ここは図書室だ。
北校舎(特別教室棟・3階建て)の3階に位置するため見晴らしもいい。
生徒数に見合って図書室も広く本も豊富なようだな…。長机で勉強するのもいいだろう。
図書室では静かにな。
>昴さん
むぐむぐ・・・。美味しかったです
(このまま飲み物なしでケーキを食べ続けると程なくして一個完食してしまい、ハンカチはとりあえずおいといてケーキの付いた指をぺろりと舐める
>真白
・・・・・・・・・・・・・
(ある程度予想はできてたのでもう何も言わず、黙ってハンカチだけ差し出して食べてるのを見てる)
>昴さん
おぉ~。あ、うまー
(約束のチーズケーキに普段はやる気なさそうな瞳をキラキラと輝かせると、フォークなんていう文明の利器は使わずに両手で持ってそのまま丸かじりする/味はとても美味しかったらしく心なしか幸せそうにつぶやくと、お行儀悪くそのまま二口三口と食べ進める
>真白
頼むぞ、ほんと・・・
(これ分かってないだろうな・・・と思いつつもその言葉を信じて箱から手を離す/箱の中にはこの間リクエストされたチーズケーキが入っている)
>昴さん
お守りしましょう
(何が危険だったのかわかってるのかは謎だが昴さんの言葉に即答すると、今度こそ箱に手を伸ばして自分のもとへと引き寄せる
>真白
・・・多分お前は分かってないと思うが、今みたいな危ないことはもうするな。守れるなら、やる
(もの欲しげな視線と目が合うと少し考えてから交換条件を突きつける)
>昴さん
でもくれるつもりだったんですよね?ありがとうございます
(くれるつもりだったというところが重要らしくめげずにお礼を言うと、くれないの~・・・?という瞳で見つめる)
>真白
∑おま・・待てこら!やらんと言ってるだろうが!
(本当に思わぬ速さだったのでびっくりしつつもすぐに手をガッと掴んで開けるのを阻止し、図書室なので声を抑えつつも厳しく言い放つ)
>昴さん
ありがとうございます
(やらんと言われてもどうやらそこは聞いていなかったらしく、思わぬ素早さで箱を取り上げると勝手に開けようとする
>真白
お前にやろうと思った物だ、でももうやらん
(ちらりと箱に目を遣ってから真白に目を向け、机に座ってるので多少見上げる形でそんな事を言う)
>昴さん
それはなんですか?
(起き上ったからには机から降りるかと思えばそんなこともなく、回収された箱が気になったらしく視線で追って首を傾げる
>真白
・・・はぁ
(もうツッこむ気力も起こらないので体を離すと椅子に座りなおし、箱を回収する)
>昴さん
へーきですよ。箱は下ろしましたから無事ですし
(自分が落ちるという発想はないらしくケロリとした口調でのたまい、抱きとめられたことも特に気にした風はなく手をひらひらさせる
>真白
っ・・・気をつけろよ・・・・三階だぞ、ここ
(案の定危なく見えて焦ったらしく、座り切る前に手を伸ばして助けようとしたので体を抱くような形に)
>昴さん
いい場所をありがとうございます
(そんな言葉は意にも介さず誠意のないお礼を言うと箱を机に下ろし、其のまま足を下ろす反動で起き上がるが、下手したら体ごと外へ投げ出されてしまいそうなので見てる方ははらはらする
>真白
はろー。・・・教えるんじゃなかったな、ここ
(箱をお腹に乗せたまま手を離すと手をひらひらしてから近くの椅子に腰掛ける)
>昴さん
んー…?あぁ、昴さん、こんにちは
(箱を乗せられると気だるそうに目を開けて昴さんを見上げ、自分のあり様を気にした風もなくあいさつしながら外に投げ出した足をパタパタする
>真白
・・・・・・・
(あまりにも酷いその様子にため息をひとつつくとお腹の上に紙の箱をどんと置く/あんまり重くない)
>昴さん
…………
(寝てるのかはわからないが目をつむってるので昴さんには気付かず、風でスカートだけがパタパタなっててなんというか酷い)
>真白
居なかったら間抜けだが、ここしか知らないんだよな・・・
(紙の箱を持って現れると辺りを見渡してから移動し、とりあえずお気に入りの場所へ向かう)
・・・・あ
(移動した先に案の定居たのでぴたりと足を止める)