロース城の門前まで降りてきたねむるは、雪原を歩く一人と一匹に目を留めた。
「おや? 次ぎの勇者様がもうご到着とはね」
ねむるが適当に最初の勇者様ご一行を迎撃し、わざと負けて城内に引き入れてから、半日程だろうか。
勇者はよくこの魔王城を訪れるのだが、一日に二組目の勇者はなかなかに珍しい。
そしてそれが、先ほどの勇者達とは格が違う相手だということも、ねむるは即座に見抜いていた。
タンッと後転し、城壁に立つ。
「簡単に通してはくれなさそうだね」
「強そうだニャ……」
修とタイガは、ねむるを見上げる。
「なに、ちょっとした腕試しをしようじゃないか。君が勝ったら、とっておきのプレゼントを贈ってあげるよ」
「望むところだ。タイガ、いくぞっ」
「頑張るニャー!」
ねむるが弓を連射し、タイガは爪で、修は勇者の剣でこれを切り捨てる。
だが棒立ちで連射しているわけではないねむるの弓術は、変幻自在。
一見眠たげな風貌とは裏腹に、その運動神経は流石魔王軍にスカウトされるレベル。
タイガの動体視力をもってしても見失いそうなほど、城壁をねむるは走り、跳び、そして撃つ。
一瞬反応の遅れたタイガの前足を、ねむるの矢がかすめた。
瞬間、その場に崩れ落ちるタイガ。
「タイガっ、まさか毒?!」
「命を奪うほどの毒じゃない、ただ少し動けなくなるだけさ」
動揺する修に、ねむるは矢を放つ。
ただし、決して急所は狙わずに。
(やっばいねぇ。ついつい、楽しくなってしまうなぁ)
強敵を前に、ねむるは胸が高鳴るのを感じた。
戦闘狂としての本能が高ぶるのだ。
「タイガ、少しだけ待っていてくれ」
修が最愛の相棒を傷つけられ、城壁に全力で走る。
そしてそのまま、ぶつかる寸前に剣を城壁に突き刺し、反動を利用して城壁の上に飛び乗った。
「ひゅー、やるねぇ」
ねむるにそのまま切りつけてくる修の剣先を辛うじて避けながら、ねむるは両手をあげた。
「……何の真似だ」
「降参ってこと。ほい、解毒薬。もっとも、飲まなくても大丈夫なんだけどね。飲ませれば君の相棒はすぐに動けるようになるね」
自分で一粒食べ、毒ではないことを示しながら、ねむるは修に解毒薬の入った小袋を手渡す。
「降参ついでにさっき言った贈り物の話をしよう。この城を爆破する仕掛けを作動させてある。きっちり起爆できれば、確実にこの城の中に張り巡らされた結界を吹っ飛ばせるはずだ。勇者様にはそんなもの必要ないかな?」
「どういう事だ?」
「最後に笑うのは、僕ら人間だよ。なんてね」
タンッと城壁を蹴り、ねむるはその場を立ち去った。
修が必ず魔王を撃つことを確信しながら。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月04日
参加申し込みの期限
2015年12月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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