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サンタクロースの贈り物 ~サタン・クロース!~
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「ふむふむ、どこの城も作りは似たようなものだね」
ねむるは雪の降る中、城壁をこんこんと叩き、頷く。
すると、背後から耳障りな濁った声が響いた。
「キさマ、ソコで、ナにヲシてイル……!」
「あぁ、これは獣騎士長殿。見回りご苦労様です」
爬虫類を髣髴とさせる全身紫の鱗に覆われた魔王軍の騎士に、ねむるは頭を下げる。
魔王軍の中でも血気盛んな彼は、人でありながら魔王軍に属するねむるを良く思っていないらしい。
「ナにヲ、シてイルと、聞イてイル」
「いやだなぁ、特に何もしていないですよ。ただ、城壁の強度を確認していただけですから」
「ソのバショヲ、ミセてミロ……!」
いつでも殺してやる。
そんな鋭い眼光でねむるを睨みつけ、獣騎士長はねむるをどけて城壁に歩み寄る。
「コレハ……ウッ、キさマっ……!」
「そう、罠を仕掛けていたんだよね。通り過ぎてくれたなら、何も殺さなくてもすんだんだけど。好奇心旺盛なのかな?」
獣騎士長の背にナイフを突き立て、ねむるはしーっと人差し指を口に当てる。
ご丁寧にもナイフの先には毒が塗りこまれており、獣騎士長はその場で命を落とした。
黒い煙となってその身体は雪に消え、重厚な装備だけがその場に取り残される。
「お見事。相変わらずいい腕前だな」
パチパチと軽く拍手をして、いつの間にかねむるの後ろに来ていた亨が褒める。
「ちゃっかり背後をとっている君に褒められると、後が怖いね。これの引き取りも頼めるかな」
ねむるは足元に転がる獣騎士長の装備を指差す」
「おう、毎度あり。このレベルの装備は高く売れるんで大助かりだぜ」
「この間頼んでおいた火薬の入手はどうだろう。やっぱり難しいかな」
「馬鹿を言うな。俺に扱えねぇ品はないぜ。ほらよ!」
獣騎士長の装備を麻袋に仕舞いながら、亨は懐に入れておいた皮袋をねむるに投げてよこす。
受け取り、中を確認したねむるは軽く眉をしかめた。
「随分少なくないかな」
「おいおいおい、そいつは普通の火薬じゃないぜ。そんじょそこらの物じゃ、この雪の世界で湿気っちまうだろ。そいつは魔法で圧縮された物だ。一粒で通常の火薬の数倍の火力を保障するぜ」
それこそ、城が一瞬で吹き飛ぶレベルだと、亨は笑う。
「確かにね。君の仕入れた品なら、間違いなもない。でもいいのか? これで僕が何をするのか、君にならもうわかっているだろう?」
「その心配は無用だな。この城が無くなっても、取引先は五万とあるぜ」
魔王を名乗るものは、この世界に数多と存在するのだ。
サタンクロース城が吹き飛んだとしても、亨の商売にはまったく響かないのだろう。
「毎度あり!」
ねむるから代金を受け取って、亨は颯爽と立ち去っていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月04日
参加申し込みの期限
2015年12月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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