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【お三夜】にゃんと奉納猫レース!
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一方、
御剣 刀
はカラスに見つからないように木陰を進んでいました。
が、運悪くカラスのピクルスは猫を探していたようです。
「ちっ。お三夜さまってのもたいしたことねえな。もうちょっと骨のある猫はいないもんかねー」
ピクルスは、木の上に立ってカーカー鳴いています。
「お。あそこにも黒猫が!」
目をつけられたのは、塀の上をたったか走ってトップ集団を追いかけている刀でした。
「え?」
振り向くと、ピクルスがとんできます。
「うわ、やっべ」
くわえた魚を落とさないように、慌てて飛び降りて木陰に隠れました。
上空からは、ピクルスが刀に「出てこいや~」と叫んでバサバサとんでいます。
「ふう。とんでもねえカラスだ」
仕方ない、少し休憩してやり過ごすことにしました。
体力も回復して、案外一石二鳥かもしれませんが、どうなることやら……。
白猫の
白浜 渚
は、無理をせず、ゆっくり堅実です。
人の少ない道を選んで、歩行者の邪魔にならないように隅をトテトテと歩いていました。
なるべく塀のすぐ近くを歩いて、カラスに見つからないようにしています。
ピクルスもカーカー鳴いて飛び回ってますが、隅をゆっくり歩いている渚は、目に入らないようです。
「何事も急がば回れ、です」
交差点に出くわせば、信号を守るのはもちろんのこと、確認も怠りません。
「右見て、左見て、後ろも……きゃ?」
暇を持て余したピクルスが飛んできました。慌てて、いったん道の隅に隠れます。
「無理は禁物ですよね」
青信号は逃しましたが、ピクルスもやり過ごして、見事に危険を回避。
改めてゆっくり進んでいきます。
この堅実な歩みは、ドタバタしているトップ集団にも、じわじわと迫っていけるかもしれません。
八神 修
とタイガもカラスを警戒していました。
塀を走りながらも、カラスの影や羽ばたきを察知するや、ささっとシンクロジャンプ! 飛び降りてしのぎます。
それでも二匹で行動していると目立ってしまうもの。ピクルスが背後から迫っていました。
「くくく。あそこのシンクロデュエット、いじめてやるか~」
バサバサッ。
突然背後から現れるピクルス。
「全速力だ!」
修はタイガに声をかけると、二匹は急加速。
間一髪のところで、とある店の軒下に潜り込んで、ピクルスの妨害をかわしました。
「ちっ。ちょこまか動きやがって……」
と退散したフリをして出てくるのを待っている、いやらしいピクルスですが、修とタイガは既にそこにはいませんでした。
こそこそと歩いて建物の反対側に出ると、ガードレールの下や樹木の影を、見つからないように抜けていきます。
大きなロスはありましたが、それでも諦めずに前進。二匹は仲良く神社をめざします。
黒猫の
三宅 葉月
は、塀にはのぼらず、地道に道をてくてく歩いていました。
高いところにのぼってしまうと、落下して怪我をするかもしれませんし、魚を落としてしまうかもしれません。
もちろん下にもさまざまな危険はありますが、そこは覚悟の上です。落ちる心配がなければ、落ち着いて対処できるというものです。
葉月は猫になっても自分のペースを崩さないのでした。
「何してるのかしら?」
交差点で考え込んでいる猫に気づきつつも、人見知りならぬ猫見知りの彼女は、静かに脇を通り過ぎました。
その考え込んでいる猫とは、
新井 すばる
です。
さて、寝子島神社への最短距離は……と頭の中で地図を広げて、いつも歩いている町を思い出して、コースを考えていました。
たまに目の前をさささっと他の猫が通り過ぎ、気持ちは焦るばかり。
だめだめ、落ち着いて考えなきゃ。
いつも白猫が寝てる家の角で右折、小さな押しボタン式の信号を越えて、表を避けて大きな水たまりができやすい暗い遊歩道……ととと、あの道は泥がはねて魚が汚れちゃうかも!
すばるは魚をくわえてうろうろしながら考えます。
道行く人にぶつかりそうで、そのたびにしなやかな体で軽やかに避けているうちに、ふと気がつきました。
そうだ、今のボクは猫だ。猫の体だ。小さくて、それは確かに危ないけれど、猫にしか通れない道があるはずだ!
すばるはささっと民家の門をくぐります。土管の中を通って、植木鉢に足をかけて塀を乗り越えて、植木の下をくぐって、
(いけるいける!)
どんどん駆け抜けていきます。
さあ、トップ集団に追いつくことができるでしょうか?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月04日
参加申し込みの期限
2015年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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