「ンンンマァァァーーーーーーッスルッッッ!!!!」
がしゃん、がきん!
桐野 正也が気付くと、まるでファンタジーゲームかアニメのようなイカツい鎧を着込んだ何者かが、何の脈絡もなく目の前で、いわゆるひとつのボディビル的フロントダブルバイセップスをキメていた。
「……あんた誰ーーー!?」
記憶を少しばかりたどってみれば、自分は陸上部の練習終わりに帰り支度をしているところであったはずなのだが……正也の頭の上では彼のろっこんが、クエスチョンマークと汗マークのフキダシをめいっぱいに浮かべ、その心情をありありと説明してくれている。
無理もない。何しろ彼はこの不思議な塔、寝子島はエノコロ岬の南方へと出現した
星幽塔へ足を踏み入れるのは、初めてのことだ。
「いや、っつーかそもそもここどこ……」
「よくぞ来た、異邦人よ!! 異界の戦士たちよッ!!」
がしゃん、がきん! 目の前の人物は勇ましいポーズ、すわなちボディビル的モストマスキュラーをキメると、何事かを勝手にしゃべり始めた。
「私の名は、『
ナイト・オブ・リブラス』!! 我らが『
リブラス法王国』の聖騎士団長を務めるクルセイダー・マスターにして、光栄ある
天秤座のアステリズムであるッ!!」
この大きな鎧姿の……彼? 彼女? ともかく聖騎士を名乗るそいつはガッチガチ、一部の隙も無い白銀のフルプレートアーマーを着込んでおり、背中には金刺繍を施された紺色のマントが風にたなびく。腰には長剣を帯び、手には天秤と十字架を組み合わせたような精緻な紋章のレリーフが刻まれた、大型のラウンドシールドを携えている。
頭には鎧と同じ意匠のクローズヘルムをすっぽりとかぶっていて、その顔はちらりとすら見えない。おまけに分厚い板金鎧の作る着ぶくれたシルエットや、兜にくぐもった声のおかげで、元の体格や年齢はおろか、性別さえもまったく判然としなかった。
「……ん? あれっ!?」
そして気付くと、
「何だこれ、俺カッコイイじゃん!?」
いつの間にやら正也もまた、負けじと凛々しい甲冑姿へ華麗なる変身を遂げていた。
「うむ、良く似合うぞ少年ッ! それではさっそく私と一緒に、聖なるポーズをキメるのだ!!」
「おうっ!! ってやらねぇよ!?」
法王国の街並みは、とかく美しかった。
「綺麗なところだなぁ……」
星幽塔第一階層、サジタリオ城下に開いた雑貨店『
ねこよろず』の開店準備中に呼び出されてしまったらしい猫魔導士、
遠野 まほろはしばし店のことも忘れて、目の前に広がる光景へ見入ってしまった。
抜けるような青空の下、清潔でぴかぴかと輝く真っ白な石造りの建造物が並び、天秤と十字架の紋章がそこかしこにあしらわれている。通りには清らかに澄んだ小川がささめき、あちらこちらでは目に優しい深緑の樹々が、柔らかな陽光を浴びながら青々とした葉を揺らしている。
街を貫く通りの向こうには、街の人々が法王庁と呼ぶ宮殿めいた建物がそびえ、街をぐるりと囲む堅牢そうな内壁の向こうには、無数の巨樹がそびえたつ、うっそうとしつつもどこか神秘的な佇まいの森が息づいている。
通りを行き交う人々は上質な衣をまとい、みな一様に明るく健康的な笑顔を浮かべていて、豊かな暮らしぶりが見て取れた。
「とりあえず生中なのーーー!!」
不意に聞こえたすっとんきょうな声にまほろが振り向くと、オープンテラスのような爽やかな喫茶店らしき店先で、昼間から優雅に酒を楽しむ客たちに混じり、ゴールドとブルーの見事なグラデーションを描く髪を広げた幼女が、堂々たる態度でビールを注文していた。
(あれは……
ステラちゃん?)
「おませなお嬢さん、残念ながらビールは無いのですよ。うちにあるのは、これだけ!」
応対した店員がことん、とテーブルに置いた透明なグラスに満たされているのは、何やら淡くぼんやりとした光を放つ、エメラルドグリーンの液体。
「リブラスの国民はみな、この『
聖水酒』しか飲みません。『
聖竜』様の加護を受けて育まれた、『
聖なる森』
の樹々の朝露から作られるというこの聖水酒を毎日飲んでいるおかげで、私たちは病気のひとつもせず、健康で活力に満ちあふれ、おまけにとても長寿なのですよ」
「せーすいしゅ? せーりゅー? なの?」
「聖竜様の施しになる
結界のおかげで、この国は外部からの侵入を許すこともなく、森の樹々は健やかに育ち、私たちはこうして日々を謳歌していられるのですよ!」
ステラは興味深げに、リブラスの街並みにも劣らず美しい聖水酒のグラスを覗き込み……やがてその向こうに、まほろの怪訝そうな顔を見つけると、
「あっ、おねーさん来てくれたのー! ステラさみしかったのー、うれしいの!」
ぱあっと輝くような笑顔で、少女は手招き。まほろも思わず微笑みを返した。
正也とて寝子島の住人であり、もれいびでもある。全身甲冑姿のアステリズムとやら、ナイト・オブ・リブラスからひと通りの話を聞いた後、彼はすぐにも状況へ対応してみせた。
「つまり、ここが噂の星幽塔とやらで……俺たちは
化けモンを倒して、その森を守ればいいわけだな?」
「うむ! 聖なる森へと侵入した強力なる魔物を撃退せんがため、そして魔物に奪われた
オーブへ再び光を灯さんがため、ステラに諸君らを呼び寄せるよう助力を請うたのだが……あのチビッ子は一体、どこで油を売っとんだ?」
「あ。ステラちゃんは、まだカフェにいるみたい……?」
さらにはこの場には、こくりと首を傾げて猫耳フードを揺らしたまほろや、ファンタジー風の服や装備を身に着けた寝子島住人たちが顔を揃え、否応にも事情は知れた。
普段は人の立ち入ることのできない『聖なる森』と、そこで作られる『聖水酒』は、リブラスの国民にとっては極めて重要な意味を持つ。彼らは森に住み、外敵の侵入を阻む結界を形作る『聖竜』と、それによって護られた森そのものをある種の信仰対象として敬い、大切にしているのだと聖騎士は語った。
しかし、どういうわけかその森の中を、先日から奇怪な魔物がうろめき、脅かすようになったのだという。国民には未だ伏せられているが、知れ渡る前に収拾を図りたいとのことだ。
「そっか……
この階層のオーブも、その魔物さんが持ってるんだね。うん……分かったよ。みんな、がんばろうね」
まほろが黒猫のぬいぐるみをむぎゅっと抱きしめながら言うと、正也もまた身に着けた装備を確認し、
「よし! このアーマーもけっこう動きやすいし、気に入った。魔物退治だろうと何だろうと、やってやるさ」
「おおっ、何とも頼もしい限りではないか! ありがたい! では諸君、景気づけに、私と一緒に聖なる騎士のポーズを」
「それはやらねぇよ!?」
老年の男は人目をはばかるように、ナイト・オブ・リブラスへと声をかけた。豪奢なローブを身に纏い、淡い金色に宝石を散らした冠を頭に乗せ、護衛の男たちを引き連れた、生真面目そうな瞳を鋭く細めたその老人を認めると、聖騎士はひざまずき、殊勝に声をひそめる。
「これは……
法王猊下」
「うむ。聖なる森へ魔物の侵入を許し、多くの部下をも失ったそなたに、こうして失態を雪ぐ機会を与えたこと、我らが森から賜る恩寵と心得よ」
叱責の響きを隠しもせず、法王と呼ばれた老人は、歳に似合わない眼力で、リブラスを半ば睨むように見据えて尊大に、一方的に告げる。
「聖なる森へよそ者を迎え入れるという特例、苦肉の策、その意味をよもや、理解せぬそなたではあるまいな? クルセイダー。『聖竜』に何かあれば……いや、森の真実が外部へ漏れ出るようなことあらば……」
「…………は。心得ております。いたずらに国民へ不安を与えることはいたしますまい……」
「まぁ、法王猊下だわ!」
「法王様ー!」
打って変わって、にこやかに通りの民衆へ手を上げた老人の興味が、自身から離れたことを確かめると。
聖騎士のいかめしい兜の中で、ぎり……とどこか、奥歯が軋むような音が響いた。
あらためまして『星のサーカス団』団員、墨谷幽です。
星幽塔の冒険、第五階層となる今回は、かなりがっつりとしたバトルシナリオをお届けいたしますよ~!
ガイドには、桐野 正也さん、遠野 まほろさんにご登場いただきました。ありがとうございましたー!
(こちらへご参加いただける場合は、ガイドのイメージに関わらず、ご自由にアクションをかけていただいて構いませんので! 聖なるポーズキメていただいても構いませんので!)
なお今回は、いつもの墨谷シナリオより、行動判定を厳しく行う予定です。
攻撃行動や防御行動など、アクションを状況に照らし合わせて、妥当性や有効性を(あくまでマスターの判断で)判定します。
場合によってはもちろん失敗もあり得ますので、皆さま気合を入れて臨んでくださいませー!
ステージ
舞台は、緑豊かで美しい『リブラス法王国』。『聖なる森』に住む『聖竜』が形作っているという強力な結界と、
法王庁の施行する厳格な法によって守られたこの国の国民はみな快活かつ前向きで、国土をぐるりと囲む
森そのものをある種の信仰対象として大切にしており、そこで取れる朝露から作られると言われる『聖水酒』を
こよなく愛しています。
聖水酒は強力な回復効果と一時的な能力上昇効果、美容や心身の健康にも効果があるとされる飲み物で、
国内の飲食店なら概ね手に入れることができますが、国外へ持ち出すことは固く禁じられているそうです。
なお、味はけっこう独特でクセがあり、国外から来た旅行者の反応は『これはムリ』『意外とイケる』で
概ね半々なのだとか。
聖なる森には、普段は特別に許された者しか立ち入ることができません。
今回は非常事態ということで、法王庁の特例により、皆さんも足を踏み入れることを許されました。
広さはおよそ10km四方もあり、その中央に法王国の街並みがあります。
法王国を囲む内壁から、森の出口であり結界の境界でもある外壁へ向かって伸びた舗装路を除けば、
うっそうとしていて目印などはほとんどありません。
森を管理する法王庁の説明によると、聖竜の結界の加護を受けた巨樹がつける朝露が、素晴らしい聖水酒の
元となるのだそうです。
ただし。
どうやら『聖なる森』と『聖水酒』、それに『聖竜』には、国民も知らない、何か重大な秘密があるようです……。
ミッション
『スカルドラゴン』は、四つ足と一対の翼を持つ巨大なドラゴンの骨格に、黒い粘性の液体がまとわりついて
形を成している、高い攻撃力と防御力を誇る強力な魔物です。
結界に護られているはずの『聖なる森』へ、どういうわけか入り込み、腐食性の粘液をまき散らしては
森を侵しつつあります。
次なる階層へと進むために必要な『オーブ』も、現在はこのスカルドラゴンの粘液に取り込まれている状態です。
森は広大であり、まずは敵の姿を見つけ出す必要があります。効率的な捜索で、森を脅かす魔物を倒して
法王国の脅威を排除し、オーブを取り戻して火を灯し、上層への扉を開いてください。
失敗すれば、美しい森は見るも無残な腐海と化してしまうでしょう。
<裏ミッション・法王国にまつわる謎と陰謀を暴け!!>
美しく清廉で、完璧な街並み。聖水酒を嗜み、温厚で清々しく、白々しいまでに健やかな住人たち。
あるいはちらりと聞こえた、法王とナイト・オブ・リブラスの、声を潜めた会話。
そんなものから、皆さんはこの法王国に、どこか疑問を抱くかもしれません。
そう……法王、あるいは法王庁は、『聖なる森』『聖水酒』『聖竜』について、国民へ何か、
隠し事をしているようなのです。
現状、国には大きな問題も無く、国民は何の不満も抱くこともなく、平穏な日々を暮らしているように見えます。
それでも真実を求めるのなら、あえてこの国の闇へと足を踏み込んでみるのも良いでしょう。
なお、かつて皆さんの前に現れたあの黒い影たちが、どうやらこの法王国にも潜り込んでいるようです。
影は皆さんの目的を阻止しようと襲いかかってきますので、お気をつけを。
アクション
アクションでは、以下の【1】、【2】から1つをお選びください。
【1】スカルドラゴンと戦う
聖なる森へ踏み込み、スカルドラゴンとの戦闘を行う方はこちらへどうぞ。
なお、こちらにはアステリズムのナイト・オブ・リブラスが同行します。
●捜索
スカルドラゴンは粘液を触手のように伸ばして樹々を伝ったり、無数の手足のように使ったりしながら、
森の中を高速で移動しています。
森は広大で、固まってやみくもに動いていても、遭遇するのは難しそうです。
いくつかのグループに分かれ、手分けして捜索するのも良いかもしれません。
ただし、少人数行動には危険が伴うでしょう。
捜索アクションに失敗した場合は、敵に手痛い奇襲を受けたり、戦闘中の仲間への救援が遅れてしまう等、
状況が不利になる可能性があります。
●攻撃
森の中の移動時は高速ながら、通常時のスカルドラゴンはどちらかと言えば緩慢で、
特定の部位を狙い撃ちするのは難しくなさそうです。
ただ、まとわりついて肌や肉の役割を果たしている粘液は衝撃に強く、また時間の経過によって徐々に
再生します。
ダメージを与えるには、再生が追い付かない程度の攻撃力を集中して内部の骨格を一気に破壊してしまう、
あるいは凍結させて動きを封じてしまう……など、何らかの対策を講じる必要がありそうです。
●防御
スカルドラゴンは主に、以下のような攻撃行動を繰り出してきます。対応するアクションを記述しておくと、
うまく回避したり、受けるダメージを軽減することができる場合があります。
なお、スカルドラゴンが纏う黒い粘液は、直に触れると体力や精神力、そして星の力を奪い取る特性を持ちます。
直接攻撃を試みたり、ガードする際には注意が必要です。
○突進
巨体による強烈な突進攻撃。
○コラプションタッチ
粘液を纏う前足による殴打、尾によるなぎはらい。
○廃水酒放散液弾砲
口から粘液を液弾、あるいはブレスとして射出する遠距離攻撃。
○氷霧
一定範囲内に極低温のフィールドを作り出し、とらわれた者の動きを鈍らせる。
○モーメンタルチリング
氷霧からの派生行動。極低温フィールドに一定時間留まっている対象を、瞬時に凍結させる。
○デプレッシブハレーション
粘液の触手を全周囲に伸ばし、貫き、捕らえる。
○ワンダーラスト
××詰××××スカルドラゴンの××××。自××、粘液を極大×××××散××。
【2】法王国にまつわる謎を調査する
『聖水酒』や『聖竜』について、この国に潜む秘密を追及するという方は、こちらへどうぞ。
調査すべきポイントは、主に以下のような場所が考えられます。
●街中
まずは街を歩き、国民に聞き込みを行ったり、件の聖水酒を実際に味わってみるのも良いでしょう。
ちなみに、とあるカフェのオープンテラスにはステラもいますが、お役には立たないかも。
●法王庁
国を治める法王の居宅であり、政の中心でもある、宮殿のような大きな建物。
入り口付近には礼拝所があり、法王や聖竜へ感謝の祈りを捧げる国民の姿を見ることができます。
礼拝所を除く場所は関係者以外立ち入り禁止になっており、法王国を守る聖騎士が警備に当たっているため、
内部を調査するには、見つからないよう忍び込む必要があります。
●聖水酒醸造所
法王庁に程近いところにある醸造所。全面的に立入禁止区域となっていて、国民は近づくこともできません。
一日に何度か、聖水酒の原材料であると思われる、いくつもの大瓶を積んだ馬車が訪れるようです。
こちらも敷地内を聖騎士が巡回警備を行っており、調査には見つからないよう潜入する必要があります。
●聖竜の座
聖なる森の一角にある、聖竜が住むと言われる石造りの祠と祭壇。
聖なる森に国民が入ることはできないので、関係者以外に見たことがある者はいませんが、
とても美しい祭壇であると伝えられています。
こちらの調査中にはスカルドラゴンとの遭遇の可能性がありますが、あくまで調査が目的であり、
ドラゴンと本格的に交戦することはできません。
他、法王国にありそうな場所を指定し調査していただいても構いませんが、
情報が見つかるかどうかは分かりません。
●黒い影たちについて
以前に現れた黒い人影、黒犬、黒花に加え、森の中では樹々が影に支配された黒樹なども出現し、
皆さんの行動を阻みます。主に、人目のないところへ現れることが多いようです。
影たちを倒すこともできますが、彼らはどこからかいくらでも出現し、再生します。
全く相手をしないわけにもいかず、かといって構いすぎても目的からは遠ざかってしまうため、
適切な対応が必要です。
主な登場NPC
○ナイト・オブ・リブラス
年齢不詳、性別不明。ガッチガチのフルプレートアーマーに身を包んだ、法王庁に仕える聖騎士団の長。
聖騎士はクルセイダーとも呼ばれ、ナイト・オブ・リブラスはクルセイダー・マスターの称号を持ちます。
天秤座のアステリズムを名乗り、ステラとはなんとなく知り合いのようです。
天秤座の星の力として、敵対者の攻撃によるエネルギーをゼロへと還して相殺する、極めて強固な
防御結界を作り出す能力を持ちます。
ただし、発動には数秒の準備時間を要し、発動中は一切動けません。
基本的には真面目で責任感の強い性格ながら、豪放磊落で、あまり細かいことは気にしない性分。
「私の本名? なあに気にするなッ!
騎士どのでもナイトさんでもリブラちゃんでも、好きなように呼んでくれたまえヌッハッハッ」
○ステラ
聖水酒はどうやらお気に召さなかったらしく、オープンテラスのあるカフェでミルクをくぴくぴ。
退屈しながら皆さんの帰りを待っています。
「うーっ、やっぱり生中が恋しいのー!」
星の力
星幽塔の中では、ひとりにひとつ、不思議な光が宿っています。
剣士の光(青) :剣技が上手くなる
闘士の光(オレンジ):腕っぷしが強くなる
狩人の光(紫) :弓矢が強くなる
盗人の光(金) :普段より勘がはたらき、器用になる。
(例:宝物を見つけたり、鍵開けが得意になったりする)
魔火の光(赤) :火の魔法を使える/星の光が宿った武器が火属性になる
(例:火の玉を飛ばす魔法が使える、刃に炎を纏ったりできる)
魔水の光(水色) :水の魔法を使える/星の光が宿った武器が水属性になる
(例:水流を鉄砲の様に飛ばす魔法が使える、刃に水を纏ったりできる)
魔風の光(緑) :風の魔法を使える/星の光が宿った武器が風属性になる
(例:つむじ風を起こす魔法が使える、刃に旋風を纏ったりできる)
魔土の光(茶) :土の魔法を使える/星の光が宿った武器が土属性になる
(土礫を投げつける魔法が使える、刃に砂を纏ったりできる)
癒しの光(白) :自分や他者を癒すことができる
騎士の光(桃) :乗り物(生き物や機械類。大きさは馬程度まで)を巧みに操り戦う
※星の力を小型の乗り物に変化させることもできる。
ペガサスなど架空の生き物、一般的な装備などもOK。
OK:炎を吐くチビドラゴン、手綱や鞍のついた馬 等 NG:機銃のついたバイク 等
(例:【騎士の力/剣】馬を巧みに乗りこなすアクション。※この場合乗り物は別途調達
【騎士の力/馬】星の力を馬として実体化し、巧みに乗りこなすアクション)
光は体に宿ったあと、その者にあわせた形状に変化し、身につけることになります。
(例:指輪、体に埋め込まれる、武器になっている、愛用の武器の装飾に)
※星の力のサポートは、星の力が宿ったアイテムを所持していない時は受けることができません。
※武器(剣、弓、斧、杖など)はひとりひとつ。双剣など2つで1セットのものなども可。
※星の力やその形状は、変化したりしなかったりいろいろなケースがあるようです。
(このシナリオの中では変化しませんので、今回はひとつだけ選んでください)
※もれいびは「星の力」と「ろっこんの力」の両方使えます。
※ひとは「星の力」を使えます。
※塔に召喚されると、衣装もファンタジー風に変わります(まれに変わってないこともあります)
※もちものは、そのPCが持っていて自然なものであれば、ある程度持ちこめます。
どの星の光をまとい、その光がどんな形になったかを
アクション冒頭に【○○の光/宿っている場所や武器の形状】のようにお書きください。
衣装にこだわりがあればそれもお書きください。
以上になります~。
それでは、皆さまのご参加をお待ちしております!