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桜花寮の自室で、
羽生 碧南
は休日の過ごし方を思案していた。珍しく部活はお休みなのだが、バスケに打ち込んでいる碧南にとっては、一日の空きは手持ち無沙汰なのだ。自室にこもって、攻略中の乙女ゲームをやり込むのもアリだけれど―――
「今日は思い切って、横浜まで遊びに行こうかな?」
思い立ったら行動は早い。急いで外出着に着替え、寝子電に飛び乗る。鎌倉でJR横須賀線に乗り換え、横浜方面に向かった。
実はこの間、バスケ部の他校との練習試合のために横浜に行ったばかりだ。練習試合に勝ったご褒美に、高野先生のおごりで中華街に行って食事をした。その時の中華料理の味が印象に残っていたのだ。
「今回は、横浜港とかみなとみらいの周りを適当に回ろうっと」
桜木町駅を下車し、地図を片手に近場の日本丸メモリアルパークに向かう。秋晴れの空に、日本丸の白い帆が鮮やかに映えている。
「わあ……綺麗」
汽車通りを運河パーク方面に抜け、新港埠頭に向かうと、有名な赤レンガ倉庫がある。文明開化の時代を偲ばせる美しい建造物だ。幕末から戦前にかけて、横浜は外国との窓口だったって、歴史の先生が言ってたっけ。
ずいぶん速いペースで歩き回っているが、普段からバスケ部で厳しい練習をこなしている碧南には全く苦にならない。
「次は山下公園、行ってみよう」
朝は肌寒かったが、気温は少しずつ上がり、すっかり散歩日和になった。公園に入った碧南は、少し寂しげな秋の海を眺めた。休日なので公園も家族連れやカップルで混み合っている。
「はい、もしもし―――えー、まだ時間かかるわけ?」
携帯電話で話しながら歩く青年とすれ違う。あの人も誰かと待ち合わせかな―――碧南は青年を一瞬気にかけながらも、すぐに自分の世界に戻った。
刻人・F・ミセリア
の待ち人は、まだ来る気配がない。退屈した彼は山下公園を出ると、ふらふらと散策を始めた。彼の実家はすぐ近くにあるが、家族とは絶縁状態である。刻人がなぜここに来たかというと―――
刻人が港の見える丘公園に着いた頃、携帯電話が鳴った。
「まだ着かないの? 僕、山下公園から港の見える丘公園まで歩いちゃったよ」
傍から見ると、彼も周囲と同じように恋人か友人と待ち合わせしているありふれた青年にしか見えない。
「もう11月なのに、咲いてる薔薇もあって綺麗だよね、ここ」
電話の向こう側は、今日刻人を関内に呼び出した『組織』の人間だった。
「フランス山登るのもだいぶ疲れたなあ、昔は楽しく登れてたんだけどね」
無論、彼とすれ違う人々には、刻人は人当たりのいい好青年にしか見えていない。事実、彼の話している内容はごく当たり障りのない世間話だった。
「ああ、言ってなかったっけ? 僕の実家、この辺にあるんだよ」
実家のことに言及したとき。刻人の声色が、ほんのわずか変わった―――ような気がした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月03日
参加申し込みの期限
2015年11月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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