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【お三夜】お三夜迎撃準備! と書くと過激ですが要するにですね
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小山内海の作業も終わりつつあった。来る前に用意しておいたデザインがあったこともあり、また、朝野未沙が献身的に手伝ってくれたこともあって、驚くほどスムーズに仕事は進んだのである。
デザインののベースは空色の長袖のワンピースであった。そのお尻の所に尻尾を生やした。
そこからが本格的な作業の開始だ。まずはミトンみたいな感じで肉球型の手袋を作り、それをワンピースの袖の先に縫いつけるのである。
「海ちゃんの手、本当にきめが細かくて綺麗……うっとりしちゃうわ」
そんなことを言いながら、未沙は海の手をさすってくれた。
なおこの手首の部分は、内側の所だけ開けてある。
「なるほど、こうすれば手袋から出すのと中に入れるのを使い分けれるようになるのわけね」
未沙はしきりと感心しながら、繰り返し手袋に手を出し入れしていた。
かくして、
『できたよ! とくせい、ねこちゃんワンピース~』
スケッチブックに書かれた海の文字も、なんだか元気一杯の様子なのである。青くてキュートな衣装の完成だ。
「わー! パチパチパチ」
ちょっと照れくさくなるくらい未沙はたたえてくれる。なお、いつの間に着替えたのか、未沙は猫耳メイドに変身していた。
『みさちゃん、かわいいね、そのふく』
「いいのいいの私の服は。これはいわば記号、あたしの決意だとでも思って!
可愛い女の子のお着換えを専門で手伝う猫耳メイドにあたしはなる!
ということで」
『え?』
「気にしない気にしない。ささ、お着替えお着替え……せっかくだから着てみたいでしょ? 今すぐ」
うん、というように、こくっと海はうなずいた。
「じゃあ行こう♪ ……試着室へ!」
すっと両手を背中から海の肩に乗せ、「しゅっぱーつ」と未沙は海を試着室に連れて行った。
シャーッとカーテンを引いて密室にふたりきり、未沙は喉の奥から声を出し「んっふっふ」と笑う。
「まずは今着ているものを脱ぎ脱ぎしましょ?」
と言うが早いか、もう未沙は海を脱がしにかかっている。
その手際のいいこと、素早いこと、あっという間に海は下着だけになっていた。
『はずかしいよ……』
そう弱々しい文字をスケッチブックに描くも、未沙という人はこういうとき容赦がないのである。
「気にしなーい。少なくともあたしは気にしないから! さあラストワンよ!」
そう言って海の、小ぶりなブラにてをかけたのである。
「コスプレ衣裳って見た目最優先だから、胸のあたりがきつかったりするよね。これは経験者のあたしが言うのだから間違いない! おっと、さっそく海ちゃんも大変よね。どれどれ……」
くすぐったがってもぞもぞする海を、優しくなだめながら未沙は作業を進める。
「はい、もにゅもにゅ形を変えるものをね、服に収めるのって案外難しいのよね。そうそう、あたしに全部任せて……力を抜いて……ふふふ、いい子ね……」
あまりに未沙の手つきがたくみで、そして、やはりくすぐったくて、海は白い魚のように身をよじった。
「……?」
椿美咲紀は足を止めた。
なにか、試着室から聞こえたような気がしたのだ。女性の声……?
服が窮屈で入らないのだろうか。
けれどもぞもぞは収まったようなので、それならいいか、と美咲紀は散策に戻る。長い尻尾をなびかせて、猫耳カチューシャはもう装備済み、あとはもうひとつ、なにか自分らしいアクセントがほしい。
「おおっ、ピピッとキましたですですよ!」
電撃的な出会いはまもなくして訪れた。
そこにあったのは猫ぬいぐるみ、仮装衣装としての着ぐるみではなく、持って歩けるサイズである。肩に乗せてもいけそうなコンパクトさ、いやもっとアグレッシブに、頭に乗せて歩くのも乙なものであろう。
しかしその猫ぬいは、元気一杯ハイパー猫ちゃんではない。むしろその反対、くたくたっとした感じで絶妙の『お疲れ』感があった。けれどもそれがいい。昼間ブロック塀の上で、眠るでもなく起きるでもなく、ぼんやりしている猫の雰囲気がよく出ている。
しかも、しかもだ。
そのくたくた猫が、たくさんあるのだ。
「インスピレーションがわきます……わきますよ!」
さっそく一匹、もちあげて美咲紀は声を上げる。
「この子たちを一緒に連れて歩けばそれでにゃんこまみれになれるじゃん!」
想像が止まらない。
「白黒ハチワレちゃんはタキシード着用で可愛いし。白手袋に白靴下なんで最高じゃないですか。長毛ラグドール風は茶色のポイントがキュートなのです。そしてサバトラちゃんも良いですね。白い部分も少しあって更にいいです!」
一気にお買い上げ、3匹、いや、3ニャンをまとめて美咲紀はお買い上げしてしまったのであった。
「かわいい~」
さっそく抱っこして、愛情を注入しておく。すりすりなんかも、しちゃうのである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月12日
参加申し込みの期限
2015年10月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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