その日、ろっこんが使えなくなった。
事実を知らない人々は
使えるものとして動いた。
ある者は体力作りで九夜山に挑む。自身の限界を超えて奥深くに分け入った。
帰りはろっこんで鳥になって楽に帰る予定が大いに狂った。
山で一夜を明かす訳にはいかない。そこで知恵を絞って下山を試みる。
ある者は袋小路に追い込まれた。ろっこんで身体を小さくして隙間に逃げ込もうとした。
その肝心のろっこんが発動しない。三人を相手に不敵に笑いつつ思考を巡らせた。
ある者は歓喜した。街中で夕立に襲われた。濡れることで狼に変身する、そのろっこんが不発に終わる。
信じられないと目で驚き、全身を雨に打たれながら大いにはしゃいだ。
特別な能力のない
ひとはいつもの一日を過ごす。
様々な理由で寝子島に訪れていた
ほしびとは、ろっこんをコピーして使える
第二の星の力を封じられた。
思いもしない一日が、いつもの日常に紛れて密やかに始まる――。
※公開中のホワイトシナリオ、「ハレよ、風吹け ~ぼくらが幸せでありますように~」よりも
前の話になります。
今回のシナリオはズバリ、ろっこんが使えない日になります!
例外はありません。誰もが等しくろっこんが発動しない状態になります。
事前に知ることはできない為、PCさんによっては窮地に立たされるかもしれません。
詳細は以下をご覧ください。
+∞+ 今回の舞台 +∞+
寝子島となります。
PCに相応しい曜日や時間帯、天候を選べます(会社員なので日曜日、午後11時頃、雨が降りそうな曇天、等)。
+∞+ 制約の時間 +∞+
一日、ろっこんが使えません。日付が変わる深夜に制約が解除されて、ろっこんが発動できるようになります。
アクションによりますが、一発逆転を狙えます。
+∞+NPC&Xキャラ+∞+
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、
PCとXキャラの2人あわせて「1人分」の描写なので、無関係の行動などはお控えください。
※Xキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
※Xキャラをご希望の場合は、口調などのキャラ設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
短いですが説明は以上になります。
必要な時に発動しないろっこんで、どのような状態になるのでしょうか。
ピンチもあればチャンスもあります。PCさんの数に比例して素晴らしいドラマが生まれます。
厳しい制約の中であなたらしく、伸び伸びと羽ばたいてください(ご参加、お待ちしています)。