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【ヘアピンとネコミミ】
せっかくの夏休み。でも、ちょーっとお財布の中身が不安かも……。
そんな経緯で、
恵御納 夏朝
はコンテストの裏方、実行委員のアルバイトに精を出しておりました。
「指名された方は、こちらへ集まってくださーい……!」
水着コンテストだからでしょうか、開放感で浮かれ気味なのか、奔放にあちこちへ行ってしまう参加者たちを、夏朝は忙しく誘導したり。
「ごめんなさい、そちらは関係者用のスペースなので……」
ちょっとした混乱、混沌の中、ともすれば入っちゃいけないところへ迷い込んでしまう参加者さんを、慌てて呼び止めたり。
ただ、何と言いましても、頑張って立ち回る夏朝が目を惹くのは、その扮装です。
ネコミミの布教も頼んだぜ! と快活なサンマさんにつけられた、ネコミミ。ネコシッポ!
相棒の猫パペット、ハルくんとの相乗効果もあってのことでしょうか。そんな可愛らしい姿の夏朝が声をかければ、何だかんだで参加者さんたち、お行儀良くしてくれるのでした。
(……でも、ちょっと恥ずかしいなぁ……)
ぴこぴこと腰で揺れるネコシッポに、時折、照れ顔を浮かべたりもしつつ。夏朝は参加者たちをステージ裏の更衣室や控え室へ導き、次々とさばいていきます。
(あれ……あの人?)
と、視線の先、参加者たちの中に混じり、ずーん……何やら落ち込んだ様子の、男の子が一人。
「な、なんでこんなことに……俺、見に来ただけだったのに……」
それは、
花厳 望春
でした。あまり人前に出るのは得意では無いらしく、この後待ち受けている出番に、すっかり塞ぎこんでいるのです。
「あの……大丈夫、ですか?」
「えっ!?」
夏朝が声をかけると、望春はびくりとして顔を上げました。
「あ、ええ……急に出場することになっちゃって。目立ちたくないのになぁ……」
「でも……申し訳ないですが、指名されたら、原則強制参加となっているので……」
「そうみたいですね……」
彼としても、それは分かっているのでしょう。何だかもう、苦笑いを浮かべるしかない望春。
そんな彼へ、夏朝がしてあげられることと言えば、
「が、頑張って……!」
にゃーっ、ハルくんと一緒に、激励してあげるのみ!
「……はは。そうだな、目立つのは嫌だけど……さっさと済ませてくるか。ありがとう、行ってきます」
ちょうど、壇上から彼を呼ぶ声が。どうやら出番がやってきたようです。
少しは落ち着いたのか、お礼を言って出て行く望春を、
「うん、僕も応援してるから……!」
夏朝はネコシッポをふりふり、ハルくんと共に見送りました。
●エントリーNo.16
花厳 望春
「Yeeeehaaaaw! またしても美少年が登場よーっ! ……あ、こほん。お姉さんは参加者さんたちみんなを、平等に応援しております。そこんとこ勘違いしないでね、さーっいってみましょーエントリーナンバー16番っ!」
(うう、し、視線がこんなに……! あ、あんまり俺を見ないでくれ……っ!)
夏朝の激励を勢いに変え、乗り込んだステージでしたが……改めて見回せば、望春へ容赦なく突き刺さる、数え切れないほどの視線!
もともと、望春をここへ送り込んだのは、彼の三番目の姉です。コンテストの見学をしてきて! なんて、奇妙なお使いだなぁとは、望春も思っていたのです。
(姉さん、こうなるって分かってたのかな……)
姉の思惑はさておき、びしばしと飛んでくる観客たちの眼差し。それらは多分に、女性たちからの羨望の視線なども混ざってはおりましたものの……余裕の無い望春はそれに気づくこともなく、動きはちょっぴりぎこちなかったり。
「あらら、キンチョーしてる? 大丈夫大丈夫、カッコイイよーリラックスして!
花厳 望春
さん、グリーンのパーカーに海色のボトムスが、もうー爽やか! 爽やかイケメンよね! ねえねえ、会場の乙女たちにちょーっとばかしサービスっていうかさ、そのパーカーのジッパーをね、じじじっと下ろしてみたりとか! 胸板とかおヘソとかさ、いろいろチラリっ! とか、ダメ? 無理?」
(無理だろ……!?)
ただでさえ、そわそわ。こんなのも多くの人々に見られていると思うと、とてもそれどころではありません。
それでも、そうこうするうち、望春はいつの間にやらステージの中央へ到達。
(ええと、パフォーマンス……って言われても、特に思いつかないんだよな……)
とはいえ、ここでずっとこうしているわけにもいかず。何より、早く終わらせてしまいたい!
「……えっと。
花厳 望春
です。俺、こんな風に目立つのは、本当はあんまり好きじゃなくて……水着だって、学校の授業でもなきゃ着ないし。こだわりの部分だって、特に何も……あっ」
はたと、思い至ります。望春は少しだけ、表情を明るく輝かせると、
「ヘアピン! ヘアピンが好きです!! 今日のは、水着にも合うように、ちょっとビビッドなカラーのを選んでみたんだ。ヘアピンって、可愛いのも、カッコイイのだってあるし……女の子はもちろん、男だって、ヘアピンつけたって良いと思うんだ!!」
こだわりの部分、ちゃんとあるのです。会場の人々にもお勧めしたい、大好きなものが、彼にもあるのです!
しばし望春は、持ち時間を使い切る勢いで、ヘアピンについて熱く語るのでした。
『アツい主張』を前に、もう充分にアツくなってしまった気もする望春。パフォーマンスタイムで、主張したいことまで全部語ってしまった感がありました。
ふと気づけば、再び衆人環視に囲まれた自分。
(冷静になってみると、やっぱり……は、恥ずかしくなってきた……!)
急激にいたたまれなくなった望春は、
「あ……」
ついに、臨界点を突破してしまいました。
「あんまり、見るなーーーっ!!」
「あらっちょっと、花厳さん? 花厳さーーーん!?」
司会者さんが呼び止めるも、脱兎! すごい勢いで、その場から逃げ去ってしまいました。
仕方がないので、最後の『あんまりみるな』が、彼のアツい主張なのだろう。ということになりました。
「ああ、恥ずかしかった……けど、何とか終わったな……」
「うん、お疲れさま。はい、これ」
「お、ありがとう。いただくよ」
望春が戻ってくると、夏朝はボトルに入ったスポーツドリンクを手渡しました。お礼を言いつつ受け取り、改めて安堵の笑みを浮かべる望春……と。
そんな二人を眺めているのは、次の出場者である、
神薙 焔
です。
彼女の興味は主に、夏朝……が、身につけている、ネコミミ。そしてネコシッポにありました。
(可愛いわね、あれ。そういえばちらほら、ネコミミをつけてる人がいるわね……)
夏の浜辺に、サーフィンをしにやってきた焔。突然声をかけられ、こうしてコンテストへ出場することになったのですが。
水着コンテストのはずが、時折見かけるのは、ああしてネコミミシッポをつけた人々。夏朝は実行委員でしたが、参加者の中にも時折そんな人々が混ざっていて、何だか不思議な光景なのでした。
ステージから聞こえてくるのは、焔を呼ぶ声。どうやら、そろそろ時間のようです。
(さて、行きましょうか。ちょっとは自信があるのよね、お腹もちゃんと絞ってきたし…………? あら?)
そして、気づけば。
焔自身の頭、そして腰にも……ネコミミ! ネコシッポ!
●エントリーNo.17
神薙 焔
「さっ、次の方はこちら! エントリーナンバー17番、
神薙 焔
さんの登場でーすっ。張り切ってどうぞ! ……あれ。神薙さん? 神薙さーん、どこー?」
観客たちをかきわけて、疾走する影。
ざっ ざっ ざっ ざっ ざっ ざっざっざっ。
「ちょ、ええー!? 神薙さん、意外なところからの登場っ!!」
だんっ!
砂浜を蹴った焔は、くるくるくる、空中でくるんと回転しながら、直接ステージへ!
(まずはくるりと回る……こういうことよね!)
焔ちゃん、ちょっと違うっ!
とまぁ、変則的な登場ではありましたが、会場は大ウケです。拍手と声援が巨大な渦となり、惜しみない賞賛が焔へと降り注ぎました。
「いやーびっくり、でもインパクト抜群! お客さんも大喜びよー。ネコミミシッポもつけてくれて、まさにこれ、キャット空中大回転っ! スカイブルーの大胆ビキニにビーチサンダル、サーフボードも合わせて。この、燃えるような情熱的な赤い髪とのコントラストが、いやーっ映えるわね!」
ちょっと丸めた手のひらで、ねこねこにゃーん☆ キメポーズもばっちりと。
身軽さに可憐さに、両方を見せ付けた焔でした。
焔のパフォーマンス。流れ出す軽快なメロディに乗せて……ダンスタイム!
「激しく行くわよ……!」
ネコシッポふりふり、猫の仕草を取り入れた、キレのあるネコネコダンス! を披露します。
激しく、そして可愛らしく!
ステップ踏んで、ポーズも決めて。ムーブムーブ!
やがて曲調が変わると、今度はサーフボードを小道具に、パントマイムでサーフィンを表現。エアサーフィンとも言うべき滑らかな動きは、白波に乗って海上を疾走する焔の姿を、人々へ確かに感じさせました。
完成度の高いパフォーマンスに、会場のボルテージも最高潮です。
「ふふっ。この猫は、水に強いわよ?」
そこまでは、順調な焔でしたが。
「えっ、『アツい主張』? ……考えてなかったわ。えーと……」
最後のシメにまでは気が回っていなかったらしく、どうしたものかと、少々焦り気味。
とにかく何か言わなきゃ、と、考えあぐねた末に……焔の口から飛び出したセリフは、
「夏は……そう、夏は、お肉が美味しい! 寝子島は、魚だって美味しいっ! もう体重なんて、気にしたくないのっ!!」
でした。
思わず漏れた、乙女のホンネ。
最後にやってしまった感に、お願い、みんな忘れて……! なんて、ちょっぴり肩を落としつつの退場となった焔でしたが。
大丈夫! 会場のうら若き女性たちを見てみれば、揃って、うんうん。力強くうなずいておりましたから。
「アツい主張は、魂の叫び! 男の子だって、カワイくカッコよくオシャレしたい! 女の子も、おなかまわりを気にせず焼肉だって貪りたい! 分かる、分かるなぁお姉さん、実に分かるっ! といった、切なる想いも響き渡りつつ。白沢先生、サンマさんっ!」
「オシャレさんな
花厳 望春
くん。男の子のヘアピン、とっても良いと思うわ! 可愛らしくって、清潔感もあるし。男の子の新しいアピールポイントにもなるかしら? 何より、うふふ、とっても似合っていたものね」
「
神薙 焔
ちゃん! 今回、寝子島だけにネコミミの普及を目指してたりもするんだが、早速着けてくれて嬉しかったぜ。キレキレのダンスもバッチリだ、輝いてたぜっ! なーにあんだけ踊ってりゃあ、多少のヤケ喰いじゃビクともしねえさ。大いに食べて踊って、夏を満喫してくれよな!」
「そーそー、夏は楽しんでナンボ! お姉さんも、ちょっぴりプヨったこのウェストのことはひとまず忘れて、オシャレに美味しい食べ物に、今を楽しむことにします!」
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墨谷幽
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
92人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月16日
参加申し込みの期限
2014年08月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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