【ハロウィン】寝子島神社で仮装行列をしたっていいじゃないっ！｜リアクション

【ハロウィン】寝子島神社で仮装行列をしたっていいじゃないっ！

　御鏡聖は寝子島神社に住み込みで修業している女の子だ。
　そんなわけで、聖は舞と一緒にハロウィンパーティーの前日から、会場になる寝子島神社の清掃に汗を流していた。

「ハロウィンパーティで神社を開放ですか。では、綺麗な境内で皆さんをお迎えしましょう」

　あらかた大きなゴミを拾った後に、竹箒で掃き掃除を行う。
　そのあとは雑草抜きまでする徹底ぶりだ。
　境内を綺麗にしたら、次はイベントで訪れる多数の参加者の為にゴミ箱を設置しておく事も忘れない。
　大きな段ボール箱の内側にゴミ袋を貼り付け、簡易ゴミ箱を何個か作る。
　燃えるごみ用と、燃えないごみ用の二種類を用意する念の入り用だ。

　イベントが始まってからも聖はゴミの様子を漏らさず注意していて、落ちているゴミは拾い、溢れそうになっているゴミ箱は中身を出して交換するなど、気配りを忘れずイベント進行の助けを行っていた。

　舞が刀に声をかけられた時、聖は自分から狛猫さんの交代を申し出た。
　２人が遊びに行ったのを見送ると、狛猫の着ぐるみを着てみますが、これはどうして中々暑いものだった。
　余り休憩をとるわけにもいかないと、水分だけはしっかりと取るように気をつけながらお菓子を配る聖だった。

　聖の仕事はこれだけではない。ハロウィンパーティーが終わってからの神社の境内を掃除も彼女は考えていた。
　ゴミを拾ってゴミ箱を片付け、竹箒で掃き掃除をする予定だ。