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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
ぶっとべ！ いきなり旅でしょう？！
『お土産探索隊（沖縄編）』
（こんなことになろうとは……）
椎井 莉鳥は、幼馴染の北里 雅樹と共に沖縄のとある街角にいた。
偶然寝子島の街角で出くわし、何気なく話しながら歩いていた所をテレビ局の人たちに捕まって、ダイスで出た沖縄へいつのまにか来ていた事に内心驚いてはいるが、ごちゃごちゃ言ってもはじまらないのである。
「さすがに暑いな……。でも、泳ぐにはまだ寒いか？」
「そうね。石垣島ならばもう海開きしているみたいだけど、沖縄本土は４月らしいわよ」
雅樹が額にうっすらと浮かんだ汗をぬぐいながら呟き、莉鳥が頷く。いつの間にか用意されたかばんの中を見ると着替えが入っていた。２人はとりあえずスタッフさんたちの車を借りて交代で着替える事にした。
「ふぅ、さっぱりした」
「ボタモチって人が言っていたとおりだったな」
莉鳥も雅樹も夏服に着替え、改めてお土産を探すことに。ガイドブックも借り、何にするか軽く検討することに。
元は恋人同士であった２人だが、微妙な距離感を保って幼馴染関係を続けているように見える。スタッフたちは２人が微妙に複雑な関係であることを知らないため、勝手に「幼馴染コンビ」としか見ていない。互いに「こういうものだろう」という気分で互いの距離感に頷いた。
とりあえず、名所にいってみようか、という事で２人は看板で見つけた首里城の方角へと向かうことに。
「やっぱり、番組らしくしなくてはいけないかしら？」
「番組らしく、か。……どうすればいいのかはさておき、お土産を探そう」
莉鳥と雅樹はそういいながら歩き続けた。
「今回は沖縄で視聴者へのお土産探しが、私達へのミッションだったわね」
「やっぱりお土産といえば食い物じゃないか？ 沖縄の食い物といえば……ゴーヤ？」
そんな事を言いながら首里城近くにあるお土産屋さんへ。とりあえず二手に分かれてお土産を探してみることに。
雅樹は早速食べ物のコーナーへ足を踏み入れる。そしてすぐに見つけたのはゴーヤを使ったお土産である。
「へぇ、結構色々あるもんだなぁ」
雅樹が感心したように見ていると、店員さんがお茶を進めてくれた。
「これも、もしかして？」
「はい、ゴーヤ茶ですよ」
受け取って飲んでみると、苦味もなく香ばしい味がする。これもお土産にいいかもしれないな、と思いながらかごを手に取る。
「ネタ的な所ではこんなトコだろうな」
雅樹はいくつかぽいぽいとかごに入れると、楽しげに笑った。
一方、莉鳥。彼女は硝子細工コーナーに飾られた琉球硝子のストラップに目が釘付けになっていた。
（綺麗ねぇ。あ、１２ヶ月に対応して１２色もあるのね）
莉鳥は飾られたそれを見、僅かに口元を綻ばせる。
店員さん曰く、明るいところでは光を吸収し、暗いところで光るとの事。莉鳥は１つ手に取ると、自分用に購入することに。
そして、彼女は店員さんに話をし、１２色を１つずつ手にするのだった。
「いいの、みつかった？」
「うん。こんなトコかなーって」
莉鳥が雅樹に問いかけると、雅樹は買い物籠を莉鳥に見せる。
「ゴーヤカレーに、ゴーヤのチップス、ゴーヤジュース、ゴーヤ入り沖縄そば、ゴーヤチョコ、ゴーヤせんべい、ゴーヤヨーグルトに、ゴーヤ入りラー油、ゴーヤコーヒー、乾燥ゴーヤ。そして、ゴーヤのボディジェル」
食べ物を中心に、と言った雅樹。だが、その最後の１つに莉鳥が思わず口を開く。
「最後の、食べ物じゃないわ」
「気にしたらだめだろ」
雅樹が肩をすくめる。莉鳥は「次は私ね」と１２色の硝子球ストラップを見せた。雅樹は「綺麗だね」と思わず呟く。
「これを１２名様に、という具合かしら？ １人１色、という具合で」
「どうせなら、それにゴーヤ食品もセットにするか？」
「ゴーヤセットはゴーヤセットで別にするのもいいかもしれないわよ」
２人は少し考えた後、スタッフも交えて話し合う。そして、結局はこうなった。
「沖縄担当、『腐れ縁コンビ』がお送りするお土産は、この琉球硝子玉ストラップとゴーヤセットよ。硝子球ストラップは、１２名様に。どの色がほしいかの記載もお願いします」
「そして、このゴーヤ食品+ボディジェルのセットは抽選で２名様にプレゼント。応募方法は番組の最後に案内しますから、お見逃しなく」
莉鳥と雅樹は息の合った掛け合いでお土産を紹介し、スタッフ一同も安堵した様子でこのコーナーの撮影を終了するのであった。
『お土産探検隊』（沖縄編・終）
（二人でゴーヤ茶試飲中）
莉鳥「……これ、本当にゴーヤ？」
雅樹「うん。ゴーヤで出来てる。意外と美味い……」
（こんなことになろうとは……）
椎井 莉鳥は、幼馴染の北里 雅樹と共に沖縄のとある街角にいた。
偶然寝子島の街角で出くわし、何気なく話しながら歩いていた所をテレビ局の人たちに捕まって、ダイスで出た沖縄へいつのまにか来ていた事に内心驚いてはいるが、ごちゃごちゃ言ってもはじまらないのである。
「さすがに暑いな……。でも、泳ぐにはまだ寒いか？」
「そうね。石垣島ならばもう海開きしているみたいだけど、沖縄本土は４月らしいわよ」
雅樹が額にうっすらと浮かんだ汗をぬぐいながら呟き、莉鳥が頷く。いつの間にか用意されたかばんの中を見ると着替えが入っていた。２人はとりあえずスタッフさんたちの車を借りて交代で着替える事にした。
「ふぅ、さっぱりした」
「ボタモチって人が言っていたとおりだったな」
莉鳥も雅樹も夏服に着替え、改めてお土産を探すことに。ガイドブックも借り、何にするか軽く検討することに。
元は恋人同士であった２人だが、微妙な距離感を保って幼馴染関係を続けているように見える。スタッフたちは２人が微妙に複雑な関係であることを知らないため、勝手に「幼馴染コンビ」としか見ていない。互いに「こういうものだろう」という気分で互いの距離感に頷いた。
とりあえず、名所にいってみようか、という事で２人は看板で見つけた首里城の方角へと向かうことに。
「やっぱり、番組らしくしなくてはいけないかしら？」
「番組らしく、か。……どうすればいいのかはさておき、お土産を探そう」
莉鳥と雅樹はそういいながら歩き続けた。
「今回は沖縄で視聴者へのお土産探しが、私達へのミッションだったわね」
「やっぱりお土産といえば食い物じゃないか？ 沖縄の食い物といえば……ゴーヤ？」
そんな事を言いながら首里城近くにあるお土産屋さんへ。とりあえず二手に分かれてお土産を探してみることに。
雅樹は早速食べ物のコーナーへ足を踏み入れる。そしてすぐに見つけたのはゴーヤを使ったお土産である。
「へぇ、結構色々あるもんだなぁ」
雅樹が感心したように見ていると、店員さんがお茶を進めてくれた。
「これも、もしかして？」
「はい、ゴーヤ茶ですよ」
受け取って飲んでみると、苦味もなく香ばしい味がする。これもお土産にいいかもしれないな、と思いながらかごを手に取る。
「ネタ的な所ではこんなトコだろうな」
雅樹はいくつかぽいぽいとかごに入れると、楽しげに笑った。
一方、莉鳥。彼女は硝子細工コーナーに飾られた琉球硝子のストラップに目が釘付けになっていた。
（綺麗ねぇ。あ、１２ヶ月に対応して１２色もあるのね）
莉鳥は飾られたそれを見、僅かに口元を綻ばせる。
店員さん曰く、明るいところでは光を吸収し、暗いところで光るとの事。莉鳥は１つ手に取ると、自分用に購入することに。
そして、彼女は店員さんに話をし、１２色を１つずつ手にするのだった。
「いいの、みつかった？」
「うん。こんなトコかなーって」
莉鳥が雅樹に問いかけると、雅樹は買い物籠を莉鳥に見せる。
「ゴーヤカレーに、ゴーヤのチップス、ゴーヤジュース、ゴーヤ入り沖縄そば、ゴーヤチョコ、ゴーヤせんべい、ゴーヤヨーグルトに、ゴーヤ入りラー油、ゴーヤコーヒー、乾燥ゴーヤ。そして、ゴーヤのボディジェル」
食べ物を中心に、と言った雅樹。だが、その最後の１つに莉鳥が思わず口を開く。
「最後の、食べ物じゃないわ」
「気にしたらだめだろ」
雅樹が肩をすくめる。莉鳥は「次は私ね」と１２色の硝子球ストラップを見せた。雅樹は「綺麗だね」と思わず呟く。
「これを１２名様に、という具合かしら？ １人１色、という具合で」
「どうせなら、それにゴーヤ食品もセットにするか？」
「ゴーヤセットはゴーヤセットで別にするのもいいかもしれないわよ」
２人は少し考えた後、スタッフも交えて話し合う。そして、結局はこうなった。
「沖縄担当、『腐れ縁コンビ』がお送りするお土産は、この琉球硝子玉ストラップとゴーヤセットよ。硝子球ストラップは、１２名様に。どの色がほしいかの記載もお願いします」
「そして、このゴーヤ食品+ボディジェルのセットは抽選で２名様にプレゼント。応募方法は番組の最後に案内しますから、お見逃しなく」
莉鳥と雅樹は息の合った掛け合いでお土産を紹介し、スタッフ一同も安堵した様子でこのコーナーの撮影を終了するのであった。
『お土産探検隊』（沖縄編・終）
（二人でゴーヤ茶試飲中）
莉鳥「……これ、本当にゴーヤ？」
雅樹「うん。ゴーヤで出来てる。意外と美味い……」
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2017年01月27日
- 参加申し込みの期限
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- 2017年02月03日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2017年02月03日 11時00分
