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寝子島高校
寝子島大橋をわたって~晩秋
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「こんな気持ちであの人に会うなんて絶対無理! でも今日は帰ってくるんだって……」
せっかくの休日だというのに、
河野 一霞
の気分は最悪だった。
「とにかく、見つからないところに行かなきゃ」
意地でも『あの人』とは顔を合わせるもんか。一霞は身支度もそこそこに家を飛び出し、そのまま旧市街をうろつきはじめた。
「……。つい衝動的に出てきちゃったけど、どうしよう……」
一霞は、すぐに自分の無計画さを反省した。子供にとって、長い一日を過ごすには寝子島は狭すぎた。どうにかして退屈を紛らせられないか、ぼんやりと考えながら歩いていると―――
「あれは、確か……木次さん、だったかしら?」
前を歩いているのは、学校で見かけたことのある女の子だった。同じクラスになったことはなかったが……。どこかに行くにしても一人じゃ味気ない。一霞は彼女にそっと近づき、声をかけた。
「ねぇ、木次さん―――今日、ヒマ?」
呼び止められた
木次 要
は、思わず伊達眼鏡の奥の目を見開いた。同じクラスではないけれど、中学の同級生。そう、確か河野さんと言ったっけ。
「暇といえば暇だけれど……」
要の方は、予定もなく旧市街をぶらついていただけで、迷惑というわけではない。
「良かった、どこかお出かけしない?」
事情はよくわからないが、一霞はどこかいっぱいいっぱいで余裕がなさそうに見えた。要は、深く詮索せずに頷く。特に目的地があるでもなく、二人は寝子電の駅に向かっていった。
「ね、電車に乗ったのはいいけど。どこか目的地はあるのかしら?」
寝子電に揺られながら要が問いかけるが、返事はない。
一霞は窓の外を見ながら、じっと物思いにふけっていたのだ。
電車に揺られていると、小さい頃に『あの人』と遊びに出かけたのを思い出す。そして、『あの人』が家からいなくなった時の喪失感。血の繋がった実の父―――窓の外は晴れているのに、心はどんどん曇っていく……
要に肩を叩かれて、一霞はわれに帰った。同行者がいたことを思い出し、慌てて作り笑いを向ける。
「行き先? そんなの決めてないよ」
「決めずに電車に乗ったの? このまま終点までいってもしょうがないでしょう」
呆れてため息をつく要に、一霞は少々投げやりに答える。
「別に、家じゃなきゃどこだって構わないもの」
一霞の声の調子に、要は何かを感じ取った。今日一日、そばにいてあげたほうがいい。
「……そうね。気分転換にいつもと違う雰囲気の場所―――無人島に行ってみない?」
要はそう言うと、東京湾にある無人島・猿島の情報を、スマホで検索してみせた。
「無人島、か……。それもいいかもしれないわね」
「こうやってネットで見るのと、実際に見るのとは違うと思うから。私も、一度行ってみたかったの」
こうして、凸凹の女子中学生コンビの行き先は決まったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月03日
参加申し込みの期限
2015年11月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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