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限定☆クリスマスコフレをゲットせよ!
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●ロマンティックスイーツとシークレットキー
急ぎ足でmiaoの中へと入って行くのは冬の装いの
城山 水樹
だ。ティペットの付いた赤いフレアコートの隙間からチラリと見える膝上丈のタイトな黒スカート、そしてそこからすらりと伸びる足は黒のショートブーツに包まれてていて雑誌から抜け出てきたかのよう。それもそのはずで、水樹はとある雑誌の読者モデルをしているのだ。
普段は気取らないシャツ等を好むが、クリスマスコフレを手に入れる為に出て来たとなればお洒落にも気合が入るというもので、お化粧も綺麗に纏めている。
「よかった、まだ残ってた……!」
真っ直ぐに「Sweet sweets」へとやってきた水樹は、今年の限定コフレを手にしてほっとした表情を浮かべる。ディスプレイされたセットの内容は”スイートスイーツ”の名に恥じない可愛らしい見た目だった。
しっかりした正方形のクリスマスボックスに入っているのはチョコレートを思わせるケースにセットされたグラデーションアイシャドウで、柔らかく愛らしさのある印象を受けるロマンティックなブラウン系だ。
それからピンクブラウンの細身のアイライナーはパール系で目元をくっきりさせてくれる優れもの。ショートケーキを思わせるリップケースから見える口紅はレッドパールとゴールドパールが艶めくピンク系。マカロンのような見た目のスティックチークはピンクパールが煌くレディッシュピンク……どれひとつ見劣りする物はなく、水樹の心は幸せ色に染まっていく。
お目当てのコフレが売り切れてないかと心配しながら来たけれど、何とか残っていた物を手に入れて一安心だ。カラフルなショッパーを片手に、水樹は他のショップを見に移動を開始することにした。
「さぁ、他にはどんな新作コスメが出てるのか見に行くわよ!」
フロアの熱気に負けないようにコートの前を少し開けると、その裾を翻しながらブーツの踵を鳴らすのであった。
お化粧が苦手だと自覚をしている
渥美 ニナ
がコスメフロアに来たのも、この時期にかかるクリスマス色に染められたデコレーションの魔法のせいだったのかもしれない。特に何を買うと決めていた訳ではないが、駅ビルの中に入ればまだ少し先の聖夜が明日にでも来るのではないかと思える程クリスマス一色であった。
「うちの店じゃこじつけようがないのであんまり飾り付けとかしないんですけど……つい買っちゃいそうになりますね」
家業である鍵屋を思い浮かべて笑い、手にした雪だるまのオーナメントを元の棚に戻しながらニナはクリスマスの雰囲気を楽しんでいる。エスカレーターを降りるとそこはコスメフロアで、ちらりと見えたポーチのあるブースへと向かった。シックな黒のポーチを手に取ると、それがポーチ単体で売られている商品ではなく化粧品とセットのコフレとして売られている物だと気が付く。
「そう言えば、そんな時期でしたね」
クリスマスコフレとして意識して辺りを見れば、気になる商品は沢山あった。特にニナの目を惹いたのは黒と紫の組み合わせが綺麗な箱。よく見れば宝石箱のような感じで、思ったよりもいい作りの物だ。手に取って見ていると、気が付いたアドバイザーがニナへと声を掛ける。
「いらっしゃいませ、何かお探しでしょうか?」
「何か探してたわけじゃないんですけど、これ……化粧品とセットなんですよね?」
「はい、そちらは今年の限定クリスマスコフレになります。申し訳ございませんが、箱だけの別売りはしておりません」
すまなそうに頭を下げるアドバイザーに首を振りながら頭を上げてもらうと、
「ああいや、メイクって苦手で……ほら、私って地黒じゃないですか」
そう言ってニナは言外に化粧品を購入することへの苦手意識があるのだと告げた。確かに今日の服装もシンプルなカットソーと細身のデニムパンツ、ショート丈のピーコートにスニーカーとボーイッシュな雰囲気が出ている。
最低限の化粧品は持っているし、今日も軽いメイクはしているがあっさりとしたものだ。けれど、それはニナにとてもよく似合っていたし好感が持てるくらいなのだが、仮にも成人した女性がお化粧が苦手というのはどうなのかと本人は気にしているのだ。
「最低限はするんですけど、どう合わせればいいのかわからなくて、無難に落ち着いちゃうんですよね」
誰に言うでもなくそう呟くと、隣にいた長身の女性から声が掛けられた。
「あら、それならこういうの似合いそうだと思うんだけど、どうかしら?」
「え?」
差し出された白い手にはオレンジ系のチークが乗せられている。少し驚いてその声の主を見ると、雑誌にでも載っていそうなモデルみたいな女性……
城山 水樹
だった。
「突然ごめんなさいね、なんだかちょっと気になって」
「ああ、いえ。自分に似合いそうなコフレがないかって考えてたところなので」
渡されたオレンジのチークを見ながらニナがそう言うと、もし迷惑じゃなかったら一緒に選んでもいいかと水樹が申し出る。見た目は正反対にも見える二人だが、話をしてみるとさばさばとした性格はどこか似ているところもあって、ニナもその提案をありがたく受け入れることにした。
「そうね、チークはやっぱりオレンジ系が似合ってるしアイシャドウはブラウン系が良さそう。リップは色付きのグロスなんかがしっくりくるんじゃないかしら。肌に付ける量を調整すれば、派手過ぎないナチュラルな感じにもできると思うわ」
「それなら、このコフレだったら条件に合ってますか?」
ニナが指差したコフレは、先程気になっていたシックな黒と紫の宝石箱を模した箱。中身はゴールド系のオレンジチークとパールの艶が綺麗なブラウン系がセットになったアイシャドウ、それからシャンパンオレンジとパールベージュが綺麗な二層の渦巻きを描くグロスだ。
「えぇ、ピッタリだと思うわよ」
「ありがとうございます。丁度気になっていた物なので……じゃあこれ、買ってきますね」
手にした箱を持ってレジへと向かい、商品をショッパーに入れてもらっている時にお釣りと一緒に小さな箱を渡された。
「これは?」
「こちらのコフレ、”Secret lock”と言う名前になっておりまして、その名の通り鍵が掛かってるんです。それを開ける為の鍵で、”Secret key”と言います。大事になさって下さいね」
コフレの名前なんて気にもしていなかったけれど、シークレットロックにシークレットキーだなんて私らしいですねとニナは笑みを零した。水樹のところへ戻ると、違うコスメの試供品をもらっているところだった。
「ありがとうございました、おかげでいい買い物ができました」
「お節介じゃなかったならよかったわ。あなたはこれからどうするの?」
「せっかくなので、ちょっと合わせてファッション小物でも買おうかと」
「いいわね、よかったら一緒に行ってもいいかしら?私もまだ色々なものが見たくて」
並んで歩きながら、そういえば自己紹介がまだだったと二人が気付くのはもう少し後のこと。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月05日
参加申し込みの期限
2015年11月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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