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【中間テスト】テスト狂想曲 ~先生問題作ってよ?!~
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*久保田先生の場合(その2):先生、元気出して!
屋上。
須崎 蒼志
が差し入れ(?)してくれたお菓子を食べつつ、皆でひとまず
久保田 美和
の話を聞く事に。美和は時折ぐすぐす言いながらも少しずつ話してくれた。
ちゃんと聞いているか不安になった彼女に、蒼志が「ちゃんと聞いているっすよ。先生も、人付き合いとか、大変ッすね」と優しく相槌を打つ。
夢宮 瑠奈
や
御剣 刀
も、穏やかな表情でしっかりと聞いてくれており、美和はどこかほっとした様子になる。
彼女はここ最近他校で教鞭をとる国語教諭に思いを寄せていたらしい。ところが、先日、一緒に出かけている最中にいきなり「2人きりで会うのは、これで最後にしましょう」と言われたという。
なんでも、相手側から「元カノとよりを戻したい」と言われたそうだ。美和はその日告白しようと決めていただけにとてもショックだった。
「私の部屋をみても驚かなかったし、それどころか片付けるのを手伝ってくれてね。そのお礼に料理を作ったら、あんまり上手じゃないのに『おいしい』って喜んでくれて。だから、私……その人が好きになったの」
知人の紹介で知り合った相手。しかもちょっとした忘れ物を家まで届けに来てくれた事で運命を感じていた、と、美和は少しずつ話してくれた。とても優しく暖かく、なんとなく寛げる人だった、と。
「この間、告白しようとしたら『自分のような人を好きになってくれてありがとう。でも、自分は元の彼女の事が忘れられないんだ』って言われたの。その人の事を前に聞いた事があるから、凄く辛くて……」
そう言って、美和は寂しげに微笑んだ。
美和の話を聞き、それぞれの脳裏に色々なことが浮かび上がる。
蒼志は静かに美和を観察しながら紅茶を飲み干した。
(女性の愚痴って殆どが答えを求めてないんだよな。つーか、出す事で整理をつけれるという頭の良さがある……)
だったら幾らでも言えばいい。そういうスタンスで、彼は聞きに徹していた。しかし、ひとまず落ち着いたようだ。
「これは相手に気があると思わせた男性に否があるかもしれない、な」
旅鴉 月詠
が僅かに眉間に皺を寄せる。周りの者も複雑そうな顔をする。少し楽になったような表情の美和もまた、考え込みそうな表情に戻り、
瓜山 メイ
が心配している。けれども彼女は首を振り、美和に顔を上げるように促した。
「確かに、部屋の片付けがなかなか出来ないとか問題もあったかもしれない。だが、見る目のない相手の事など直ぐに忘れて、次へ……、いうなれば『柔軟に臨機応変七変化が勝ち』という所でしょうか」
「え?」
月詠がいつもの調子で語れば、美和はきょとん、としてしまう。それでも、月詠は言葉を続ける。
「いっそのこと『晩婚でもいい』『結婚できなくてもいい』と開き直るのも手では?」
「そ、それは……」
思わず小さな声で「結婚できないのは嫌かも」と呟いてしまう美和に、月詠は更にとどめ(?)を刺す。
「あえて闘争の道を歩むというのならばですが……ここで立ち止まっていいものですかね、久保田先生?」
その言葉に少し苦い表情になるものの、なんだか心が熱くなる。煽られた自覚があるのか、それでも月詠に笑ってみせる。
「その人とは、『赤い糸が繋がっていなかった』のかもしれないアル」
そう言ったのは、
畑中 華菜子
だった。彼女には恋愛経験が無い。だから、想像して彼女なりに励ます言葉を考えていた。
「私たち生徒も、先生と赤じゃないけど別の糸で繋がってるアル。だから今出会えて学校で楽しい時間を過ごせているアルよ」
受け持つクラスの生徒から言われた、暖かい言葉に美和の涙腺がまたも緩む。でも、その涙は喜びのそれだ。
「いつか絶対先生と赤い糸が繋がってる相手に出会えるから、元気出してほしいアル! 私、信じているアルっ!」
そう言って、優しく抱きしめる。大人にしてもいいものか少し考えたものの、やっぱり、大好きな先生だから、元気になって欲しいから、体が動いた。
次に口を開いたのは、
緋紅朱 赫乃
だった。彼女は赤い瞳を細め、ゆっくりと口を開いた。
「あ、あのね。私、好きだった人がいたけど……、いろいろ、事情があって、……別れ、ちゃった」
不意に、脳裏によぎったのは、その相手の姿だった。泣いている美和をみて、思わず自分の心境が重なったのか、胸が痛む。けれども、泣きたくなっても顔を上げた。
「けど、悲しいけれど……がんばろうって、前を向こうって、思うんだ。だから、ね、先生、がんばって」
寄り添うように、静かに、でも力強く言う赫乃。彼女はそっと美和の手を取り、しっかりと目を見た。
「悲しい事も、辛いことも、たくさんあるけど。私も、応援する、よ。皆も、応援してくれる、と思う」
「……ありがとう」
美和は月詠に発破をかけられたり、2人の温かい言葉をかけられ、漸く心がほぐれたような顔になった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年04月26日
参加申し込みの期限
2015年05月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年05月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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