this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ぶっとべ! いきなり旅でしょう?!
<< もどる
1
…
16
17
18
19
20
…
21
つぎへ >>
>京都
『お土産探検隊(京都編)』
――京都・某所
「さぁ、どうしようかなー。ぶりちゃん、なんかいいトコあるー?」
桜庭 円
の問いかけに、
ブリジット・アーチャー
は少し考える。彼女はガイドブックを開きながら首を傾げた。
「京都御所か平安神宮は定番過ぎるかしら? だったら晴明神社はどう?」
「晴明神社!?」
ブリジットの問いかけに、円が興味を引かれたのか目を輝かせる。ブリジットはウインクを1つして言葉を続ける。
「希代の陰陽師安倍晴明を祭った神社よ。実はまだ私も行ったことなかったから、ちょうどいいわ」
ブリジットの言葉に、円は頷く。そうと決まれば、あとは向かうだけ。2人は早速そこへ向かった。
晴明神社には、ちらほらと参拝客が来ていた。まずは参拝しよう、と2人で参道に入ろうとした。が、何か見つけたのだろうか。ブリジットが足を止めた。
「あら? 流行りのVRを使った平安時代体験コーナーとかあるわ」
ブリジットの視線の先に、なにやら建物が。傍らの円はぱっ、と表情を輝かせる。
「VR平安時代体験コーナー? それ、いいね!」
2人がそこへ行くと、背の高い若者が2人を出迎えた。この辺りに本社を持つベンチャー企業で、今回は観光客に平安時代を楽しんでもらおうと試作品を持ってきたとの事だった。
近くにはモデルさんなのだろうか、陰陽師っぽい衣服の綺麗な青年が立っており、にこやかに笑っている。「五芒星の札もった、イケメンが居る!」と円が言えば、少し照れたように苦笑した。
その間にブリジットは体験コーナーの企画者となにやら話していた。
「VR用のHMDがいらない、最新式の機械なんですって」
「へぇ、すごーいっ! ゴーグルっぽいのもいらないなんてねぇ」
円が相槌を打つと、体験してみませんか? と問われる。2人は「是非!」と笑顔で頷いた。
スタッフも巻き込んでの最新式VR体験。どきどきしながら始まるのを待つ。
だが、気づいたときには平安の町並みの中に彼らはいた。円もブリジットも、平安貴族のような衣装を纏っている。
「すっごくリアルだねぇ」
「本当にそうね。においまで感じる気がするわ」
円とブリジットがそう言っていると、目の前から鬼のような形相の兵士達が駆け込んできた。しかもブリジットを見て『鬼め、ここに現れたか!』など言っている。
「もしかして、ブリちゃんの金髪が原因?」
円が首をひねっている間にも、兵士達が剣を手に襲いかかろうとする。撮影スタッフは困惑しながらもこの状況を撮影している。ブリジットは兵士達へ怒りの篭った眼差しを向けた。
「なんで私が鬼なのよ! 失礼しちゃうわねっ!」
パチンッ、と指を鳴らせば彼女の頭上から光が降り注ぐ。ブリジットのろっこん『スポットライト』の効果が発動したのだ。すると、兵士達はひれ伏して許しを請うてきたではないか。端々に聞こえるのは「神の使いだったのか」という畏怖交じりの声。これにはブリジットも円も、やれやれ、と肩をすくめる。
兵士達によってお屋敷へと案内される一行。その途中で聞いた話によると、近頃都には鬼が出没し若い娘達を攫っていくのだと言う。
(これってもしかして鬼退治というストーリー仕立てなのかしら?)
ブリジットが興味深そうに聞いていると、屋敷に到着。円はその豪奢なつくりに思わず「VIP感があって宜しい」なんて呟いた。
そうしている間に撮影クルー一同はとある部屋に通される。その奥に御簾が下がっていたものの隙間から見える十二単で誰かがいるのは明白だった。
様子を見ていると御簾があがり、愛らしい顔の女性が現れる。彼女は愁いを帯びた瞳で対面した。
「私は、清少納言と申します。神の使いである貴方がたに恐れ多くもお願いしたいことがあります。実は……」
清少納言と名乗った女性は、なんと鬼に狙われているという。その話を聞き、撮影クルーはブリジットと円に「どうするのか」と問いかけた。
「やはり、鬼退治という訳ね。私は『討鬼伝承0 ~始まりの時~までプレイ済みだし、狩装備は弓ね」
「ボク? もちろんやるよ。武士漫画全巻読んだボクがなんとかしましょう!」
2人は清少納言にそういい、、撮影スタッフ一同驚きの表情である。こうして、円には刀、ブリジットには弓が与えられ、2人で鬼退治を行うことに。
そろそろ鬼が来る時刻だ、と聞いた2人は早速庭で迎え撃つ。いつの間にか空気が張り詰め、生ぬるい風が吹いていた。
「いよいよね」
ブリジットが顔を上げると、屋敷の壁を乗り越えて鬼が顔を覗かせていた。だが、この時円はというと?
「刀って重いねぇ」
と言いながらぶんぶん刀を素振りしていた。しかもそれがタイミングよくすっぽ抜け、勢いよく鬼の脳天を切りつけていた。
「「あっ」」
まさかの展開に一同騒然。しかも鬼はぴくり、とも動かなくなりそのまま後に倒れる。
「戦闘前に倒しちゃった?」
円の間の抜けた声。そして、音もなく映像は消えてもとの風景が戻ってくるのであった。
我に返ると、先ほどの若者が、「どうでしたか?」と楽しげに笑って問いかけてくる。
「ものすっごく楽しかったよ!」
円が彼の手を握って満面の笑みでお礼を言う。ブリジットもお礼を言うも、不思議なことに先ほどの施設がまるっ、と消えていた。そして、手に残ったのは弓と刀である。
「あれ? さっきまで確かに……」
「細かいことは気にしない。でも、これがお土産でいいのかしら?」
円とブリジットは狐につままれた、とでも言うような顔で顔を見合わせるのであった。
なお、お土産に関しては……のちほど。
『お土産探検隊』(京都編・終?)
<< もどる
1
…
16
17
18
19
20
…
21
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ぶっとべ! いきなり旅でしょう?!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月27日
参加申し込みの期限
2017年02月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年02月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!